Blog: Peter Jennerとの出会いと「声のサイン」、January & March 2019

Peter Jennerへの取材の経緯

3月のHarukana Showは、放送時間を90分に拡大し、London在住の2人の音楽プロデューサーのインタビューをお届けしています。一人はJoe Boydさん (HS Podcast No.417)、もう1人はPeter Jennerさん(HS Podcast No.418)です。このBlogでは、Peter Jennerとの出会いとインタビューの経緯、「声のサイン」について記します。

Peter Jennerの論文、London Free School (1966)に重要な役割

Mugikoは、1960年代のLondonの実験的なコミュニティ活動や対抗文化に関心をもち、リサーチをしてきました。2007年に図書館で、Notting HillのLondon Free Schoolの活動に関する論文(1966)を見つけました。著者のPeter  Jennerは、当時は、London School of Economicsで経済学の講師をしており、LFSでイベント企画、実施などに中心的な役割を果たしていました。西川麦子2016

ミュージシャンとなった友人からの紹介

2017年に、LondonでアーティストのSamさんとSusheelaさんに会いました。Samと最初に会ったのは30年前のバングラデシュ。私たちは、イギリスと日本でそれぞれに文化人類学を学ぶ大学院生で、バングラデシュでフィールドワークをしていました。その後、Samはミュージシャンとなり、Londonで再会しました。SamとSusheelaは、仕事を通してPeter を知っていて、私を紹介するメールをPeterに書いてくれました(感謝!)。そのおかげで、2019年に私が再び渡英した際に、Peter と会うことができたのです。

Peter JennerにHarukana Showのインタビューを申し込む

Peterは、多忙な仕事の合間を縫って、私が滞在するホテルに会いに来てくれました。カフェで、Peterの仕事について話を聞いているうちに、あっという間に楽しく時間が過ぎました。1960年代のLFSについてや、当時の対抗文化の活動がどのようにビジネスへと繋がってゆくのか、さらに詳しく話が聞きたい。思い切ってPeterに、Harukana Showへのインタビューを申し込みました。

Peterは、Sincere Mangementの名刺の後ろに、事務所への道順を書いてくれました。Sincere Managementは、Peterと亡くなった妻のSumiさんが1980 年代初めに設立しました。現在は、Peterと娘のMushiさんが運営しています。来週、Peterのオフィスを訪問することになりました。

Tateishiからのリクエスト、「声のサイン」が欲しい

MugikoはLondonから、Harukana ShowのスタッフのTateishiに事の経緯を知らせました。Tateishiは、熱烈なPink Floydのファンです。2017年にV&AでPink Floyd展が開催された時にも、わざわざLondonまで観に来ています。そのPink Floydの最初のマネージャーであるPeter Jennerに会うのならぜひ、と彼から届いた長いメールの最初にこう記されていました。

あらためて『ピンクフロイドの狂気』(P-Vine book)という伝記本を読んでみると(原著は Mark Blake著『Comfortably Numb: The Inside Story of Pink Floyd』です)、ここにはホッピーやボイド、そしてジェナーたちの当時の動きがかなり細かく書かれているのですが、ジェナーさんはバンドの最初のマネージメントを担当し、そしてフロイドのデビューアルバム(1967)の一曲目、「Astronomy Domine (天の支配)」のイントロで、拡声器メガホンを通したような声で人間の言葉が流れてくるのですが、その声の主がジェナーさんのようです。Mark Blakeの著作によると「子供向けの天体の本から星の座標を読み上げている」とのことです。これがどういう本なのかが、マニアとしては出典が気になってきます(笑)。

そう思うと、サインならぬ「声サイン」が欲しいです(笑)ICレコーダーで録音されると思うので、ぜひチャンスがあれば(失礼でなければ)僕の名前を呼びかけるメッセージを収録していただけると非常にとっても嬉しいです(笑)Tateishi

Mark Blake(2007), 中谷ななみ訳・伊藤英嗣監修・伊藤一道編集『ピンク・フロイドの狂気』『ピンク・フロイドの神秘』(2009, P-Vine Books)

Tateishiがどれほど熱狂的なPink Floydのファンであるか

知り合って間もない人への英語での取材で声のサインをもらう。私にはかなり難易度の高いリクエストです。Peterに、Harukana ShowのスタッフのTateishiが、どれほどのPink Folydのファンであるかを、まずは伝える必要があります。Tateishiに2枚の写真を送ってくださいとお願いしました。1枚は、Tateishiのブログの「無印良品の『キャリーカート』の外観を、ロックバンドの機材運搬ケース風(実際は大昔のピンク・フロイドのあれ)にステンシルでカスタマイズしてみた件」(2018.7.17)に掲載されていたスーツケースの写真と、もう1枚は、フリーペーパー「HOWE」Vol.22の写真です。そして、Peterが読みやすいように、大きな字でTATEISHIと書いた紙を用意しました。

2019年1月29日のPeter Jennerのインタビューは、2時間におよびました。その最後に、この2枚の写真を見せて、PeterからTateishiへの「声のサイン」とHarukana Showへのメッセージを録音させてください、TATEISHIと呼びかけてください、とお願いしました。Peterは、この奇妙なリクエストを、愉快そうに承諾してくれました。まずは、TATEISHIの発音を練習。そして、「声のサイン」とメッセージを収録させていただきました。

Message from Peter to Tateishi and Harukana Show, Jan.29, 2019

Message from Tateishi to Peter and Mushi, March22, 2019

2019年3月22日の放送で、PeterからのTateishiとHarukana Showへのメッセージと、KyotoにいるTateishiからPeterとMushiへの声の返信をお届けすることができ、ほっとしました。Peterさん、Mushiさん、Samさん、Susheelaさん、Tateishiさん、ありがとうございました。Mugi

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