No.502, Nov.6, 2020, コロナ禍のライブ活動、分業と協働のローカル配信へのこだわりwith リクオ

アメリカ大統領選、未だ決着がつかず

今週からHarukana Showは、日本時間では土曜日の午前9時に開始となっています。11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙は、11月6日のHarukana Showの放送・配信時点でも最終的な結果が出ていません。

今週の番組の事前収録はKyoroからMugiko、ShizuokaからRyutaさんが参加して11月5日に行いました。Mugikoは、アメリカからのニュースが気になって寝不足が続いた声になっています。スペシャルゲストのリクオのトークは、10月26日に収録しました。デビューから40周年、コロナ禍においてインディーズのミュージシャンとしてどのように活動を展開しているのか、お話を伺いました(Part2&Part3) *曲を含む全番組アーカイブ@WRFU:@WRFU-11-06-1800.m3(55MB)

Part1, オンラインでAianLENS、コロナ禍でのハロウィンfrom Satomi

AsiaLENS:Hiroshima Nagasaki Download
A film by Shinpei Takeda. 2009. 73 minutes. 
Online Viewing: Friday, Nov 6, 2020, 5 pm CT – Friday, Nov 13, 2020, 5 pm CentralViewing link/password will be provided during the viewing period. Please make sure to click on the “CC” link to get the English subtitles.

コロナ禍のハロウィン

U-CのSatomiさんからU-Cの今年のハロウィンのTrick or TreatとJack-o’-lanternの写真が届きました。「今日はハロウィーンでしたが、お菓子をもらいにくる子供の数はかなり少なかったです。今年は晴天で、この時期にしてはそれほど寒くなくてお天気には恵まれていたのに、やっぱりコロナ禍のせいなんでしょう。お菓子は直接手渡しは避けるように、というお達しがあらかじめ出ていたので、家の前にテーブルを出して、その上にばら撒くようにお菓子を置きました」by Satomi

11月2日よりTier1 Restration

Champaign Countyを含むイリノイ州のRegion6では、COVID-19感染の再拡大にともないRestore Illinois resurgence planにもとづき、11月2日よりTier1の規制となっています。Tier1 Regional Mitigation for Region 6

リクオ、デビュー30周年、

コロナ禍でもクリエイティブにコラボを楽しむ

今週のゲストは、ミュージシャンのリクオ です。1990年11月にデビューして、ちょうど30年、記念すべき年に、COVID-19感染が拡大しました。自身も音楽関係者たち、ライブハウスも厳しい現実を、どのようにクリエイティブに切り抜けようとしているのか。リクオの出身地Kyotoからじっくりお話を伺いました。

Part2, リクオ、デビュー30周年、コロナ禍に思う、分業と協働の面白さ

Part3, 一乗寺フェス配信チームと協働、ローカル・ライブ配信

音楽を奏でる、育む、集う場所への思い

「音楽がなくなることはないが、音楽を奏でる、育む、人が集う場所は、みんなが守っていくという意識がなければ脆くも消えていくものだと思い知らされた」、そんな言葉からトークが始まりました。リクオさんは、レコード会社との契約を終えた1998年頃から、インディーズのミュージシャンとして全国の草の根ネットワークを頼りに、年間120〜130本ライブをこなしています。コロナ禍において、これまでのようなライブ活動はできなくなりました。

ライブの多様化、ツアーミュージシャンの増加

近年は、ライブする場所や形は多様化しました。SNSを通してつながるファンが企画してカフェやお寺などでライブをすることもあります。各地域で街フェスも行われるようになりました。またリクオさんのようなツアーミュージシャンの数もかなり増えました。しかし、ライブハウスの数は増えていないので、ブッキングを以前より早い時期に申し込む必要があります。*No.139 Nov.22, 2013 グラスルーツでクリエイティブにライブ&「友達の小さな輪」志向with リクオ、No.333, Aug.4, 2017, 野外ライブの季節、「街フェス、お寺でライブ」with リクオ

分業しながらコラボする面白さ

インディーズのミュージシャンは、兼業が増えました。音楽やその他仕事を組み合わせ、自分のスタイルで音楽を続ける人、一人で裏方の仕事兼ミュージシャン、レコーディング&レーベル&マネージングなどを全て手がける人もいます。リクオさん自身は、いろいろなミュージシャンや専門スタッフとの分業を組み合わせて一緒に音楽を作ってゆくプロセスが好きです。音楽の質が高まり、いろいろな要素が組み合わさることで思いがけない作品が生まれることもあります。分業が成り立つためには、ある程度の規模の資本や組織が必要な場合もありますが、そうした音楽つくりの現場も残って欲しいと思います。

コロナ禍で仕事は激減、一乗寺フェスのメンバーと知り合う

コロナ禍によって音楽に関わる人たち仕事は激減しました。厳しい現実に直面しながらも、リクオさんは、自分が住む場所の一乗寺フェスのメンバーと知り合ったのをきっかけに、ライブ配信を始めました。一乗寺フェスは、京都市左京区で毎年開催されている「街フェス」です。地域のいろいろな店舗が会場となり、様々なミュージシャンが演奏やイベントが行われ、これを参加者たちが選んで見て回るサーキット形式です。

こんな時だからこそライブを届けたい、クリエイティブな活動がしたい

一乗寺配信チームは、街フェスを通して培ってきた横のつながりを活かして様々な技能をもつ人々が集まり、この半年間、様々な音楽のライブ配信をしてきました。コロナ禍でそれぞれの仕事がなくなり時間的余裕はある、収入はなくなったが音楽への愛はある。クリエイティブなことをして、コロナ禍を乗り切りたい。そんな思いが募り、2020年4月29日に、CAFÉ&BAR OBBLIでリクオのライブ演奏とその生配信が行われました。ライブ配信を見て、カメラマンやミュージシャンが参加を希望、ラジオ局がイベントを手伝ってほしい、といった誘いがあるなどして、一乗寺配信チームの活動は、地域を超えていろいろな場所をつないで、進化しながら展開してきました。

ライブの現場の空気感を伝える

この配信チームとともに、リクオさんは1ヶ月に1、2回のライブ配信をしています。配信チームの参加者がアイディアを出し合い、ライブ配信をするたびに反省会をして、次の課題に取り組み、カメラ位置、アングル、構図、光の加減なども随分と変化してきました。また、無観客ライブと10月現在の観客ありのライブでも配信のポイントは変わってきます。お客さん目線のカメラアングルで演者の動きを伝わり、かつ、カメラだからこそ捉えられる映像もあります。どのようなライブであっても、そのライブハウスや街の空気感が伝わって、そこに行きたいと思ってもらえることにプライオリティを置いた配信を工夫しています。

観客ありのライブの場合、MCのマイクの使い方は難しい。ライブハウスでは、マイクを使わなくてもトークの声は会場の中に届きます。つい、マイクがどこにあるのかを忘れてお客さんに向かって話していまい、ライブ配信の視聴者からは、「リクオさん、マイクに向かって話してください」という書き込みをしばしば受け取ります。。

ライブの一体感を盛り上げるチャット

ライブ配信の画面横にあるチャットは、配信のライブ感を盛り上げてくれます。ライブ会場は、音楽を通じてファン同士が集う場所でもあります。ライブ配信ではチャットを使って、全国、あるいは海外に住む人とも会話ができ、同じライブに参加している一体感を作り出しています。また、様々な事情で、病気や年齢や仕事で、ライブ会場に行くことができない人も、ライブ配信に参加できます。ライブ会場に行ったことがない人にも、ライブの面白さを知ってもらえるプロモーションツールにもなります。

30周年記念のライブ、草の根ローカル発信の可能性

Kyotoの磔磔で、11月20日から4日、毎日異なるゲストを招いて、リクオの30周年記念ライブを開催します。毎回、一乗寺配信チームがライブ配信を担当します。コロナ禍だからこそ、いろいろな人とのコラボの魅力とローカル発信の可能性を強く感じています。こだわりながら、これからの展開につなげて行きたいと思いっています。(まとめby Mugi)

今週末、11月8日に Kyoto一乗寺フェス 10:30-21:00、初のオンライン開催です!(Kyoto&Tokyo)、海を越えて参加できます。

Part4, コメントby Mugiko and Ryuta

ローカル発信をグローバルに伝えるHSも、あれからもう502回

リクオさんの話は、Harukana Showのコンセプトとも重なります。10年前にアメリカのコミュニティラジオ局から日本語ラジオ番組ができるかなと考えた時に、U-Cに知り合いもいないし、オンラインで日本とつないでおしゃべりをしたらいいかも、と思いつきました。その場所ではマイノリティでも地域を超えていろいろな人とコラボができれば、コミュニティラジオの可能性も広がり、様々な立場の人が表現したり社会と関わることができる。色々な事情で外出が困難だったり人を会うのが苦手だったりスタジオに来る時間や方法がない人でも、オンラインを活用すれば、自分が居る場所から参加できる。

番組のトークをPodcastから聞くことができれば、ローカルな発信をグローバルにシェアできる。いろいろな地方や季節やその人の人生が交わる番組になったらいいなあ、そんな思いから一人で名前もないラジオ番組を想像していました。アイディアだけはあるけれど、番組制作の方法や機材の使い方が全く分からず英語にも不自由しているMugikoを見かねて、日本語が分からないTomさんが機材担当をするよと声かけてくれて、いろいろな人が番組制作に関わり、あれからもう502回。リクオさんの話を、HSの時間と重ねて聞いていました。リクオと話せてよかった。Mugi

■リクオ with HOBO HOUSE BAND「希望のテンダネス」■リクオ「オマージュ・ブルーハーツが聴こえる」from Gradation  World Live

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