No.530, May21, 2021, Adapting to Audience, オンラインでのコミュニケーションwith M. Wataru

もう梅雨入り

関西では平年より3週間ほど早く、5月16日前後に梅雨入りしました。5月20日の番組収録中も、Kyotoでは雨がよく降っていました。夜中には豪雨となり、早朝にはスマホから大雨警報が聞こえ、何度か飛び起きました。

M.Wataru&Ryuta&Mugio Trio

本日のメイントークは、U-CからWataruさんが参加、久しぶりにRyutaさんとMugikoと3人でおしゃべりしまた(5月15日)。話が自然に弾んで、いつもより早口になりました。UIUCの春学期が終わり、Wataruさんが履修したオンライン授業やTA(Teaching Assistant)のお仕事や研究発表の経験から学んだことを話しています。テーマは、Adapting to Audience(聴衆に合わせて話す)とオンラインでのコミュニケーションについてです。Wataruさんには、文章もまとめていただきました。

Part1, 聴衆に合わせて話す、オンラインでの交流 with Wataru

Part2, 学会発表のコツ、ウケる「笑い」はなかなか難しい with Wataru

春学期も無事終了

イリノイ大学では、1月から続いた春学期がようやく?終わりました。5月15日、16日には各学部・専攻ごとに、Virtual形式で Commencement Ceremony が開かれたようです。Main Quad や Alma mater 前には記念写真を撮る卒業生の姿が見られました。

Adapting to Audience (聴衆に合わせて話す)

今学期、私はAdapting to Audience (聴衆に合わせて話す・伝える) を考えさせられる学期でした。例えば、TAを務めた授業では、学部1年生向けにGISの基礎を教えたことで、専門用語を極力使わずに話す良い練習になりました。また、学会発表 や Preliminary Exam(博士論文の予備審査)では、自分の研究のオリジナリティ(独創性)や研究分野への貢献(有用性)は何なのか、プレゼンテーションの中でわかりやすく説明する能力が問われました。加えて、発表や試験での質疑応答時間では、聴衆からの質問を正しく理解し、端的に答えるのに苦労しました。発表や質問への回答を上手く行うためには、Visual Aids (スライド内での写真や図表、映像などの視覚資料)の入念な準備が、(オンラインでは特に)重要だという事にも気づかされました。

オンライン授業での学生間交流

オンライン(特にオンデマンド「非同期型」)授業では、学生間の交流が生まれづらいと思いがちですが、工夫をすれば交流可能だという事にも気づかされました。例えば、初週には、自己紹介をLMS(Learning Management System)上に投稿し合う。学期中には、ディスカッション課題として、自分の意見の投稿に加えて、クラスメートの意見への返事も課す。といった取り組みで活発な意見交換がなされていました。この形式は、対面授業だと引っ込み事案で中々話さない人の意見や感想なども気軽に知ることが出来るので、案外、対面授業よりもイイ方法なのかもしれません。by M. Wataru

WRFUのラジオ番組は、モデルがなくて面白い

今日の テーマは、Harukana Showのホストとして、とても考えさせられました。Adapting to Audienceという観点から、WRFUの複数の番組を聞いてみると、テーマも、話し方、伝え方もそれぞれ全く違います。モデルがない。番組を担当している人が、まずは楽しそう(シリアスな内容でも)。Harukana Showも、番組参加者が自分の話を楽しんでいるところが、聞き手にとって大事なことかなと思います。情報を得るだけなら、無数のメディアがあるけれど、いろいろな人が関わる生きた対話の面白さは、その場からしか生まれない。Wataruさん、Ryutaさんとのおしゃべりに刺激されて、考えたことをBlog「様々な語りの実践、みんなで作る会話の面白さ」 May22, 2021に記しました。Mugi

■東京事変 「永遠の不在証明」■いきものがかり「BAKU」■Mr.Children 「Brand new planet

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