No.488, July31, 2020, COVID-19とスポーツ観戦(後半)届けたい声援with Tateishi & Ryuta、『タリナイ』マーシャルエイド緊急配信

無事に放送・配信!!

Harukana Show、本日は無事に放送・配信できました!4回めの正直です。ご心配をおかけして申し訳ありません。励ましのメッセージ、ありがとうございました。WRFUのボランティアにも感謝です。

Kyotoもようやく梅雨明け、猛暑です

TateishiさんとRyutaさんの「COVID-19とスポーツ観戦」を収録したのは7月12日、Podcast Part2&Part3では、長らくお待たせいたしましたお2人のトークの後半をお届けします。Part1では、プロスポーツをめぐるその後の状況をRyutaさんに補足・解説していただきました。また、『タリナイ』の映画監督大川史織さんからマーシャルエイド特別キャンペーンのお知らせが届きました。このページの最後に原文を掲載します。

Part1, 『タリナイ』マーシャルエイド緊急配信 by Shiori、COVID-19スポーツ最近の状況by Ryuta

Part2&3, COVID-19と応援(後半) with Tateishi&Ryuta

トークの内容と補足説明、Ryutaさんに詳しく解説していただきました。

このポッドキャスト用の文章を書くにあたり、プロスポーツ開幕〜無観客試合〜観客入場開始の流れを振り返ってみたところ、まだ数週間から1ヶ月ほどしか経っていないのに、詳細な日付などをとっさには思い出せなくなっていることに気づき、愕然としました。リアルタイムで記録していないとそもそも時系列のデータが再構築できなくなる、というのは、GISのデータだけでなく、こういうことにも当てはまりますね……。というわけで、以下、アーカイブの意味も含めて、少し日付などを詳細に書いています。おつきあいください。-Ryuta

COVID-19と日本のプロスポーツ、今シーズンの経緯

日本のプロスポーツは、プロ野球は6月19日に、Jリーグ (サッカー) は、J2、J3の下部リーグが6月27日、トップリーグであるJ1リーグが7月4日に開幕 (J1、J2は3月に一度開幕し、数試合は開催していたので、正確には再開) しましたが、当初は無観客で試合が行われました。このトークを収録した7月12日は、最大5000人までの制限下で観客が入場できるようになった最初の週末でした。(観客入場の再開は、プロ野球、Jリーグとも7月10日。)

無観客で開幕した当日のプロ野球の様子は、この朝日新聞の記事 によくまとまっていたので、どれくらい掲載が続くかわかりませんがリンクを貼っておきます。無観客の期間中は、観客席にファンの写真ボードや応援メッセージ、イラストなどを設置したり、ファンから集めたビデオ映像やSNS投稿をオーロラビジョン (野球場によくある大きな液晶スクリーンをそう呼びます) に映したりと、各チームでいろいろな工夫をしていました。

入場者数、5000人まで

観客の入場を開始した後も、入場者数は、5000人、あるいはスタジアムの収容人数の半分までに制限され、間隔を開けての着席、マスク着用、大きな声を出しての応援の禁止など、さまざまな感染拡大抑止策がとられています。なお、プロ野球やJ1、J2の大規模チームの本拠地では5000人は収容人数の半分に遠く届かない人数ですが (一般的に、最大2万〜4万人ほどは収容できるはず)、Jリーグの、特にJ3には地方都市の運動場を本拠にしているチームも多く (その理由に興味があるかたはTateishiさんのトークをご参照ください)、5000人をフルに入れられないこともあるようです。(たとえば、FC今治の本拠地は最大の収容人数が約5000人です。)

— いちおう、このあたりまでが録音トーク関連の内容、これ以下は追加収録分の内容や、それ以降の情報になります。 —

世界の自動車レース、米国メジャーリーグ

また、このトークで言及した他のスポーツについては、自動車レースのフォーミュラ1 (F1) 世界選手権も、7月3〜5日の週末から無観客で開幕しました。(「世界」選手権ですが、今年に関しては、当面、ヨーロッパでの開催予定のみが発表されています。また、日本GP、北、中、南米開催のカナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル大会の中止が先日発表されました。) アメリカのプロ野球であるMLB (メジャーリーグ・ベースボール) も、その後、7月23日に60試合の短縮シーズンが無観客で開幕。モータースポーツのインディやNASCARも6月から7月に順次開幕しました (こちらも無観客)。

選手に陽性者、試合開催への影響

ただ、これらの再開、開幕したスポーツでも、後にJ1リーグ、MLBでは選手に新型コロナウィルス陽性反応が確認され、該当する試合が中止される事態にもなりました。F1も、現在 (7月31日〜8月2日) 開催中のイギリスGPでドライバー1人の陽性反応が確認され、出場を除外されています。(F1は感染者や接触者が隔離可能な状況なら隔離を行ってレースを継続するポリシーを採用しているため、イギリスGPは中止にはなっていません。)

日本のプロ野球とJリーグ、8月末まで制限継続

さらに、日本のプロ野球とJリーグは、日本国内でイベント開催制限が緩和されることを見越して、8月1日から入場者数を増やす (最大5000人からスタジアムの収容人数の半分までに緩和) ことを予定していましたが、7月中旬ごろからの感染再拡大を受けて、この緩和は行わないことになりました。(今のところ、8月31日までの制限継続を予定。)

Jリーグはアウェーのサポーター席開設せず

ちなみに、Jリーグの観客入場制限は、現在の段階では、アウェー (本拠地チームではない方の、「訪れている」側のチーム) のサポーター席を開設せず、アウェーチームを応援する観客の入場を認めていません。一方、プロ野球は、どちらのチームのファンでも入場することができるようになっています。この対応の違いにも、Tateishiさんが話していた「フットボールクラブと地域」の関係があらわれているような気がします。

プロ野球チームの「ビジター」、各地に「私設応援団」

プロ野球チームは市場が存在する中・大規模都市 (や、その近郊) にしかなく、ビジターチーム (野球では伝統的に「アウェイ」ではなく「ビジター」と言います) のファンも近接する地域に住んでいたり、テレビ中継や球団移転の影響で、住んでいる町のチームとは異なるチームを応援していることも多くあります。いわゆる「私設応援団」も、地域ごとに存在していたりします。(たとえば「東京/関東猛虎会」みたいなのがあり、東京で阪神タイガースが試合をするときはその応援団が球場に駆けつける、ということ。)

「フットボールクラブと地域」の関係

一方で、地域に密着したクラブ作りを目指しているJリーグの場合、必然的に、アウェイサポーターは、チームの地元から移動してくる人を多く含むことになりそうです。そういう意味で、県境を超えた移動の自粛がふたたび呼びかけられはじめた今、Jリーグが制限を緩和するのは特に難しいのかもしれません。(でも、「JリーグはJリーグというファミリー」なので、ホームのサポーターしかいなくても、アウェーチームのプレーにも声援を送ってね、ということでもあるのかもしれないですね。) – Ryuta

ドライブイン・パブリックビューイングで応援

コロナ禍でのスポーツ応援については今後も模索が続いていくものと思います。トーク収録後に知ったのは、サッカーでも「ドライブイン・パブリックビューイング」が行われたということで、古くから行われてきたドライブインシアターの応用形といった感じでしょうか。-Tateishi

濃厚接触者を含む迅速な調査の難しさ

Jリーグのコロナによる中止の件は、1人目の選手に陽性反応がでたので、次の日に濃厚接触者がいたかどうかの判定を行い、その同日に別の選手とスタッフの計2名が陽性と判定され、さらにその2人に濃厚接触者の調査をすることとなり、しかし判定できるタイミングが翌日の試合日の朝にならざるを得なくなり、本体のチームは遠征先に移動していたけれども急きょ中止を発表したという経緯のようです。Jリーグの副理事長も今週の火曜日に発言していたのですが、「プロスポーツ選手だからといってチーム関係者をまるごと優先的にその地域の医療機関のリソースを使って感染検査などをすぐに行わせるわけにもいかないので、地方のチームだとすぐに検査ができない可能性もある」ということで、ジレンマがありそうです。-Tateishi

映画『タリナイ』日本語字幕版/英語字幕版の寄付配信

映画『タリナイ』の監督の大川史織さん(HS Podcast No.393No.407No.411)から、お便りをいただきました。下記に掲載します。

Tarinae(English Subtitle)

マーシャル・エイド「タリナイ』緊急配信&トーク開催

映画『タリナイ』日本語字幕版/英語字幕版の寄付配信をはじめました。鑑賞料金の10%は配信サイトの販売手数料、それ以外の90%を米国のマーシャルコミュニティ支援団体に寄付します。

配信:映画『タリナイ』日本語English Subtitle(93分)期間:2020年7月10日(金)〜8月31日(月)

太平洋戦争中、日本の委任統治下にあったマーシャル諸島共和国。その島の歴史と、今を生きる人たちの姿を追ったドキュメンタリー映画『タリナイ』公開から2年。昨夏は、念願のマーシャル上映会を開催しました。国内外の上映を通してマーシャルへ想いを馳せる中、米国へ移住したマーシャルの人たちが今、新型コロナウイルス感染拡大によって、深刻な影響を受けています。

米国マーシャル人コミュニティ、CVOVID-19感染者数多数、その背景

マーシャル国内は、3月上旬から入国を禁止して感染を現在も回避できていますが、米国最大のマーシャル人コミュニティがあるアーカンソー州では、人口わずか3%のマーシャル人がある1日の州内犠牲者の半数を占めました。ワシントン州スポケーンでも、州の人口1%未満のマーシャル人が感染者の3割を占めています。

この背景には、移住者が集団感染が確認された食肉工場や在宅ワークが難しい職に従事していることや、数世代がひとつ屋根の下で暮らす住環境でソーシャル・ディスタンスの確保が難しいことがあります。また、医療サービスへのアクセスが困難なことや、糖尿病や癌など重症化しやすい疾患を抱えている人が多いこともあげられます。

映画『タリナイ』配信上映&トーク

日本から非力ながらできることがあればと思い、映画『タリナイ』を配信上映し、鑑賞料金を寄付するかたちで応援の声を届けることができたらと考えました。

マーシャルから世界を考える時間を、今年はオンライン空間でつくることができたらと思います。配信期間中、3回配信トークを予定しています。2020年7月30日(木)20:00-佐藤勉×大川史織8月2日(日)15:00-藤岡みなみ×大川史織8月6日(木)20:00-末松洋介×アーヤ藍×大川史織アーカイブも残りますので、お時間ゆるすときがありましたら、ご笑覧いただけましたら幸いです。by Shiori

*Coronavirus perfect storm engulfs Marshall Islanders in US, RNZ, 6:20am on 9 July 2020*Marshallese people represent 1% of Spokane County’s population and nearly a third of it COVID-19 cases, pressreqder, June 29, 2020*MARSHALLESE in Northwest Arkansas hit hard, They account fro half of disease’s NW Arkansas deaths, June14, 2020, pressreader

■バービーボーイズ「なんだったんだ? 7DAYS」■くるり「鹿児島おはら節

 

 

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