No.506, Dec.4, 2020, コロナ禍で地域メディアも教育現場もオンライン活用(2) with Tsujino & Mugiko

もう師走!

本日のHSの収録は、12月3日、SihzuokaからRyutaさん、KyotoからMugikoが参加しました。もう師走!あわただしい毎日です。「ピアノのなかは、クリスマスカラーなんですよ」と調律の方におしえてもらって、なんだかうれしくなりました。

Part1, UIUC JPN COVID-19 Town Hall Twitter、Homecoming2020

UIUC JPN COVID-19 Town HallのTwitter開設

UIUC JPN COVID-19 Town Hallを主催しているTatsuyaさんからのお知らせです。「Twitterアカウントを開設しました。Twitterの方では、タイムリーさが求められる情報やTown Hallで取り上げる時間がなかったものなどを1日3回程度Tweetしています。コメント、Retweetなど大歓迎です。なお、現状ではアカウントのPrivacy設定に制限を掛けていないので、Follower以外でも投稿を閲覧できる設定になっています。個人情報の取扱いにだけご注意ください。

▶︎Twitterアカウントをお持ちの方:@UIUCJPNTownHallで検索・フォローしてください。▶︎Twitterアカウントをお持ちでない方:https://twitter.com/UIUCJPNTownHall(アカウントがなくても投稿内容の閲覧は可能です)」by Tatsuya

Twitterには、COVID-19に関することだけでなくU-Cの日々のニュースが掲載されています。

UIUCのHomecoming week 2020はオンラインで開催中スケジュール

コロナ禍で地域メディアも教育現場もオンライン活用(2)

with Tsujino & Mugiko

HARUKANA SHOWのリスナーのみなさん、こんばんは。前回の放送(HS No.505)に引き続き、オンライン活用についてお届けします。前回は、日本や世界のいろいろな場面で突然⁉︎オンライン化が進んでいる現在進行形の状況をお話しました。今回はオンライン授業から見えてきた課題と、地域メディアとオンライン授業の連携についてお伝えします。by Tsujino

Part2,コロナ禍の映像制作実習、経験とスキルを伝え合うwiht Tsujino&Mugi

Part3, 震災の経験・記憶とつながるwith Tsujiono & Mugi、コメントby Ryuta

コロナ禍の調査・取材方法と意識のズレ

コロナ禍で調査・取材・撮影をどのように進めていくか?制作プロセスが進んでいくにつれて学生たちはそのことを考え始めました。取材は対面を避け、オンラインで行おう。一方で取材対象はそれぞれにとっての「身近」な人であり、場所です。日常的に会っていた人であり、行っていた場所です。「身近」だからこそ気軽に会いに行き、対面取材という行動へつながりそうになる。物理的に可能なのに、なぜ直接会っての取材はできないのか?コロナ禍の状況の中でそうした意識とどう向き合うか、取材する学生と取材対象者の安全を考え、どう行動すればいいのだろうか、と模索を続けました。そうする中で、学生たちは取材方法や撮影方法を手元にある機材や各自のスキルを組み合わせて編み出していき、それらを授業の場で、皆でシェアしていきました。映像制作のオンライン実習授業はこのように進んでいきました。

オンライン上映会:学生自らの視点で切りとった日常を伝える

2020年7月初旬、上映会をオンラインで開催することを決め、上映会実行委員会を立ち上げました。制作している映像作品は10作品。「日常」をテーマにしているけれど、それぞれが切りとってきた「日常」はさまざま。多様な映像作品をどう伝えるか?広報のためのフライヤーを準備していく中で、学生たちはコロナ禍で自他の暮らしを見つめ、自らの視点で切りとった2種類の日常、「変わらない日常と変わりゆく日常」を上映会を通して伝えることに決めました。2020年7月22日。学内外からの参加者を迎え、ZOOMによる上映会を開催できました。

活動の経験を伝え合う

映像制作のオンライン授業では教員も受講生もさまざまな工夫と発見をし、シェアしながら学びを深めていきました。オンラインで映像制作の授業を実践していく中で直面する課題とどう向き合っていくのか?地域メディア活動での経験を活かしながら進めていくことができました。同時にコロナ禍で授業がオンラインとなり、大学でのオンライン授業実施で学んだスキルを地域メディアで伝える機会もありました。大学の授業ではビデオ会議システムを活用したリアルタイム授業の経験とスキルを積み重ねる機会にもなりました。

オンライン技術の心理的ハードル

一方で地域活動は対面での活動が大切にされてきましたが、コロナ禍でそれが難しい。活動ができない。でも活動を全てやめてしまうのではなく、なんとかできる方法を見出そう。その方法の1つがビデオ会議システムを使い、つながることでしたが、地域活動の現場ではオンラインの技術はハードルが高いことがわかってきました。ハードルが高いというのは技術的にというだけでなく、心理的にも、ということです。そこでMEDIA ROCCOの番組を通して、ビデオ会議システムの使い方についての特集番組「第407回定期配信 特集「ZOOMをはじめてみよう!」 2020.7.25」「第422回定期配信 特集「ZOOMをはじめてみよう!第2弾」2020.11.7」を組み、伝えました。大学教育での経験を地域へ伝え、地域活動の経験を大学教育へ活かす。双方から学び共有することを続けています。

震災の経験から行動する、現在進行形の今の経験を伝える

地域メディア活動を通して出会う地域活動の現場の方々と話していると、折にふれて阪神・淡路大震災の経験を口にされる時があります。先日の取材でもある方が、震災で地域とのつながりが本当に大切だと気づき、地域活動に関わるようになったと話しておられ、神戸の人たちにとって阪神・淡路大震災という非常時の経験がその人のその後の行動につながっていることに気づく瞬間です。あの震災の経験だけでなく、その後の日本各地で起こった災害での経験と記憶は人々の次の行動へ結びついていくように思います。

今、コロナ禍を、日本だけでなく、世界中で経験しています。つい最近のMEDIA ROCCO番組特集でも地域活動の現場での経験を語っていただきました。外国人住民は新型コロナウィルス関連情報をどのようなメディアで得ているか。多言語の情報をどのように伝えるか。震災と異なり、新型コロナウィルスは世界各地で拡大しているため、全般的な情報はマスメディアと母国で発信されている情報で得ることができるけれども、今暮らしている日本のローカルな場所の情報を得ることが難しい。その情報を得る方法は、外国人コミュニティで使われているFacebookなどのSNSであったり、近隣の日本人住民などが直接伝えることで伝わるというお話でした。

現在を見つめ、その経験を、映像作品で伝える、番組で伝える。教育の場で、地域活動の場で、地域メディア活動の場で、現在進行形の経験を伝え、学びあい、一歩進んでいく。

震災の経験がその後の人々の行動に結びついていったように、今のオンラインの経験と記憶はこれからの人々の行動に何かしらの変化を与えていくのかもしれませんbyTsujino

スキルをみんなのツールにする、Do It Ourselves

「地域メディアで自分たちが培ってきたスキルを一般の人が使えるツールにしたい」というTusjinoさんの言葉が印象的でした。先月、リクオさんが話していた、Kyotoの一乗寺でも、地域の活動のなかで培ってきたスキルとつながりを活かして街フェスがオンライン開催されていました(HS No.502)。2021年は、身近な暮らしのなかにあるものを活かしたいろいろな活動がつながりながら展開されそうな気がします。Mugi

今年、急遽オンラインに移行して行われた授業では、教員も学生も、大学職員の方々も、試行錯誤の連続だったと思います。それらを通して技術的、内容的に変わったこと、新たに得られたことの中には長く役に立つものも含まれていそうだと思いました。そのようなものを (特殊な一年/数年だった、で終わらせて忘れ去ってしまうのではなく) 残し、さらに、自分だけの、大学だけのものとして留めておくのではなく、広く共有していくことで、社会もまた少し、「レジリエント」なものになるのかもしれないですね。- Ryuta (レジリエンスの概念についてはNo.466No.478No.479のトークをご参照ください。) 

■加藤登紀子「時には昔の話を」■ sora tob sakana『信号

 

 

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