No.495, Sept.18, 2020, コロナ禍のコミュニティ活動のつながり with Tsujino

あわただしい(?)秋のはじまり

9月中旬となり、日本各地もようやく朝夕、少し涼しくなってきました。Urbaha-Champaignは、夜間の気温が10℃以下になっています。もう秋ですね。

日本では、9月14日に菅義偉氏が自民党総裁に選出され、9月16日に第99代内閣総理大臣に就任、新しい菅内閣が発足しました。8月28日に安倍晋三氏が辞意を表明してから20日、あわただしい交代でした。

Part1では、先週のHS(HS No.494)でのマイバックの話題について、Washington DC在住のTamakiさんからお便りをいただきました。Part2&3は、Tsujinoさんとコロナ禍の日本のKobeのコミュニティ活動についてお話を伺いました。まとめの文章もTsujinoさんに書いていただきました。また、本日9月18日に開催されたUIUC JPN COVID-19 Town HallのTatsuyaさんからの情報も下記に共有させていただきます。

Part1, コロナ禍のお買い物、マイバック、ツインデミック警戒

マイバックの話題の続き

Tamakiさんがゆくスーパーの一つでは、「会計後ショッピングカートのまま店外に設置してあるテーブルまで行くか車まで運んでから袋詰というルールになっています」(Tamaki)。日本では、支払い後、買い物カゴをキャッシャーから別の場所に移して自分で袋詰めする場合がもともと多いので、コロナ禍でもマイバックの利用について問題にならないのかもしれません。

また、「ツインデミック警戒はよく耳にします、季節柄病院からお知らせがきたので今週末にドライブスルースタイルでの予防接種に行く予定です」(Tamaki)。日本でも、COVID-19とインフルエンザの流行が重なることが懸念されています。インフルエンザワクチン接種の時期について、厚生労働省から「季節性インフルエンザワクチン接種時期ご協力のお願い」(10月1日からは65歳以上の方、その他の方は10月26日以降)が出されています。

コロナ禍のコミュニティ活動のつながり with Tsujino

Part2,コロナ禍での地域メディア、第5回「居場所」サミットin Kobe

Part3, リアルとオンラインを組み合わせたイベントへの技術協力

新たな配信スタイル、MEDIA ROCCO開局9年目へ

HARUKANA SHOWのリスナーのみなさん、こんばんは。今年の5月に出演して以来ですので、4ヶ月ぶりです。その間に季節は変わり、先日、街を歩いていたら青々としたいがぐりを見かけました。実りの秋です。2020年3月からMEDIA ROCCOはスタジオライブ配信から多地点ライブ配信へ移行しました(HS No.476-1, No.477-2)。さまざまな人たちの協力をえて、今日まで毎週ライブ配信番組を継続することができました。本当にありがとうございます。そして、来月2020年10月にMEDIA ROCCO開局9年目を迎えます。

地域活動の今を伝える:2020年夏

地域の団体は新型コロナウィルス の影響により、活動拠点に集まり活動を行うことが難しい状況が今も続いています。こうした状況のなか、HCMはリアルとオンラインの同時配信で開催されたイベント「第5回居場所サミットin 神戸」に技術協力をすることになりました。

イベント主催団体の認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸は1995年の阪神・淡路大震災を契機に誕生しました。神戸にはこの震災後に誕生したNPOが数多くあり、当時何かできることをと多くの人たちが日本国内外から支援のために神戸にやってきて、1995年は「ボランティア元年」と言われた年でもありました。

そして2020年。コロナ禍にあっても地域社会のためにできることをと行動するNPOとそれらのNPOを支える人々が大勢います。模索を続ける地域のNPO同士がリアルとオンラインという新たなイベントの開催方法でつながり、どのような交流を行ったのか、そして地域のコミュニティメディアはそこにどのように関わったのかをお伝えしました。

リアルとオンライン、つながる・伝えるしくみ

「居場所サミットin 神戸」は神戸市内を中心に居場所を運営する団体が参加し交流するイベントです。「居場所」という言葉をここ数年で耳にするようになってきましたが、「居場所」ってなんでしょうか?今回のイベント主催団体の事業報告レポート「地域の居場所創出・運営支援事業報告レポート」の表紙には、「自分らしくいられて、ホッとできる場所」「気軽に立ち寄れて、いろんな人と交流できる場所」「ちょっとした相談ができて、生活上の困りごとが解決される場所」と紹介されています。

今回で第5回目のサミットは昨年までとは異なる新たな方法で開催されました。それは会場参加者=リアルとZOOM参加者=オンラインをつなぐという方法です。具体的にはどのようなメディアを使い実現したのでしょう?

会場で進行するサミット(地域団体による事例紹介とゲスト講師の基調講演)をビデオカメラで撮影し、PCに取り込みます。その映像をビデオ会議システム(ZOOM)の画面共有機能を通してオンライン参加者は視聴します。次にディスカッション&共有タイムでは、まず、会場の参加者はグループを作り交流し、オンライン参加者はブレイクアウトルーム機能で交流し、最後にそれぞれで出された意見について会場とオンラインをZOOMでつなぐ形で共有しました。

リアルとオンライン、サミット参加者はそれぞれの参加方法を通して、コロナ禍で模索してきたコミュニティ活動の経験や工夫、そして想いを共有する時間を過ごし、これからの活動への励みと希望を感じることのできる機会となったようでした。地域のコミュニティメディアがこうした社会状況下でのニーズに対しどのような関わり方ができるのか?これからも関わりながら考えていくことになるでしょう。 by Tsujino

Champaign CountyでのCOVID-19感染拡大状況

9月18日に開催されたUIUC JAPN COVID-19 Town Hallで共有されたTatusyaさん作成の資料の一部です。イリノイ大学の秋学期開始当初に急増した感染者数は、この2週間は減少傾向にあるようです。またUrbana市、Champaign市に出されていたEmegernt Orderの一部は解除されています(City of Champaign , City of Urbana)Tatsuyaさんには、来週のHSに出演いただきこの半年間のU-CのCOVID-19の感染拡大状況やUIUCIの対応などについてお話を伺う予定です。Selected COVID-19 News: IL & C-U by Tatsuya, 9/5-9/18

Selected COVID-19 Information: UIUC by Tatsuya, 9/5-9/18 

  • (9/17) Please keep making smart and safe decisions
    • Limit gatherings to 10 people or fewer, have them outside if possible and always with social distancing and face coverings.
    • Continue to report large parties or other unsafe actions through this web form or by emailing conflictresolution@illinois.edu when you see them.
    • You must continue to test twice a week, use the Safer Illinois app or the Boarding Pass, and immediately quarantine or isolate yourself, and stay quarantined and isolated, if instructed to do so.
    • Avoid crowded places, especially in enclosed spaces – whether parties, private houses or apartments – where exposure to the virus is more likely.
  • (9/17) Entertainment at Memorial Stadium; Triple feature: Football’s back, basketball’s on deck and Friday is movie night at Memorial Stadium
  • (9/16) UPDATE: Big Ten reverses course on 2020 football season
    • The conference this morning said its delayed season will kick off Oct. 23-24
    • Looks like they are adopting the UIUC-style testing strategy for the players – UIUC’s success has encouraged them to change their decision 
  • (9/15) U of I Police gives update on party enforcement
    • UIPD officials said they responded to 15 party complaints in the campus area between Friday and Sunday
  • (9/10) Chancellor encouraged by enhanced enforcement results
    • We are moving to a smaller test tube with a straw for saliva collection
    • In University Housing, there are currently 118 students with the coronavirus in isolation and 26 with possible exposure being quarantined, Kaler said, and 300 isolation and quarantine beds are still available
    • More than 80 percent of the cases on campus are asymptomatic
    • None of three COVID-19 related hospitalizations in the county are UI-related
  • (9/7) MASSMAIL: COVID-19 Testing Schedule Changes + Faculty, Staff and Graduate Students do not test Tuesday
    • At this point (as of 9/7/20), more than 95% of all new cases are among undergraduate students
    • Beginning Tuesday, September 8:
      • All faculty, staff and graduate students will now move to a once-per-week test schedule.
      • If at all possible, please test on Saturdays or Sundays. If weekends are not possible for you, please test on Wednesdays
      • Undergraduate students must continue the twice-per-week test schedule. Choose Monday-Thursday, Tuesday-Friday, or Wednesday-Saturday/Sunday, schedules.

■崎山蒼志「神経」■藤井風「キリがないから

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