No.436, July26, 2019, アメリカを走り続けた話、趣味は人をつなぐwith Tsujihata-san 

U-Cは爽やかな暑さ

あっという間に7月も最後の金曜日となりました。U―Cは、陽射しが強いですが、湿気は少なく、爽やかな暑さの1週間でした。日本の各地は、そろそろ梅雨があけですね。

アメリカをよく走った話、総括編 with Tsujihata

今週は、スタジオに、エネルギッシュなゲスト、Tsujihataさんをお迎えしましました。数日後、日本へ帰国されるというハードなスケジュールの合間を縫って、WRFUのスタジオに駆けつけてくださいました。前回は、マラソン好きのTsujihataさんに、「なぜ走るのか」を語っていただきました(No.422-2)。今回は、1年あまりのU-C滞在の暮らしの思い出(Part1&2)と、アメリカを楽しく走り続けたお話、総括編(Podcast Part3)です。

Tsujihata-san@WRFU Studio, July26, 2019

目標達成です!

1年2カ月に渡る留学生活も間もなく終わりを迎えます。もっとも、なかなか実感が沸かず、帰国準備に着手したのはほんの数日前、帰国の1週間前からでした。アパートメント、ユーティリティ、銀行、荷物郵送、挨拶回り等々、これらの作業で一日が過ぎ、研究活動は一時ストップです。つい最近この町に降り立ち、自然の素晴らしさに感動を覚えた気がするのですが、あっという間の帰国。留学に際し、私は3点の目標を設定していました。至極当たり前でシンプルなことですが、①充実した研究活動を計画的に行う、②米国の文化や自然等、日本では経験できないことを堪能して視野を広げる、③運動をするなど健康管理に配慮する、以上3点です。今回お話しようと思っているマラソンは③に関係のある話ですね。食文化の違いから米国に行って太ってしまったという人を何人も知っているので、ハンバーガーやビール好きな私は食事を存分に味わいつつも、走って、ジムに行って、ランイベントに出て、楽しみながら健康・体型管理にも配慮していました。おかげで、ランのスキルがアップした上に体型も維持することができましたね。目標達成です。

Law Building@UIUC: 1年2カ月お世話になったLaw Building前にて, July 2019

Part1, 帰国前の荷物の郵送、アメリカに持ってくればよかった食材

振り返ってみて日本から持ってきた方がよかったものとしては、やはり食材があります。Champaignは田舎町なので、New YorkやChicagoと違い、日本食レストランは充実しておらず、食材もそれなりには手に入るものの、値が張る上に種類が乏しいです。手の込んだ料理をせずに手軽に美味しいものを作りたい私としては、日本から持参したパスタソースやふりかけは重宝しましたね。あと、冬場はとても寒いので、鍋を食べたくなります。野菜や肉は容易に手に入りますので、あとはスープを作るための素があれば手軽に日本の鍋を再現できます。カレーもときどき作っていましたが、バーモントカレー等がスーパーで手に入るので、特にこだわりがなければ日本からルーを持ち込む必要はありません。

Part2,U-Cイベント情報、Urbana Corn Festで過激スウィーツ、ビールの楽しみ

Sweet Corn Fest、アルコール購入時にはID呈示

この町では夏場を中心に様々なイベントが催されますが、印象に残っているのがUrbana Sweet Corn Festです。8月の1か月間ロースクールの集中講義等で忙しくて、8月末に開催された同イベントは、久々の気分転換となりました。その名の通りスイートコーンを味わう祭りで、バターの味が付いた美味しいスイートコーンを$1で食べることができます。イベント中は夜空の下で音楽を聴きながらビールを飲むこともできます。こちらはアルコール販売に際してIDの呈示を求められることがあり、このときも求められたのですが、私はパスポートやState IDを持参するのを忘れてしまいました。どうしてもビールが飲みたかったので、日本の運転免許証を見せて、「昭和55年」を「This means 1980!!!」で、まさかのOKでした。絶対に分かってないと思うのですが、厳格なのか、てきとうなのか、何だかよく分かりませんね。

アメリカンなスイーツ、油ギトギト

同イベントでは、米国の甘いスイーツも沢山売られていました。この際、米国スイーツを経験してみようと思い、揚げチーズケーキや、砂糖やチョコレートをふりかけた油ギトギトのドーナツのようなものを試してみました。スイーツに関していえば、いまの帰国するタイミングに至るまで、まったく慣れなかったですね。ただ、ハーゲンダッツアイスクリームは、日本より圧倒的に種類が豊富で、味も確かであるうえ、値段は半額程度と、これには助けられましたね。特にココナッツ・パイン味は秀逸でした。

Chicago Spring Half Marathon:5月に走ったChicago Spring Half Marathonのレース後, May 2019

Part3,趣味は人をつなぐ、走りながら見える風景、応援もアメリカ的

10のランニングイベントに参加、イリノイマラソンでは、お腹を冷やし

この1年間で、合計10のランニングイベントに参加しました。1マイルからフルマラソン、トレイルランと、多種多様なイベントに参加してきました。イリノイマラソン後は、シカゴで2本のハーフマラソン、シャンペーン及び近郊で3本のショートディスタンスレース(1マイル、5K、10K)に参加しました。イリノイマラソンは中盤で雨に打たれた際にお腹が冷えてしまい、何度もトイレに駆け込む事態となってしまいました。ラスト5Kはひたすら徒歩で、荷物を取りにスタジアムに帰ったらそこにゴールがあったのでついでにゴールした、という感じですかね。3時間45分もかかってしまい、ひどいレースでした。

このままでは日本に帰れない、最後は自己ベストの走り

このままでは気持ちよく日本に帰れないと思い、元々予定していなかったハーフマラソンへの参加を決めました。5月のChicago Spring Half Marathonでは1時間30分16秒と、30分を切ることができずやや消化不良でしたが、7月のRockn’ Roll Series Half Marathonでは1時間28分31秒と自己ベストで走ることができ、真夏のレースであることを考慮すると、それなりに走れたと満足しています。短い距離も、5Kを18分41秒と自己ベストで走ることができ、イリノイマラソンでの大失敗を何とか気分的に挽回することができました。田舎町に住んでいながら、ランイベントは周辺都市を含めると無数にあり、米国でのランニング人気を感じることができます。

納得してもらえれば主張が通る?

ところで、大きな規模のマラソン大会では日本と同様に持ちタイムの早い順にグループに分かれて整列してスタートすることになるところ、私が5月に先ほどのハーフマラソンに参加しようとしたときは、対象となる米国内の公式記録がなく、無記録者として最後尾からスタートすることになる予定でした。同大会では特定の米国内のハーフの記録を提出することが求められており、申込時には日本の記録では代替できませんでした。ところが、前日の事前受付時に、後方からのスタートとなるとスピードが異なり危険なので、前方のAグループから参加したい旨を申し出て、その際、HP上の日本の非公認記録と日本の運転免許証(記録の氏名の漢字と自分との照合のため)を提示して説明したら、Aグループからの参加が許可されました。日本だとまずあり得ないと思うのですが、米国では主張すると意外と通るということがよくあり、これもその一例でした。現場の一人一人に一定の権限が認められているため、納得してもらえれば主張が通るという文化は、不公平を招きかねないという意見もあるでしょうが、自分は好きです。

米国のランイベントの前向きな応援

米国のランイベント時の応援の声掛けとしては、”Good job”、”Almost there”、”Looking good”、”Keep your pace”などの言葉が並びます。日本では尻を叩く感じの「頑張れ」などをよく耳にしますが、米国では前向きな表現を用いる傾向にあり、ここでも文化の違いを感じさせられます。

記録の公表ミス、なかなか修正されず、これもアメリカ的?

他方で、上記7月の自己ベストを出したハーフマラソンのイベントにおいて、私の結果が間違えて公表されており、その修正依頼を出しても全く修正される気配がないといういい加減さも、やはり米国を感じさせられますね。日本だとちゃんと修正してくれると思うのですが。1時間28分31秒でハーフを走ったわけですが、何故か7マイルレースの方の記録となってしまっており、相当遅い記録となってしまっているので、早く修正してほしいですね。

間もなく日本へ帰国しますので、イリノイのスタジオからお話しする機会は今後はありませんが、またいつか、日本からHarukana Showに参加する機会を持てれば嬉しく思います。(文章  by Tsujihata)

Les Miserables:7月のhalf marathon後にChicagoで観たLes Miserables, July 2019

今週の曲紹介 by Ttsujihata-san

■梯剛之「英雄ポロネーズ ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 英雄」:今回は変化球の曲をご紹介します。まずは19世紀のショパンの曲です。自分はまったくのピアノ素人ですが、「のだめカンタービレ」のドラマを見たときに流れていて、力強くも繊細で、かっこいい曲だと思いました。ショパンの母国ポーランドの栄光を表現した曲だそうで、展開にも注目してほしいです。

■フィルハーモニア管弦楽団 & サー・チャールズ・グローヴズ「M2行進曲〈威風堂々〉第1番」:高校生の頃の世界史の授業で聴いた曲で、感銘を受けたことを覚えています。英国の威厳と誇りを感じさせられる曲で、歌詞をつけての大合唱もされています。イリノイでも、ときどき聴いていました。

■アーロン・トヴェイト, エディ・レッドメイン, 学生たち & レ・ミゼラブル キャスト「Do You Hear The People Song(民衆の歌)」:ミュージカルのレ・ミゼラブルは大学生以降、日本で5回程度、米国で2回観ています。今回のイリノイ滞在中も、ニューヨークではやっていなかったものの、帰国直前の7月にシカゴブロードウェイでの公演があり、観ることができました。すべての劇中歌が素晴らしいですが、この曲もお気に入りの一つです。

U-Cイベント情報

Pecha Kucha vol.30: 7/26 (金) 8:20pm-10:20pm @ UrbanaLove Screen (129 N. Broadway, Urbana) トークイベントPecha Kucha Nightの第30回 (C-Uでは)。入場無料。

Urbana’s Downtown Get Down(4the Saturday):7/27(土)

よく晴れた日の午後、リスとパン@Champaign, July23, 2019

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