No. 787, April 24, 2026, 街ぐるみの祝祭とTateishi流「応援」-マラソンと京都国際写真祭

イリノイマラソン2026、春のちょうどよい暖かさ

今週は、U-Cではイリノイマラソンが始まっていますね。フルマラソンの日はお天気はどうかなあと気にしていたら、Stuartさんから、“The weather for Saturday’s race looks quite nice for the runners – temperature around 20 ℃, some wind, some sun.”というメッセージが届きました。走るのにはちょうど良さそう、応援している人には風がふくと少し肌寒いかな。

マラソンの「見方」が変わる?

というわけで、今週はTateishiさんをお招きしてマラソンの応援についてお話を伺いました。収録は、2026年4月20日から21日かけての深夜、TateishiさんとMugikoはKyotoから、RyutaさんはOsakaから参加しました。今週は少し早めにPodcastを公開します。土曜日のイリノイフルマラソンの前に、ぜひ、聴いてみてください。マラソンの見方が変わる、かもしれません。

Part1ではTateishiさんの紹介、Part2ではサッカー愛と遊び心がギュッとつまったTateishi風マラソン応援について、そしてPart3ではいよいよ始まった京都国際写真祭のボランティアについてです。どちらも都市空間の祝祭を草の根から熱く盛り上げるお話です。

Part1, イリノイマラソン、あえてTateishiさんの出演!

Part2, サッカーユニーフォームを着用のランナーさんをサッカー風に応援

毎年冬場の趣味としてかれこれ15年近く続けている、大規模マラソン大会においてサッカーユニフォーム姿のランナーさんたちをサッカーっぽく応援する活動のことを今回も紹介させていただきました。

応援のゲーム性と長年のデーター蓄積

たくさんのランナーさんの中から、サッカーユニフォームを着ている人を探し出し、瞬時にそのチーム名を識別し、タイミングをあわせて手拍子と、チーム名のコールを歌い上げて応援するというものです。いつどのチームが来るか分からないのでひたすら沿道で待ち続け、そして時にレアで見たことのないバージョンの限定ユニフォームなどにも出くわし、こちらも意地になってサッカーユニフォームを探し続けるゲーム性が楽しいわけです。そしてやってきたチームごとに人数をカウントし、集計用紙に記録しては大会ごとにその結果をブログで報告し、近年では現実のサッカーのビデオ判定になぞらえて「VAR判定」と称して、現場では分からなかったユニフォームを、残されたデジカメの写真の情報をたよりに確定させることも行っており、いろいろな人から楽しんでもらっております。

応援を受け感激したランナーさんが応援の現場へ、コミュニティの生成

応援を受けるランナーさんの喜ぶ姿や驚く姿を目の当たりにし、時に感激のあまり涙を流しながら走る方もおられ、そうして過去に応援されたことのあるランナーさんが、私たちの応援の現場に参加してくれるようになったりして、こうしてサッカーを通じてちょっと変わったコミュニティが生まれており、もはや自分にとっても大切な活動となっております。あと、まったくお金のかからない、DIY的な遊び方であるところも気に入っています。-Tateishi

*京都マラソン(2026年2月15日)、大阪マラソン(2026年2月22日)のTateishiさんの報告は、こちらのブログへ。FOOTBALL ACTIVIST 2026年2月28日【実施報告】2026京都マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」*2026年4月15日【実施報告】2026大阪マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」

決して走らぬTateishiさんだからこその定点観測、背景に「推し文化」

最初はTateishiさんと無理やり誘われた友人の2人で始めたちょっと奇妙な応援が、今や不思議な生きたコミュニティを生み出している。応援する側とされる側が軽やかに入れ替わり、相互の感動を共有するつながり方にお話を聞いて心動かされました。決して走らぬTateishiさんだからこそ、こうした応援と定点観測を行いうるのだと思います。また、「仮装」ランナーの応援が成立する背景には、日本の「推し文化」があるのではないか、という見解についても、いつか改めてトークしてみたいです。皆さんはどう思われますか。-Mugi

Part3, KGボランティアスタッフ3年目、祝祭を楽しみながら支える

マラソン応援とKGボランティアの共通点

今回、マラソン応援の話と京都国際写真祭KYOTOGRAPHIEのボランティアスタッフの話をつづけてさせていただき、たしかにこの二つには共通点があるなとあらためて感じました。ひとつの都市で行われる「祭り」にたくさんの多様な人々が集まってきて(そしてみんな同じ方向を目指して進んでいき)、その地で何かを希求する人々や、祭りの雰囲気を楽しむ人々の様子を自分も楽しみながら見守っている、という点が挙げられます。

仮装ランナーのパフォーマンス、写真祭でも多様な衣装の訪問者たち

またマラソン大会ではサッカーユニフォームだけでなく、いろんな仮装ランナーのパフォーマンスも楽しんでいるわけですが、写真祭のほうでも、普段の生活ではあまり見かけないような個性的な装いだったり、ハッとさせる着こなしのお客さんが国を問わず会場にやってくることもあるので、そういう部分でも個人的に似たような面白がり方をしているのかもしれません。

KGボランティアは喋らず佇む(でも、本当は伝えたい)、ぜひ話しかけて

そのうえで大きく異なるのはマラソンの応援ではノドを痛めるほどにひたすら大声を出し続けていて、対照的に写真祭のほうでは必要以上にしゃべらないようにその場で静かにたたずんでいることでしょうか。でも本当は展示作品や会場そのものの面白さについて共有したい想いがあったりするので、ぜひ来場者の方は展示に感動したらそのへんにいるスタッフに話しかけてみてほしいと、私はひそかに思っています。-Tateishi

*KYOTOGRAPHIEについてのTateishiさんのブログはこちらへ。HOWE*GTR 2026.04.19祝開幕、2026「KYOTOGRAPHIE」最初の週末の走り書き的感想

今年も多彩なKyotographie、静かに熱いトークは来週へと続く

京都国際写真祭では、主催者側が招聘したアーティストの作品を展示するメイン会場12箇所(赤色の旗)の他に、KG+ SELECT2026KG+(黄色い旗)ではアーティストやキュレイターが、それぞれ設置した会場(183箇所)でも展示を行っています。さらには、期間中(4/18-5/17)には様々なイベントが開催されています。2026のKGのテーマや具体的な会場、そしてKG+についても、Tateishiさんが来週お話しします。-Mugi

走っている感じの曲-Tateishi

◼️ 爆風スランプ「Runner」◼️ASIAN KUNG-FU GENERATION 「リライト」◼️チャットモンチー「風吹けば恋

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