No.429-2, June7, 2019, GISは暮らしの現場でこんなに活躍 with Wataru-san

番組後半では、Wataruさんがの大学院の研究で専攻されている地理学の「GISとは何か」について、具体的な事例を挙げて楽しく、説明していただきました。GISを使った研究が暮らしの身近なところで活用されています。

Part3,暮らしに直接に関わるGISのお話 with Wataru-san , 19m21s

GIS (Geographic Information Science )とは?

GISとは Geographic Information Science の略で日本語では地理情報科学と呼ばれます。簡略に説明すると、位置に関するデータを系統的に取得、分析、伝達する方法論について追究する学問です。世の中で起こる多くの事柄が位置情報を含んでいることから、適用範囲は幅広く学際的です。

Wataruさんが関わったGISを活用した研究活動

これまでに私は、防災、スポーツ、シビックテックに関連するデータ分析や研究活動をおこなってきました。具体的には、防災では携帯電話のログデータから大地震が発生した際の帰宅困難者数を曜日時間帯別で推定、また、スポーツではサッカーの試合中の選手の位置を分析して選手間の連携が上手くできているかを評価、さらに、シビックテックではAEDの設置場所・利用可能時間帯を市民の手で調べてOpenStreetMap (誰でも自由に編集・利用できるweb地図) に載せ、設置場所を踊りながら紹介する動画を作るワークショップに主要メンバーの一人として参加しました。*参考「踊る調布市民!AEDは現場で活用されるか?」「調布AEDマッピングムービー

[ ((c) Chofu Mapping Party Contributors, CC BY 4.0) を改変して作成 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/  ]

空間に関連する情報を地図上に落とし込むことで、人々の理解を深め、それが円滑なコミュニケーションや、データに基づく意思決定につながることを知り、より深く学んでみたいと思い留学を目指し、現在に至りました。by Wataru

アメリカの図書館のデジタル人文学研究支援 Ryuta

GISはもともとは(その名の通り)地理学系の分野で使われていた技術ですが、最近ではデジタル人文学全般で取り入れられるようにもなってきていますね。例えば、文学作品の登場人物がどのように行動しているのかを地図上に示したり、歴史学において昔の建物をデジタルで再現したり、新旧の地図から変化を捉えたり、などです。アメリカの大学図書館には、そうしたデータを扱う専門家がいます。また、図書館の利用者の館内での行動をGISの方法を使って情報を収集、分析することもできます。去年までアメリカの大学図書館でライブラリアンをしていたときにはデジタル系の研究支援や勉強会の機会なども多く、CEAL(AASと同時開催されるライブラリアンのカンファレンス)に、ヒロシマ・ナガサキアーカイブのPI(Principal Investigator)である渡邊英徳先生に来ていただいたこともあります。(Ryuta)

Ryuta-sanとWataruさんのGISトーク、次回も楽しみです@WRFU Studio, June7, 2019

GISの方法を使い、人々の暮らしとそこでの行動を地図の上にデータとして見える形にデザインすることで、たくさんの発見があったり、多くの人が情報を共有したり、様々な現場に活用できそうです。Harukana Showで、Wataru&RyutaのGISトーク、続きが楽しみです。(Mugi)

■本名陽子「カントリー・ロード(耳をすませば)」スタジオジブリの歌*「耳をすませば」の舞台が故郷(厳密には隣町ですが)で、こっちに来てから、友人にWataruのホームタウンはどんなところかと聞かれた際に、よく映画を使わせてもらっています。偶然にも、来月、Savoy16の STUDIO GHIBLI FEST 2019で上映されます: Whisper of the Heart(耳をすませば) 7/1 (月)DUB, 7pm-, 7/2(火)SUB, 7pm-

■尾崎豊「17歳の地図」*尾崎豊が青学出身。クロスタワー(旧東邦生命ビル)に飾られているモニュメントをよく見て通学していた。

■樋口了一「1/6の夢旅人2002」*好きなテレビ番組「水曜どうでしょう」のテーマ曲

Wataru-san, 番組、無事終了 @ WRFU Studio, Urbana, 2019

 

 

 

 

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