No.92 December28, 2012 ローリングピアノマン、リクオ、日本は広いなあ

御用納め

12月28日(金)、日本では御用納め、12月29日〜1月3日まで行政機関はお休みに、28日が年内最後の業務。クリスマスホリデーから新年にかけて、イリノイ大学のキャンパスもひっそり、友人の多くが帰省し、少し静かな年末を迎えている人もいるかもしれません。Harukana Showでひとときを一緒に過ごしていただければ、うれしいです。2012年を締めくくるスペシャルゲストは、シンガーソングライター、ローリングピアノマンことリクオです。

Podcastは3部構成

HS Podcast No.92-1 December 28, 2012:番組の始めと終わりのRyuta&Mugikoトーク、U-Cの年末年始の過ごした方、リクオとMagical Chain Club Bandの紹介です。

HS Podcast No.92-2 December28, 2012リクオトーク(前半)年間130本のライブをこなすリクオ、日本は広いよ、いろいろだよ、ミラクルボール、ライブハウスでオフ会、メディアと音楽状況

HS Podcast No.92-3 December 28, 2012リクオトーク(後半)東日本大震災の被災地で考えてきたこと、原発問題、対立、分断の現状と、多様性と対話の可能性。

リクオからのメッセージ

ツアーを続ければ続けるほど、日本は広いなあと感じます。時間の流れも、価値感も、景色も、風土も、言葉遣いも、場所によってさまざま。それが素晴らしいことなんだと思うようになりました。

 僕はステージに上がる前に、ライブの完璧な絵をあらかじめ描かないようにしています。その場所でのライブが、双方向性であることを常に意識しています。1人で演奏するときは、曲順もしっかり決めないし、曲のテンポ、アレンジ、歌い方、MC等が、その場の空気、お客さんのリアクション、その日の自分の心持ち等によって、毎回変化することをよしとしています。その方が、場のエネルギーが循環して共鳴が生まれやすいし、毎回が新鮮で、飽きなくて楽しいんです。

 音楽生活、特にツアー暮らしの中で、たくさんの人達と出会って、直接の会話を重ねる中で、以前より人の話を聞くのが楽しくなりました。皆それぞれに違ったストーリーがあるのが面白くて話のネタが増えるし、そのストーリーの中に、自分が少しでも参加していたりすると、やっぱり嬉しいものです。

 「対話」「相互作用」「多様性」、この3つは、自分がツアー暮らしの中で学んだ重要なキーワードです。不寛容な空気が支配的になりはじめた今の日本に暮らしていて、この3つのキーワードの大切さを増々痛感しています。対話の姿勢を失わず、多様性を受け入れ、独りよがりならず、相互作用によって生まれる価値を共有できる世の中であってほしいと願っています。リクオ

リクオHPリクオfacebookMAGICAL CHAIN CLUB BAND facebook:*MAGICAL CHAIN CLUB BAND HP

Unknown■Magical Chain Club Band「ミラクルマン」「夢じゃない」「アリガトウサヨウナラ原子力発電所

■Europe「The Final CountdownEurope」

2012年、Harukana Showをラジオから、Podcastから聴いていただき、ありがとうございます。来年も、気張らず、あわてず、できれば、ゆったりとトークをしていきたいと思います。U-Cにお住まいの方、WRFUのスタジオにも遊びにきてください。京都在住のMugikoのように、Skypeなどインターネットをとおしても番組に出演できます。メッセージ、ローカル情報なども随時、お待ちしています。Podcastにコメントを記入していただければ、番組スタッフに届きます。

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