No.156 March21, 2014コンサティーナを携えアイルランドを旅した1年with Shimizu-san

春の始まり?

3月21日のUrbana-Champaignは、日中は20度という暖かさ、イリノイ大学は今日から、1週間の春休み、夕方のシャンペーンダウンタウンは、いつもより、たくさんの人たちが集まって春の始まりの雰囲気です(来週はまだ寒くなる日もありそう)。

アイルランド音楽が大好きなMikeさんと

UrbanaのWRFUのスタジオからはMikeさんと機材担当のTomさん、そしてMugikoです。今日のHarukana Showのテーマは、Irish Musicです。アイルランドを1年間旅したShimizuさんに京都でお話を伺いました(収録)。トークのお相手は、Tateishiさんです。

Mikeさんは、もともとはアイルランドからの移民です。アイルランドへは行ったことはありませんが、アイルランド音楽は大好きです。そんなMikeさんとShimizuさんのトークを聞きながら、スタジオでもいろいろとおしゃべりしました。

St Patrick’s Dayのパレードは、アメリカが本場?

まずはSimizuさんからMikeさんにこんな質問です。

「3月17日はアイルランドの祝日、セントパトリックスデイですね。パレードなどのイベントは、アイルランド本土よりもアメリカの方が本場だそうなのですが、イリノイでも何か行われているでしょうか?」→Podcast No.156-1

Podcastは4部構成

No.156-1とNo.156-2は、Mikeさんのコメントです。Shimizuさんのトークは前半と後半に分けて収録しています。

HS Podcast No.156-1, March21, 2014:アメリカのSt.Patrick’s Dayには、各地でパレードは行われます。イリノイ州では、シカゴでの盛大なパレードが有名です。by Mikeさん

HS Podcast No.156: Shimizu(1):Shmizuさんのトーク前半:アイルランド伝統的音楽のセッション(音楽そのものが、まさにパブだ!、と聞き手のTateishiさん)

HS Podcast No.156: Shimizu(2):Shimizuさんトーク後半:地域のなかで育まれた地元の音楽に誇り。誰でも参加できるけれど、ルールを守って。

HS Podcast No.156-2, March21, 2014:シャンペーンにもIrish Pubがあります。byMike

大学卒業時の夢をかなえたSimizuさん

Simizuさんは、大学時代には文化人類学を学び、世界民族音楽クラブに所属し、アイルランド音楽に魅了されました。当時は、フィドル(バイオリン)を演奏していました。「いつかアイルランドにいって伝統音楽にふれる生活をしたい!」、そんな思いを抱いてで大学を卒業、まずは就職して資金をためました。そして、2012年11月に、念願のアイルランドへ渡航、ワーキング・ホリデー・ビザで1年間滞在しました。

最初の3ヶ月間は、アイルランドの首都ダブリンに滞在、語学学校に通いました。都市では、観光客用の音楽の演奏が多く、もっと、地元の伝統的音楽にふれたい、とShimizuさんの旅が始まります。

カウンティクレアの延々と続く田舎道を歩いていたときの一枚。アイルランドでは町を出るとすぐに牛や羊や馬と出会います。普通は道の真ん中には居ないのですが・・・・。@Ireland2013, by Shimizu

カウンティクレアの延々と続く田舎道を歩いていたときの一枚。アイルランドでは町を出るとすぐに牛や羊や馬と出会います。普通は道の真ん中には居ないのですが・・・・。@Ireland2013, by Shimizu

コンサティーナをリュックに入れて全国のパブまわり

アイルランド音楽にはたくさんの楽器が登場します。たとえば、フィドル、ブズーキ、ギター、マンドリン、バンジョー、アイリシュ・フルート、ティン・ホイッスル、アコーディオン、コンサティーナ、バウロン、などなど。Shimizuさんは、アイルランドでコンサティーナ(写真)を購入し、パブにゆく時も、いつもリュックに入れて持ち歩きました。

コンサティーナ。ボタンを押しながら蛇腹を押したり引いたりして音を出します。装飾がとても綺麗な楽器です。奥には打楽器のバウロンも見えます。@Ireland 2013 by Shimizu

コンサティーナ。ボタンを押しながら蛇腹を押したり引いたりして音を出します。装飾がとても綺麗な楽器です。奥には打楽器のバウロンも見えます。@Ireland 2013 by Shimizu

アイルランドのトラッド・セッションにはまる!

アイルランドのパブでの、トラッド・セッション(アイルランド伝統音楽の演奏)では、メインのホスト役がいますが、その他、誰が参加するかは、当日の成り行き次第。どの楽器も、基本的には同じ旋律を演奏し伴奏がありません。1つの楽器だけでも演奏できますし、さまざまな楽器が、随時にセッションに加わることができます。1曲が1分ほどと短く、1曲のフレーズを繰り返し、他の曲と組み合わせていきます。楽器演奏の他に、独唱、ダンスなどもあり、そこにいる人が、ビールを飲みながら、おしゃべりをしながら、演奏したり、踊ったり、歌ったり、セッションをそれぞれに楽しむことができます。

パブでのセッションの風景。フィドル(ヴァイオリン)やボタンアコーディオン、フルートなど、様々な楽器がけっして広いとは言えないスペースにひしめき合っています。@Ireland 2013 by Shimizu-asn

パブでのセッションの風景。フィドル(ヴァイオリン)やボタンアコーディオン、フルートなど、様々な楽器がけっして広いとは言えないスペースにひしめき合っています。@Ireland 2013 by Shimizu-asn

実は地域によって違うアイルランド音楽

伝統的なアイリシュ音楽といっても、全国同じではなく、それぞれの地域には、地元で培われた曲があり、演奏があり、味わいがあります。そして、自分たちの地域の音楽を誇りに思っています。パブは、馴染みの客が集まる地域の社交の場です。Shimizuさんのような旅人が入ってくると、すぐに気づかれ、話しかけられます。楽器をもっていると分かると、「なぜ参加しないのだ」と、セッションに引っ張り込んでくれます。おおらかに開かれた音楽の場ではありますが、いろいろなルールはあります。他の楽器の音に耳をすまし尊重しながら自分の楽器の音を合わせます。(基本的に手拍子はせず、足踏みです。)

次の夢へ

アイルランドでパブ巡りの1年間は、Shimizuさんにとってはあっという間に過ぎました。今度は、1つの場所に、もっと長く滞在して、じっくりとアイルランド音楽を学びたい、というのがShimizuさんの次なる夢です。

TateishiさんとMugikoは、Shimizuさんの生き生きした語りに、すっかり引き込まれ、アイルランドのパブの雰囲気を少し分けてもらった気がします。Tateishiさんは、とてもに羨ましそうに話を聴いていました。ワーキング・ホリデーの資格は30歳まで、もう自分にはチャンスはない、と。しかし、何かに思い焦がれる気持ちには、年齢制限はない、はず(と思いたい)。Mugiko

■Lunasa「Morning Nightcap」■Noel Hill and Tony MacMahon「The Old Concentina Reel, Come West Along the Road」■Denis Murphy and Julia Clifford「Knocknabower Polkas」

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