No.437, August2, 2019, コミュニケーションツールとしての言語 with Aria & Momoka

AriaとMomokaの爽やかトーク

今週は、暑さを吹き飛ばす、爽やかなお2人のトークをお届けしました。AriaさんとMomokaさんです。Ariaさんは、イリノイ大学で日本語を学びました。卒業後、日本の埼玉県にある高校で、英語の指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)をしています。Momokaさんは、Ariaさんが教えている高校をこの春卒業したばかりです。大学の夏休みを利用して初めての海外一人旅中、アメリカに一時帰国しているAriaさんに会いにきました。2人がイリノイ大学で合流したところに、Mugikoがお邪魔してお話を伺いました。

コミュニケーションツールとしての言語

Ariaさんは、大学2年生から日本語クラスを履修しました。ジブリのアニメを通して日本に関心を持ちました。甲南大学に1年間留学した時にも、とにかく、日本語を話せるようになりたい、使いたい、という気持ちがいっぱいでした。大学を卒業して日本で英語を教え始めると、生徒たちは大学受験に向けて熱心に勉強するけれど、英語を聞いたり話したりすることは苦手だと気づきました。Momokaさんは、英語を使えるようになりたくて、Ariaさんにいつも英語で話しかける積極的な生徒でした。AriaさんもMomokaさんも、コミュニケーションのツールとして日本語や英語をもっと学びたい、と思っています。今日のトークは、そんな2人の言語学習への熱い思いがたくさん語られています。

Part1, 日米の第2言語教育、日本語学習者の関心、日本留学では自販機が印象的19m07s

Part2, 初の海外一人旅、コミュニケーションの取り方の違い、自由な自己表現、自信は見せるもの21m42s

今回、Harukana Showに出演させていただき、たいへん光栄でした。私は、イリノイ大学にも、甲南大学にも、大変お世話になり、先生方からのご指導のおかげで、日本でも充実した生活を送ることができました。私は日本語と日本の文化が好きで、ここまで来くることができ、日本語を勉強することによって自分の世界が一気に広がりました。留学して日本で色んなことを体験し、就職して社会人としてまた日本に戻り、学生時代とは全然違う日本社会を体験することができました。ALTという仕事は、とてもやりがいがあり、日本語を勉強してきて良かったと毎日思っています。

Momokaと仲良くなれて、今までの成長を見ることができ、そして卒業後に自分の出身地に戻って、今の仕事をラジオで紹介することができるなんて夢のようです。自分とMomokaの経験について話しながら思ったことは、将来のやりたいことがはっきりしていなくても、とにかく向上心を持って、好きなことを追いかければ外れることは無いと。私はこれからも日本語を楽しく勉強していって、様々な人と出会って色々挑戦して、もっともっと広い世界を楽しみに頑張っていきたいと思っています。by Aria

今回初めてアメリカに滞在して、少しではありますがたくさんの異文化を体験しました。魅力的だと感じたことのひとつに、例えば、遊園地に行った時に、サービスを提供する側の人々が、日本のようにお客さんを持ち上げるのではなく、お客さんと一緒に楽しんでいるということです。アメリカの人々は、どんなときも自分が楽しむこでき、そこから自信も生まれるのかなと思いました。実際にそこに行って、自分で経験しないと異文化を理解することはできないと思うので、これからも、世界の様々な場所を旅したいなと思います。by Momoka

Part3, コメント、「聴く」はコミュニケーションの始まり

AriaさんとMomokaさんのトークを聞いていると、息がよく合っているなあと思います。Ariaさんは、日本語を流暢に話すだけでなく、相手の言葉を受けとめていますよ、と息遣いや相槌で表現しています。Ariaさん、Momokaさんの、これからのお話も楽しみです。またの出演、お待ちしています。Mugiko

■荒井由実「ルージュの伝言」■ ブルーノ・マーズ「Count on Me」■ 木村弓「いつも何度でも

朝顔@Champaign, August1, 2019

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