No.540, July30, 2021, 「曲紹介by Kana」「日米でも感染再拡大」「蝉談」

COVID-19感染さらなる拡大

日本各地は猛暑が続いています。今週は、日本時間7月29日(木)午前中に最初の番組収録をし、蝉の鳴き声がよく聞こえました。ShizuokaからRyutaさん、Kyotoから参加しました。Kanaさんが、今週は、日本語と英語以外の言語の曲を選んでくれました。

収録日の夜のニュースでは、日本全国のCOVID-19感染者陽性確認者数が1万人をこえ、追加の緊急事態宣言が発出される方針だというニュースが入りました。番組の最後の数分を下記の内容を再収録しました。

緊急事態宣言が、東京、沖縄以外にも、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県に発出され、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県には、新たにまん延防止等重点措置を適用することが決定されました。期間は、8月2日から31日までです。東京と沖縄の緊急事態宣言の期限もこれにあわせて延長されます。

Part1, 曲紹介(1)Måneskin – Zitti E Buoni, 蝉談(1), コロナ感染再拡大

Part2, 曲(2)Noyés Dans La Masse, 蝉談(2), U-Cでもマスク着用要求

Part3, 曲(3)(4)Megaphobe, Valé, Champaignの季節労働移民

CDC指針変更、UIUCキャンパス建物内でもマスク着用

収録中、UIUC JPN COVID-19 Town Hallを主催しているU-C在住のTatusyaさんからも、下記のお知らせが届きました。

「CDC指針の変更に伴い、UIUCのCOVID-19対策ガイドラインも更新されました。7月30日より、UIUCキャンパスの全建物内で、教職員・学生を含む全ての利用者を対象に、ワクチン接種の有無にかかわらずマスク/Face Coveringの着用が要求されます。」

*CDCデータで感染リスクが”Substantial”または”High”と分類されている郡では、ワクチン接種完了・未完了にかかわらず、全ての屋内の公共スペースでのマスク着用が勧告されました。Champaign郡は”Substantial”に分類されており、屋内でのマスク着用勧告の対象となります。米国内各郡の分類状況は、CDCウェブサイトより検索できます。-by Tatsuya

Kyotoの蝉の声( July30, 6.30pm)

北米の「周期ゼミ」ブルードX

Washington DC在住のTamakiさんから今年の5月に17年に一度大量発生するセミについてのニュースを受け取りました(HS No.531)。今日の番組ではRyutaさんに、Active Periodical Cicada Broods of the United Statesを紹介してもらい、ブルードXと呼ばれる「周期ゼミ」のことを新ためて学びました。

*「数十億匹が大量発生!米国で17年ぶりに現れた『周期ゼミ』を研究者と共に追って見えてきたこと」WIRED, 2021.05.26 WED 11:00,  吉村仁「周期ゼミの進化物語」科研費NEWS2013年度VOL.4

Kyotoでは、夏は毎年、蝉の大合唱です。子供の頃、セミとはいえばアブラゼミでした。今は、クマゼミばかり見かけます。Mugi

*「いつの間に?様変わりした京都の『セミ』アブラゼミ減り、クマゼミばかりに… 記者の独り言」京都新聞2020年7月28日 14:43

Kanaさんの曲紹介

■Måneskin – Zitti E Buoni

曲のタイトルは、「黙っていい子にしてなさい!」という意味らしいです。イタリアのバンドの曲です。ベースが女の子で、あと3人が男の子の4人編成です。全員20歳か21歳。4人とも非常にお化粧映えするグラマラスなルックスです。2017年にXファクターイタリアという音楽オーディション番組で2位になってから、イタリアを中心にファンを増やしてきたバンドです。私は、彼らが最初のEPを出した頃にたまたまSpotifyで聴いたのがきっかけで好きになりました。アルバムを買うなどして地味に応援していたら、今年、ヨーロッパの国別対抗紅白歌合戦ことユーロビジョンで優勝して、現在は今年出たセカンドアルバムが世界的に売れています。Kana

■ Autour de Lucie – Noyés Dans La Masse

 曲の邦題は「群衆に溺れて」です。フランスの3人組バンドの曲‎です。むかし偶然CD屋さんで立ち聞きして好きになった曲です。2004年の曲のはずですが、iTunesではなぜか1996年発売とありますね。再発売もしくは日本語版発売されたのかもしれません。あまりバンドの情報がないのですが、2004年か05年あたりに一度解散して、最近また再結成したようです。Kana

■Projet Orange – Megaphobe

こちらもフランス語ですが、ケベックのバンドです。この曲が入ったアルバムの発売時に、ラジオでかかったのを聴いて好きになりました。声の感じが好きです。かなり前に解散したと思っていたのですが、YouTubeで検索していたら2017年に突発的に?演奏している映像が出てきて驚きました。検索してみるものですね…。Kana

■M4 Ibeyi – Valé

双子のユニットです。生まれはパリらしいのですが、ヨルバ人(ナイジェリアに多く居住するアフリカの民族)の血を引いていて、「イベイー」というのもヨルバ語で「双子」という意味だそうです。この曲のコーラス部分にもヨルバ語が使われています。双子の姉のほうがカホン(四角い椅子みたいな楽器)を弾いています。彼女たちのお父さんが、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブなどに居たキューバの有名なパーカッショニストだったことから、イベイーの二人もカホンやヨルバの楽器を使って演奏をするようになったとのことです。アルバムジャケットもカッコいいので見てみてください。Kana

 

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