No.501, Oct.30, 2020, Public Libraryで映画『生きる』に再会 、公共図書館の新しい役割with M. Wataru & Ryuta

賑やかに501回!ありがとうございます

今週は、ShizokaからRyutaさん、KoyotoからMugiko、U-CからWataruさんの3人トークとともに、Washington DCのTamakiさんやNigataのYoshiさんから「秋」のメッセージと写真を紹介し、賑やかに501回の放送・配信をお届けすることができました。ありがとうございます!

10月30日開催のTHのテーマは、「州内の感染第三波の状況と今後の感染対策規制の見通し」です。Tatsuyaさんがまとめられた情報は、このページの最後に掲載します。

11月1日(日)早朝にDay Light Saving終了、時差が15時間に

今週末の11月1日(11月第1日曜日)に、Day Light Savingが終わります。午前2時に時計の針が1時間戻ります。アメリカの中部時間Central Standard Timeと日本の時差が、1時間長くなり15時間となります。Harukana Showを日本からお聞きの場合、来週は、土曜日午前9時から開始となります。

Marylandのパンプキンファーム with Tamaki

季節柄行ってきました、Marylandのパンプキンファーム。天気も良く少し紅葉の兆しも見えてリフレッシュしてきました。by Tamaki

パンプキンファームがこんな広く、大きなかぼちゃがゴロゴロゴロと転がっているとはびっくり。コロナ禍で運動不足気味、持ち上げる時に腰にも注意。穏やかなハロウィンでありますように。Mugi

Part1,幻の500回から考える、Tamakiさん、Yoshiさんから秋のお便り

佐渡オータムライド130 with Yoshi

佐渡オータムライド130に行ってきました。今年ほど自転車に乗らなかった年がなかったこともあり、いつもより苦労しましたが、両津から山がちなコースを佐和田まで横断し、大佐渡(島の北側の海岸沿いのコース)を一周してきました。133kmのコースです。スタートで晴れていたのに、突然雨雲が立ちこめて、激しい風に晒されたり、雨が収まったと思ったら最高の追い風が吹いたりと、佐渡のすべての天気を幕の内弁当のように体験してきました。いつもは春の210kmの佐渡一周に参加しますが、今年はコロナでできませんでした。初めて参加したオータムライドでしたけれども、秋の佐渡もなかなかよいものです。by Yoshi

Yoshiさん、たいへんお疲れさまです。佐渡ロングライド、秋も春も(HS No.427)、エイドステーションの食べ物が美味しそう。迎える人の気持ちがたくさんこめられているのだろうなあ。Mugi

Part2, Public Libraryで映画『生きる』にはまる、地域のハブとしての図書館

Part3,カズオ・イシグロの脚本で『生きる』ロンドンを舞台にリメーク

今週は、Wataru&Ryuta&Mugikoの図書館トーク(HS No.499)の続きです。COVID-19によってキャンパスライフも日々の暮らしも大きく変わりました。運動不足を少しでも解消するため、1週に1回は、Champaign Pulic Libraryへゆき、DVDを借りるようになりました。そんな映画のお話から、Ryutaさんにさらに、アメリカのPublic Libaryのデジタル化、オンライン化、コミュニティとの関係についてお話を伺いました。

コロナ禍で運動不足、Public Libraryへ行ってみよう with M.Wataru

黒澤明監督『生きる』(1952)に再会、はまる

Champaign Public Libraryは、ワークショップなどの活動はWebinarに切り替えられていますが、図書館で本を読んだり、DVDを棚からと取り出し、借りることができます。そこで、黒澤明監督『生きる』(1952年公開)を見つけました。市役所勤務の主人公が胃癌におかされ「市民公園整備」をとおして「生きる」意味を問いかける。人間のズルさも哀し様も、凄さもコミカルとシリアスをおりまぜて鋭く描く。Wataruさんは、日本でもこの映画を見ていますが、今、改めて見直すと、普遍的なテーマが織り込まれた、改めてすごい映画だなあと思います、と話していました。(まとめby Mugi)

カズオ・イシグロの脚本でロンドンを舞台にリメーク

Wataruさんが、たまたま話題にした『生きる』は、日本でもただいまミュージカルで上演中です(黒澤明生誕110年記念作品『ミュージカル 生きる』公式サイト)。また、このトークを収録したその日に、Ryutaさんがこんなニュースを見つけました。

『生きる』がカズオ・イシグロの脚本でイギリスでリメイクされるようですね。(1952年のロンドンを舞台に翻案、来春撮影開始。)by Ryuta Kazuo Ishiguro Has Scripted a Remake of Akira Kurosawa’s Ikiru With Bill Nighy Set to Star” Leonard Pearce, October 15, 2020, The Film Stage

人気ドラマ Call the Midwifeも1950年代のイースト・ロンドンを舞台

そう言えば、Call the MidwifeというBBCのTVドラマシリーズ(2012-)が毎年、制作・放映されいますね。1950年代後半から1960年代のイースト・ロンドンの低所得者層がすむ地域にある修道院を舞台に、そこで働く助産婦たちを通して当時の社会を描かれています。毎回、様々な登場人物の複雑な人生と社会が出産をめぐって個人の物語として表現され毎回、胸を突かれます。かなりはまります(通勤電車で日本語字幕版を、毎日1話ずつ見ていた時期がありました)。『生きる』の制作も、このシリーズのヒットが影響しているのかもしれません。Mugi

変化する公共図書館の役割

アメリカの公共図書館 (public library) は、図書の貸し出しはもちろんですが、利用者がデジタル技術 (コンピューター、インターネット、3Dプリント、動画や音声コンテンツの作成など) を利用したり、地域コミュニティのメンバーが会合やワークショップなどを開催したりできるようになっていることも多いです。これは、ある意味においては意識的に再デザインしてきた結果で、幼児・児童サービスやワークショップ用教室と静かに読書をする閲覧室を物理的に分けるなど、さまざまなサービスに対応できるように設計が行われてもいます。3Dプリントなどの最先端の技術を除けば、2000年代 (あるいは先端的な取り組みをしていたところではそれよりも少し前) ごろからそのようになりつつあったのではないでしょうか。

日本の一般的な「公共図書館」と比べると「図書」以外のものに関わるサービスが多いので、驚くこともあるかもしれません。ただ、日本の場合、市民の会合やワークショップ開催などは公民館 (地域によっていろいろな施設や呼びかたがあると思います。コミュニティセンター、生涯学習センターなど) が担ってきた部分もあり、互いに分離した施設として建てられていることがまだ多いですが、こちらも、意識して両方の機能を統合した「図書館」が、あるところにはあると思います。

ライブラリアンに求められるスキル

デジタル技術やコミュニティイベントの開催などを行うようになった図書館では、ライブラリアンの配置や、ライブラリアンに求められるスキルなども異なってきています。アメリカの地方の小規模な公共図書館などでは「地域の読者」のニーズに合った選書をすることが推奨されていた時代もあり、コミュニティ連携、コミュニケーション能力は元々必要なスキルだったのではないかとも思いますが、それがより強調されるようにはなったかもしれないですね。

新しい機会

デジタル技術に関しては、アメリカでは公共図書館での電子書籍の貸し出しなども一般的になりつつあります。また、地方史資料のような地域の図書館にユニークな資料のデジタル化が進めば、アクセスが便利になるだけでなく、それらを利用したワークショップの開催など、さらなるコミュニティ連携の機会が生まれるかもしれません。

そういう意味では、強調されがちな「サービス」や「場としての図書館」といった側面だけでなく、より伝統的な「資料/コレクション」も重要な要素になります。ただ、「地方史資料」などといった場合にも、伝統的な書籍だけでなく、zine、地図、写真、音声、動画など、さまざまな形態の「資料」があることが、究極的には地域の多様性と連携し、多様性を含む歴史を伝えることになるはずです。- Ryuta

■緑黄色社会「真夜中ドライブ」■シャーロット・ケイト・フォックス「ゴンドラの唄」■D. W. ニコルズ「4丁目カフェ」

第23回UIUC JPN COVID-19 Town Hall「州内の感染第三波」

以下は、本日10月30日に開催されたUIUC JPN COVID-19 Town HallでTatsuyaさんが提示されたPower Pointのスライド資料です。一部を共有させていただきます。Tatsuyaさん、毎回、貴重な情報をありがとうございます。

イリノイ州全体で感染者数、死者数とも増加、感染拡大第三波(COVID-19 Statistics

イリノイ州内11地区の多くがTier1へ。Champaign Countyを含む6regionは、11月2日(月)より感染対策規制がより厳しくなる。各地区の詳細は、Illinois Regional COVID-19 Resurgence Criteria参照。

Tier11では、下記のような規制が実施される。U-Cは、陽性者数が増加しているが、感染拡大状況が大きく変化はしていない。CUPHD参照

Selected COVID-19 News: IL & C-U (10/17-10/30)by Tatusya

Selected COVID-19 News: IL & C-U (10/17-10/30) by Tatsuya

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