IMCとの出会いの話の続きです。Urbanaでの滞在2週間たって、ようやく、大学屋、インターネット､銀行、地域の図書館、などの手続きをすませ、生活用品もそろい、落ちついてきました。10月1日、Urbana-Chamapign Independent Media Centerを再訪し、IMCへの加入手続きをしました。

IMのワーキンググループ

IMCを場所として気に入ったし、ここがどんな場所かを知りたいという好奇心はいっぱいなのですが、さて、どう関わっていいものか。前回と同じようにクリスティーナが、UC-IMCのWorking Groupの各活動について説明してくれました。

パンフレットにのっていたのは、コミュニティFM(WRFU 104.5FM)、Public i(新聞の編集､発行）、Show(IMCでのインベント） Librarian＆Archives(Zinesの収集）、Books to Prisoners、The Bike Project）、Tech（技術支援活動など）、Production(（マルティメディアの企画）、Web（サイト制作）、ODDMUSIC-UC（楽器､音楽制作）、Makerspace Urbana　Finance（IMCの財務））、運営委員会（Steering Group)、Outreach（渉外活動）、Community Connection(地域との連携）

IMCの大きな木の下で

「IMCは大きなUmbrella(傘）みたいなもので、全体が１つに統合されているというよりも、その傘の下でいろいろなグループの活動がそれぞれに展開しながら、つながっている」、という内容のクリスティーナ言葉が印象的でした。

”来るべきところに、いきなり辿り着く”

というのも、私は、2001年から、ロンドンのハマースミスでのコミュティ・センターの活動に関わり（グローブ・ネイバーフッド・センターとの出会い、English)、そこから関連して、1960年代のNotting Hillのコミュニティ活動について取材をしてきました。そこで、人と人や組織のあいだの横のゆるやかな繋がりのなかで展開されていく運動のあり方、いろいろなレベルのメディアの役割に関心をもつようになりました。

そして、60年代のロンドンでのコミュニティ活動やカウンター・カルチャーな活動が、同時代のアメリカとどう関わり合っていたのか、どいうのが、私の研究関心だったからです。偶然にも、”来るべきところ､いきなり辿り着いてしまった”、という直感のようなものがありました。

私は、何ができるでしょう？

しかしながら、これといった趣味、特技というものがない私には、クリスティーナの説明を聞いても、自分がここで何ができるのかについては、さっぱりイメージがわきません。機材など技術面も、音楽などのアート面も、ダメです。物書きは時々しますが、英語の世界では、私の語学力は、使い物になりません。間抜けな話ですが、「私は、何ができるでしょうね」とクリスティーナにつぶやいていました。

パンフレットには、親切にも、まずは関心があるワーキンググループのミィーティングに出席してみてください、各グループのメーリングリストにも登録できます、と。

The UCIMC is organized into Working Groups which each have responsibility for different areas of the Center’s operations. A good way to get involved is to attend a meeting for the Woking Group that most interest you. All groups’ decision-making is consensus-based. You can also sign up to be on any the Working Goups’s email list by going to http://lists.chambana.net. You may attend the IMC’s Steering Group meeting to get a sense of the overall working of the IMC. All group meeting are open to the public and all groups are eager to accept new members! Contact shows@ucimc.org with questions about accessibility.

とりあえず、翌週、Community RadioとPublic iのミーティングに出席することにしました。