No.536, July2, 2021, 「場/場所としての図書館 」Ryuta, 「コロナ禍の日本一時帰国 」M. Wataru

アメリカ独立記念日の花火大会

日本は梅雨の真っ只中、湿気が重く肌にまとわりつく感じがします。7月2日から3日にかけては日本各地は大雨となり、静岡県、神奈川県では土砂災害や洪水などの被害が生じています。

Urbana-Champaignでは、ワクチン接種と並行してCOVID-19感染拡大もかなり抑えられつつあります。7月4日の独立記念日のイベントは昨年は全て中止されましたが、今年は、花火大会が開催される予定です。

Champaign County Freedom Celebration:The fireworks display will take place at approximately 9:15 pm on July 4th as usual from the University of Illinois parking lot E-14 located just west of the State Farm Center. No food vendors or other entertainment will be provided. Guests are asked to view the fireworks from dispersed locations and avoid areas where social distancing is not possible.

Part1, 季節の話題、花火大会 with Ryuta&Mugi

Part2は、HS No.534 & No.535でお届けしたHi-sanのトークへの、若い世代のWataruさんとRyutaさんからの感想です。下の写真は、収録前に、前回のトークでHi-sanが話した『2001年宇宙の旅』のHALについて話しているうちに、EVAの話に脱線しているところです。Part3では、Wataruさんが、5月中旬にアメリカから日本へ帰国した際の入国のプロセス(コロナ対策)について話しています。RyutaさんがPart2を、WataruさんがPart3を、わかりやすい文章にまとめてくださいました。

Part2, Hi-sanのトークから、現在の図書館 with Ryuta&Wataru&Mugi

UIUC図書館、コロナ禍においても研究サポート

Part2では、先週までのHi-sanとのトークを受けて、イリノイ大学図書館の現在の様子、といったあたりから、Wataru-sanを交えて話をしていきました。Wataru-sanは、イリノイ大学の図書館ではオンラインカタログを使った検索、資料のリクエストが日常で、電子書籍もよく使うとのこと。COVID-19によりキャンパスがロックダウンされた中でも、電子資料やリクエストした資料のピックアップサービスなどを通じて研究を続けることができたそうです。一方で、地理学が専門なのでMap Libraryにも足を運ぶことがあり、ここでは、紙の地図類が、大きく平らな引き出しに入れられて、今も収蔵されているとか。

*「No.498, Oct.9, 2020, 『ドライブスルーでFlu Shot』『COVID-19と図書館』」No.499, Oct.16, 2020, 偶然の出会いが恋しい、地図をオンラインで楽しむ with M. Wataru」

大学図書館もイベントを携えて街へ, photo by Mugi

10歳代で知識・情報の電子化、ネットワーク化を経験

Ryutaは、Hi-sanとのトーク中にも少し話しましたが、小学校高学年ぐらいで初めて自分で意識して図書館を使ったときには、もう図書館には (館内用の) OPACがありました。(1990年代はじめごろの話で、この図書館は東京都練馬区立大泉図書館です。) 高校生のころにはもうフリーメールがあり (このころはみんなHotmailでした)、大学在学中にGoogleが大手になってきて……という時代で、決して「デジタルネイティブ」ではないですが、情報、知識の電子化、ネットワーク化に、Hi-sanがイリノイで受けたような「大きなショック」を感じた経験は、実のところ、あまりありません。

Urbana Free Libraryの掲示、館内外で行われるイベントも多様化 photo by Mugi

Library as Place(場/場所としての図書館)

ただ、図書館情報学の授業で教えるために (今、そういうことをしているので) 学びなおしていると、Library as Place (場/場所としての図書館) ということが言われるようになった契機は、情報や知識の電子化により、図書館が、本を大量に長期保存するための、ある意味、そこに滞在する人にはフレンドリーではない環境から、電子資料と紙の資料を同時に参照しながら、長い時間滞在して、グループワークで知を作り出す場所に変わっていったことにあったり、outside-in (「外」で出版されたものをコミュニティの「中」に持ってくる) からinside-out (図書館が持つユニークなコレクションや、図書館コミュニティの「中」で作られたものを「外」へ発信する) に変わりつつあることの端緒も知識と情報の電子化にあったりと、情報技術が「知」の作られかた、図書館のかたちに与えた影響は大きなものだったのだなと、あらためて感じます。

Public Libraryの屋外でも多様なイベントを開催 photo by Mugi

(このへんはトークの中では専門用語を出さずに話していますが、たとえばデジタル化した「郷土資料」の発信の話は、inside-outな図書館のよい一例だと思います。Zineコレクションなんかもそうだと思いますが、その話は長くなりそうなので、またいずれ……。)  – Ryuta

本棚に触れる場所

Harukana Showのイベント情報をとおして、図書館の様々な表情、活動に接してきました。表現する図書館、発信する図書館、訴える図書館、見せる図書館、くつろぐ図書館、、、、でも、図書館は、本棚にもさわれる場所でもあってほしいなあ、と思います。Mugi

Part3, コロナ禍の日本一時帰国 with Wataru

5月中旬に3年ぶりにアメリカから帰国

私は、先日3年ぶりに一時帰国し、この夏休みは日本に滞在しています。水際対策が行われている中で国境を越えて移動する大変さを、身をもって知りました。備忘録も兼ねて手続きの概要をご紹介します。-Wataru

飛行機の窓からの景色, May 2021, photo by M. Wataru

入国前に必要な証明書類の準備、アプリのインストール

まず、日本に入国するにあたり、アメリカにいる間に以下3点、1)出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書取得(厚生労働省「検査証明書の提示について」2)質問票webの記入登録、3)関連アプリのインストール の準備が必要でした。特に陰性証明書は重要で、不備があるとトラブル(アメリカに強制送還されたケース)もあるようです。幸い、周知の通りイリノイ大学は無料のPCR検査を提供しているので気軽に受診でき、証明書も大学保健センターにてすぐ発行してもらえましたが、そういう環境にいない人にとっては一苦労だと思います。

日本の空港の厳戒態勢、チェック

次に、日本の空港に到着してからは、厳戒態勢のもとでPCR検査、問診、アプリの動作チェック等を行います。私の場合、到着から入国までに2時間ほどかかりました(これは相当スムーズだった方で、当日の混雑度によっては5時間以上かかった例もあるみたいです)。普段は賑わうロビーも閑散としており、少し怖いくらいでした。

羽田空港国際線ターミナル, May 2021, photo by M. Wataru

入国後14日間の行動管理、隔離生活

2021年5月時点では、ワクチン接種済みか否かに拘わらず、入国後14日間は自宅等(感染症指定地域からの入国なら指定施設)での隔離生活となります。滞在場所までへの移動は公共交通機関に乗れないので、ハイヤーかレンタカーで、あるいは誰かの送迎での移動になります。私の場合はハイヤーでした(距離にも依りますが割と高額です…)。

隔離生活中は、アプリを通じての位置情報報告、入国者健康確認センターとのビデオ通話等でモニタリングされます。抜け穴が無いとは言い切れませんが、しっかり管理されているように思いました。

以上、誰かのご参考になることがあれば嬉しく思います。私個人としては、いろいろ手間はかかりましたが、3年ぶりに家族と会えたのはやはり嬉しいですね。次回帰国の際は、友人とも気兼ねなく会える世の中になっていて欲しいな~。また、8月にアメリカ、イリノイ州に戻りますが、その時までに日本でも気軽にPCR検査と陰性証明書取得が出来る環境になればいいな~と思います。- M.Wataru

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