No.428-2, May31, 2019, 「多文化交流の達人」with Mikeさん

教育学をグローバルに実践から学ぶ

Mikeさんは、台湾の大学を卒業してから、日本、フィンランド、アメリカ、キューバなど、各地で研究と文化交流の活動に携わってきました。イリノイ大学の博士課程に在籍し、また、同大学のCenter for East Asian and Pacific Studies(CEAPS)では、Outreach Coordinatorとして活動されています。Mikeさんを一言で紹介するなら、「多文化交流の達人」です。

Mikeさんからの自己紹介

“Mike Yuchuan Shen is a multilingual professional in international relations, business, and education. He loves to travel, exercise, music, movie and good food.”

Part3,  台湾、フィンランド、日本、アメリカ、キューバ… Mikeさんの多文化交流の旅は続く21m

良い教師に出会い、教育学の道へ

Mikeさんは、高校まで「やんちゃな」生徒でしたが、良い教師に出会い、人の人生に直接に影響を与える仕事に関心を持ちました。台湾の大学では教育学を専攻し、フィンランドのヘルシンキ大学でも勉強する機会を得ました。フィンランドは、公共の交通機関が、利用者の収入によって料金が異なることに驚き、また、学校のランク付などの格差がなく、学校教育の中で競争を強いられないことが印象的でした。

台湾と日本で教育に携わる

大学卒業後は、台湾、そして日本でも、教育関係の仕事に携りました。2009年から2012年には、Tokyoにある中国系の学校でChineseやEnglish  を教えていました。この時、卒業式で生徒とともに歌った曲が、番組でお届けしたアンジェラ・アキ「手紙〜15歳の君へ〜」でした。

NY大学の大学院でグローバルに実践から学ぶ

5年前に渡米し、New York大学に2年間在籍し、大学院修士課程の勉強をしました。Mikeさんは、教育を通した文化交流に強い関心があります。NY大学在学中に、履修したコースの一環でキューバへも行きました。国連でインターシップをしたこともあります。

イリノイ大学で地域コミュニティとも関わりながら活動を展開

3年前にイリノイ大学の教育学の博士課程に入りました。そこで、いろいろなプログラムをとおして、地域の学校へ教えに行くこともあります。また、CEAPSのアウトリーチの活動をとおして、東アジア系のコミュニティのために活動や、中国語、韓国語、日本語を使った教育プログラムを展開していこう考えています。(まとめbyMugi)

番組開始直前、RyutaさんがPCの画面に登場、Mikeさんを囲んで3人トーク@WRFU, Urbana, May31, 2019

「クラス」の重さwith Ryuta-san&Mike-san

Ryutaさんも、日本の学校だけでなく、オーストラリアやアメリカでも教育を受けています。オーストラリアでは、高校でも、大学のように生徒それぞれが受講する科目を決め、その授業が行われる教室に集まります。日本のように、クラス全員が同じ教室で1日じゅう顔を合わせることはありません。MikeさんとRyutaさんのお話を聞いて、日本では、集団としてのクラスの意味が、たいへん重いなあ、思いました。

走り続けるMike-san

Mikeさんは、運動も音楽も映画も食べることも、話すことも、大好きです。それら全部が人と繋がるツールにもなっているのかなと思います。Mikeさんが、これまでの国際的な経験を活かし、現在のアメリカという場所で地域コミュニティとも関わりながら、多文化交流の活動をどのように展開されるのか、Harukana Showでも、また是非、お話ください!走り続けるMikeさんです。(Mugiko)

Title: Chicago Marathon: Mission Accomplished!/シカゴマラソンに初参加、無事完走しました!@ Grant Park, Chicago, Oct.7, 2018

 

 

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