No.158, April4, 2014 Harukana Show 4年めの始まり!ハンサムな僧侶じゃなくてよかった、かなwith Matsushita&Bob

京都は桜満開、バス満員、Champaignの春はゆっくりと

京都市内は、今週は、桜が満開、合わせて、人、人、人で市バスも満員です。家の近所を少し歩くと、公園も、川沿いも、幼稚園も、小学校も、お寺も、神社も、どこにでも桜の木があって、こんなにたくさんと改めて、びっくりします。Urbana-ChampaignやSt.Louisは、まだまだ冷える春の始まり。今日のWRFUのスタジオは、Mikeさん、トムさん、St. LouisからはRyutaさんです。

Sakura@Sosui, Kyoto, April3. 2014

Sakura@Sosui, Kyoto, April3. 2014

Podcastは3部構成

HS Podcast No.158-1, April4, 2014:U-Cイベント情報

HS Podcast No.158-2, April4, 2014:聴くというコミュニケーションby Matushita&Bob

HS Podcast No.158-3, April4, 2014:Harukana Show4年めの始まりです

U-Cイベント情報

◎Japan HouseのSpring Open House4月5日(土)10am-4pm2000 S. Lincoln Avenue, Urbana, IL Speaker: Kokai Matsushita (1pm~)

Champaign-Urbana Astronomical SocietyのFamily Skywatch:4月5日(土)7pm-9pm

The Art of Science 4.0 :2014年4月3日(木)〜7日(月)@Indi Artist Co-op イリノイ大学Institute for Genomic Biology (IGB)の研究を画像で紹介する展覧会

ALASH-Lecture/DemonstrationbyGlobal Arts Performance Initiatives, 4月7日(月)3.30pm−Music Building Auditorium, 1114 W. Nevada Street, Urbana

Asia LENS, The Revolustionary 4月8日(火)7:00 pm The Revolustionary@Spurlock Museum, 600 S. Gregory Street, Urbana, IL:Introduction and post-screening discussion with Irv Drasnin, co-producer, writer, interviewer, and narrator of The Revolutionary.

Special programming in conjunction with this screening:4月9日(水)4pm~ lecture and discussion with Irv Drasnin 
Spurlock Museum, Knight Auditorium, 600 S. Gregory Street, Urbana, IL

Shidareyanagi@Kyoto, April 3, 2014

Shidareyanagi@Kyoto, April 3, 2014

聞くというコミュニケーションwith Matsushitaさん、Bobさん

先週は、イリノイ大学で日本の近代文学を教えるBobさんと、東京で僧侶をされているMatushitaさんとのトークの前半をお届けしました(Podcast No.157)。今日は、「聴く」というコミュニケーションについて伺いました。

 意外と短気な僧侶、Matsushitaさんのお話

僧侶として一方的に知識を伝えるのではなく、じっくりと聴くこと、話しの間、あいづちは、コミュニケーションをとるうえでとても大切ですね。まずは、気がすむまで話してもらう。怒っている人が気持ちを吐き出し、悲しい人がわんわんと泣くことができたら、少しでも楽になります。

人にはそれぞれ波長というものがあります。どんな努力しても、波長が合う人もいれば、合わない人もいる。人間だから嫌いな人がいてもしょうがない。私は実は、気が短く、第1印象で相手を判断してしまうことがありますが、じっくり時間をかけて聞いたり話すと、最初の印象とは違う何かが見えてくることもあります。

人は、威厳のある顔や、美男美女にたいしては、どこか身構えてしまうものです。私のようなハンサムじゃないと、相手は安心してくれます。笑うことも、大事です。口角がきっと固まっている人とは話しにくい。私が袈裟を着ていると、相手は緊張するけれど、僧侶だと思うとその言葉にうなづきやすいこともあります。私が僧侶であるなしとは関かわらず、相手が話し終わったあと、すっきりした気持ちになってもらえればと思います。

ネクタイはもうしたくない大学教師のBobさん

企業を退職したとき、もうネクタイをしめる生活はしたくないと思いました。幸い、イリノイ大学は、先生方も楽な服装です。一方的に話す講義ではなく、受講生の自発的な質問、発言を引き出し、それに応えながらすすめてゆくほうがいいですね。参加者のリアクション、参加者どうしの議論のなかで、思考が深まってゆきます。

Matushitaさんからのメール〜一人一人みんな違う

最近は話したいのに話す機会に恵まれていなかったり(特に独り住まいの高齢者とか)、どんな場合においても効率性を求められる社会の中で、社会が求めているような価値を自分がもっていないと過小評価をして不安を感じたりしている人があまりにも多いのではないかと思います。そう言う人達と出会った時は、出来る限り話をしたいなあと思っています。

凡人である人間の作った規則や法律、伸び縮みする物差しで測られている標準値、価値観、等々、そう言う事にあまり気にしないで一人一人みんな違う、そしてそれを認めよう、受け入れようと言う気持ちを多くの人達がもてたらなと思います。その為にもハンサムでなくてよかったです。笑(でも以前、ある人に、あなたは「いい顔」している、と言われた事があるんですよ。何を基準にそういわれたのか解らないところがいいです。笑)

Sakura@Sosui, Kyoto, April3. 2014

Sakura@Sosui, Kyoto, April3. 2014

Harukana Show4年めとなりました

2011年冬に番組始めようとしたときに、MugikoはU-Cでの知り合いはわずかでした。1人では無理かな、と考えていましたが、日本からTsujinoさんとTateishiさんが番組のCo-hostになってくれました。2011年4月に番組開始後は、イリノイ大学から学生のAlexさんがやってきてJ-POPコーナーを担当してくれました。

2011年9月にMugikoが日本へ帰国するときに、TamakiさんとRyutaさんがCo-hostとして参加することになり、番組が続きました。2013年12月にTamakiさんがハワイに引っ越したあと、Mikeさんがスタジオに来てくれるようになりました。St. Louisに引っ越したRyutaさんは、こうしてインターネットで番組に参加。そして、Tomさんが毎回、欠かさずスタジオにきて、番組をずっと支えてくれました。158回の番組で、80名近いゲストが出演してくれました。心から感謝しています。

U-Cには生放送の声がラジオから

Harukana Showの生放送の声をMugikoはラジオから聞いたことがありません。本当にラジオから流れているのだろうか、誰かに声届いているかなあ、と時々思います。先日、出演してくださったMizutaさんが、「シャンペーンへ来て、カーラジオをつけたら日本語が流れていてびっくりしましたよ」、と話してくれました。うれしかったです。番組サイトにも、日本やアメリカや韓国や、そして時々ヨーロッパからアクセスがあります。こうやってラジオを聞いて、サイトを見ていただいてありがとうございます。

ラジオという空間だから、知らない人がゆきかう

WRFUも Harukana Showも、ボランティアで運営されています。みんな素人で、仕事が終わって、暮らしの空いている時間に、スタジオに、パソコンから番組に駆けつけてくれます。 僧侶(袈裟をきている人)にたいして人が耳を傾けたり、開いてくれることが時にあるように、「ラジオ」というスペースだからこそ、知らない人が来て話を届けてくれる。そこに居合わせることができること、誰かが縁をつないでくれること、ありがたいなあ、といつも思います。

ゆる〜く、なが〜く、近くに遠くに

参加者は、普段の暮らしのなかでは、けっこう引っ込み思案だったりします(少なくともMugikoは)。顔が見えないラジオだから、シャイな人も自分の声でコミュニケーションできる、ラジオは、一人一人の波長が、もっとも伝わりやすいメディアかもしれません。Harukana Showの波長は、ゆる〜く、なが〜く、近くに遠くに届きますように。Mugi

■ SISTER KAYA「桜坂」■ ふくい舞「いくたびの櫻」■  SION「ひと笑い」

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