No.558-2, Dec.3, 2021, Champaign でCOVID-19陽性者数急増

Champaign CountyのCOVID-19陽性者数が今週は急増しています。UCPHD に掲載されている情報では、12月1日1116人(入院21人)→2日1314人(26人)→3日1433人(27人)となっています。先週のThanksgivingのホリデーによる一時的な拡大なのか、懸念されます。これから寒くなり屋内で過ごす時間が長くなりますが、換気など気をつけてお過ごしください。

Confirmed Champaign County COVID-19 Cases, 9.15 AM, Dec.3, 2021, CUPHD

Champaign Countyのワクチン接種状況

COVID-19 Vaccination Dashboard, date for Champaign County,9.15AM, Dec.2, 2021

UIUCのCOVID-19陽性率も高くなっています。ON-CAMPUS COVID-19 TESTING & VACCINATION DATA DASHBOARD

UIUC, Shield Testing Data, (Last 7 days), December02, 2021

CDCのCOVID-19ワクチンBooster接種ガイダンス、奨励から勧告へ

UIUC JPN COVID-19 TOWN HALLのTatsuyaさんのまとめによる「米国内のCOVID-19ワクチン承認状況(11/29/2021現在)も掲載します。以下、Tatsuyaさんからの説明です。「CDCが、米国内の18~49歳全員に対するCOVID-19ワクチンBooster接種ガイダンスを“奨励 (encourage)”から”勧告 (recommend)”に引き上げることを発表しました。世界的なOmicron変異株の拡大を受けた措置です。Pfizer/BioNTechとModernaの2回目接種から6カ月以上、J&Jの接種から2カ月以上経過している18歳以上全員に対し、可能な限り早期にBooster接種を受けることを勧告しています。C-U地区内のBooster接種会場の情報は、CUPHDウェブサイトを参照してください。」Tatsuya

米国内のCOVID-19ワクチン接種承認状況21-11-29現在by Tatsuya

C-U地区内のCOVID-19ワクチン

11/29/21現在、5歳以上の全員がCOVID-19ワクチン接種の対象となっています。12歳以上:https://www.vaccines.gov/より最寄り予約枠を検索可能。5~11歳:CUPHDのウェブサイト内の”Pediatric Vaccination”参照。FDAの承認/緊急使用許可が出されているCOVID-19ワクチンについて、18歳以上全員に対しBooster接種が勧告されています(Pfizer /BioNTechとModernaは2回目接種から6カ月以上経過後、J&Jは接種から2カ月以上経過後)。C-U地区内のBooster接種会場の情報はCUPHDウェブサイト内の”Booster”参照。Tatsuya

Omiron変異株に関する最新知見ー12月5日付 by Tatsuya

Tatsuyaさんから12月5日付でOmicron変異株についての情報が届きましたので共有します。Mugi

現時点での最新知見:(凡例:前回から変更なし,新たな知見,削除された古い知見)

●スパイク・プロテインの変異箇所などを総合すると、自然免疫(他株のCOVID-19に感染した人の免疫)をすり抜け、再感染する可能性が高い。

他のCOVID-19変異株(特にデルタ株)と比べた感染力の大小は現時点では不詳。但し、フリカ南部の複数の国々での新規感染者の増加率やOmicron株の割合の増大速度に基づくと少なくともデルタ株と同程度かそれ以上の感染力を有する可能性が示唆されている。が高いと推定される。

既存のPCR検査で感染検出が可能(但し、Omicron株と特定するためには、ゲノム配列決定の追加分析が必要)。既存の抗体・抗原検査キットでの感染検出可否は現時点では不詳。米国内で流通している抗体・抗原検査キットの大半で感染検出が可能。(但し、一部メーカー・検査キットで検出できない可能性は排除できない。)

既存のCOVID-19ワクチン、治療用抗体カクテル等の有効性は現時点では不明。初期データに基づくと、南アフリカで使用されているCOVID-19ワクチン(Pfizer/BioNTech, J&J, Oxford/AstraZeneca)は、少なくともある程度の感染予防効果、重症化予防効果を有する可能性が高い。これらのワクチンの有効性がその他の変異株(特にデルタ株)と比べどの程度低下しているかは、より詳細なデータ分析と研究結果を待つ必要あり。

これまでの変異種と比較し、感染後の重症化率・死亡率の大小は現時点では不明。南アフリカの初期データによると、デルタ変異株と比較して、(1) 酸素サポートを必要とする感染者の割合、(2) 集中治療室を必要とする感染者の割合が共に20~60%程度低い可能性が示唆される。但し、以下の点に留意:

・現状、データ数と地理的分布が非常に限られており、今後より多くのデータが蓄積されるにつれ、結論が変化する可能性がある(例:デルタ変異株の子供に対する毒性の知見の変化);

・南アフリカの感染者の年齢分布が、デルタ変異種の拡大初期(過半数が50~70代)と比較し大きく若年層に偏っている(過半数が20~30代)。高齢者のワクチン接種率が高いことから、 これは裏を返せば、Omicron変異株に対して既存のCOVID-19ワクチンが一定程度の有効性を有することを示唆し得る;

・理由は不明だが、酸素サポートや集中治療室を必要とする患者の割合が、感染後の経過時間と共に二次関数的に増大する傾向が観察されている。この挙動は、過去の変異種では見られなかったもの。この先さらに数日間の南アフリカでのデータを追加すると、上述した重症化率に関する結論が変化する可能性がある。by Tatsuya, UIUC JPN COVID-19 TOWN HALL

日本政府の国際線新規予約停止要請は撤回

*日本政府は、水際対策について、一律で国際線の新規予約停止を一旦要請しましたが、国土交通省は12月2日、一転してこの要請を撤回しました。「全日空と日本航空は、4日より日本に到着する便の新規予約受付を再開、1日あたりの入国者上限の3500人程度になるまでは、航空各社で日本に到着する便の新たな予約ができるようになります」NHK News Web, 2021年12月4日 0時07分「全日空と日本航空 日本への到着便 新規の予約受付を再開

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