Mugi-chan blog
2010年9月からアメリカ、イリノイ州のUrbana-Champaignにあるイリノイ大学で客員研究員としてすごしています。Urbanaという街のダウンタウンの真ん中、Lincoln Square Shopping Centerの北側の、郵便局と同じ建物に、Urbana-Champaign Independent Media Center(UC-IMC)というNPOがあります。威厳のある古い建物の外観とは少し異なる色調で、IMCと大きく描かれた(しかし何の説明もない)この文字が気になり、階段をあがって中に入って尋ねてみました。ここは、何ですか? http://www.ucimc.org/
中央の扉をあけて、右手が郵便局、左手を少し奧にすすむと、IMCのプロジェクトの1つであるコミュニティ・ラジオ(WRFU-LP)のスタジオがあります。音楽、政治、社会、環境、技術、メディア,あるいは子供への物語の読み聞かせ、など、毎週40ほどの番組が放送されています。現在は、英語の他にスペイン語の番組もあります。それでも、大学があるこの地域には、さまざまな出身の人々が住み、多様な言葉が生活のなかで使われています。もっと、いろいろな言語の放送があってもいいのに、と思いました。
WRFUは、IMCに加入し講習を受ければ、地域の人が誰でもそれぞれの番組を始めることができます。「本当に?」、と半年前に、初めてWRFUのミーティングを見学したときに、メンバーに尋ねました。「もちろん!You can do」、と力強く言われても、やっぱり無理でしょう〜、と思いながらも、Sonyの小さなラジオを買いました。やってみようかな、でも、誰と、どんなふうに?と考えているときに、東日本大震災が起きました。日本での大きな災害のなかで、イリノイのラジオで、何を話をし、どんな音楽をかけるのだろう、それどころでじゃないのでは。
迷ったのですが、それでも、こんな時だから、遠く離れた場所をつなぐローカルなメディアがあっても、普段の日本の生活やカルチャーや風景が伝わる放送があってもいいいのではないかな、さまざまな言語の放送が日常生活のなかにあることは大事じゃないかなあ、ここで、日本語をとおして,音楽をとおして、ゆるやかに何かがつながることもあるかもしれない。やっぱり、気楽に聞き流せる日本語のラジオ番組を始めてみよう、と思いました。
Urbanaからの番組のHost役はまだ私一人ですが、Co-hostsは、日本から声の参加です。今日、4月1日が、HARUKANA SHOWの初日です。どうなることでしょう。手探りの生放送ですが、エプリル・フールの日だけでなく、ゆっくりと、長く、いろいろな人の声がゆきかうスペースになればと思います。
2011/04/01
エイプリル・フールですが、Harukana Showの初日です
Mugiko Nishikawa