No. 789, May 8, 2026, UIUCの卒業式、KYOTOGRAPHIE2026のテーマはEDGE、KG+で街を発見 with Tateishi

先週の事情、さまざまな協働

今週のHarukana Showは、定刻に放送・配信できました!先週は、ご心配をおかけしました。Stuartさんが超多忙でHSをセットアップすることができず、お詫びのメールをいただきました。WRFU104.5FMは、ボランティアのみで運営されています。今回のようなアクシデントが生じる度に、さまざまな人との協働のもとで、HSのような日米をつないで番組を制作、発信できることを、改めて「有り難い」と思います。

Part1では、来週のUIUCの卒業式について話しています。収録は日本時間5月6日夜中、RyutaさんはOsakaから、MugikoはKyotoから参加しました。Part2 & 3は、たいへんお待たせしましたが、Tateishiさんとのトーク後半です(4月20日収録)。京都国際写真祭(KYOTOGRAPHIE)2026のテーマ「EDGE」と注目の展示、そして、KG+についてです。トークを通してKoytoのユニークな写真祭をお楽しみください。また、TateishiさんのKGについての最新のブログはこちらです。

Part1, RyutaさんのGW、米国の卒業式は家族で祝う一大イベント?

日本では大型連休をいかがお過ごしでしたか。Ryutaさんは、「妻の実家が農家なので農作業を手伝いました」と。筋肉痛がまだ残っている様子でした。そんな話から今週のトークは始まっています。

来週末はUIUCの卒業式、U-Cの人口も増加、家族にとっても一大行事

U-Cでは、大学も春学期も終わり、大学関係者にとって移動の季節でもあります。来週末、5月16日(土)はいよいよUIUCの卒業式。家族も大集合、街の人口が増え、宿泊施設も駐車場も人と車で満杯になります。スタジアムで行われる式典には、家族は観客席から見守ります。この時期は、街中もかなり混雑しますが、地域住民にとっては、毎年の見慣れた光景です。そういえば、Stuartさんも、来週は姪の卒業お祝いにLos Angelesへ行くそうです。「卒業」が、本人にとって学業の達成点であるだけでなく、親族にとっても誇りであり大切なイベントなんですね。

日本は3月に大学卒業、4月1日には新しい仕事始まり

日本の大学では年度末の3月中旬頃までに卒業式が行われます。卒業証書・学位記授与などを含む重要な式典で、学生たちは袴やスーツなどの装いで出席します。保護者もこの日を楽しみに参加しますが、学生たちにとっては家族でお祝いする日というよりは、友人やクラブの仲間と祝い別れ惜しむ日という印象を受けます。日本の場合は、4月1日から新年度、就職した学生は、新たな一歩が始まります。

日米の卒業式をめぐる祝い方の違いはどこから来るのだろう?-Mugi

Part2, KG2026のメイン会場のテーマは「EDGE」、不確実性と可能性

Part3, 「KG+」の黄色い旗、場所と人と時代の多彩な交錯、次の時代へ

14メイン会場のテーマは「EDGE」-Tateishi

今年も京都国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」の季節がめぐってきました。市内のいろいろな会場を舞台に展開されるこのアートイベントは、美術館やギャラリーに加えて、京都ならではのお寺や文化財、商家などの協力を得て、普段の町並みから少し違った角度でアートや建築を味わうことができます。14会場で行われるメイン展示の全体テーマは「EDGE」ということで、エッジは不確実性に満ちた場所であり、同時に可能性の生まれる場所であるというメッセージが込められています。-Tateishi

「KG+」の黄色い旗、写真・アートを媒介にさまざまな人々が交差

またそれらのメイン展示に加えて「KG+」という企画が行われ、若手アーティストを奨励する展覧会であったり、アーティストやキュレーターによる自主企画の展示がKG+の黄色い旗のもとでさまざまな街のギャラリーやカフェ、商業施設などで行われます。こうして写真・アートを媒介に、さまざまな人々が交差し、次の時代につづく何かが創出される試みでもあります。-Tateishi

フェデリコ・エストル「シャイン・ヒーローズ」

今回のKYOTOGRAPHIEで個人的に推したい展示は、ウルグアイ出身のフェデリコ・エストルによる「シャイン・ヒーローズ」です。ボリビアには多くの靴磨き職人が覆面で素顔を隠してストリートで働いているという現実を、社会的な周縁においやられている彼ら自身をモチーフにしたフィクションのストーリーを協働的な作品として創り上げていくことで、自身のアイデンティティの再構築を図り、アートならではのやり方で、靴磨き職人たちをエンパワメントしていくことが展示を通して紹介されています。見方や捉え方を変えていくことで、自分たち自身やコミュニティのありかたも少しずつ変化させていける、その可能性にむけて表現活動がどのように関わっていき、影響を及ぼし合えるのかという観点がとても興味深いです。-Tateishi

重信会館でマルシャン&メェッフェル「残されるもののかたち」

また、Tateishiさんがトークの中で熱く語っているのが、フランス人写真家ユニットのイヴ・マルシャン&ロマ・メェッフェル「残されるもののかたち」KG-13です。Tateishiさんが「廃墟の中での廃墟の展示」と表現しているように、会場は、元学生寮として使われていた「重信会館」。廃墟となったその場所に、衰退した建物、風景、あるいはAIを用いて廃墟と化した未来を映し出した写真などが、地下から屋上までさまざまな空間に展示されています。-Mugi

廃墟に生き返すアート

Mugikoは、収録の後、重信会館に行ってみました。かつて宿舎だった部屋や朽ちた空間に置かれた写真が、廃墟の生々しい空気を得て迫力をまし、見る者を取り込んでいきます。建物を覆う蔦も廃墟なるものから栄養を得て生き返しているかのようです。Ryutaさんがトークの中でコメントされたように、「どっちが先なのか」(場所があったからこの写真家を誘ったのか、彼らの写真を見て場所を探したのか)気になります。-Mugi

KG+も小さなスペースにアートの個性が凝縮されていて面白いです。またレポートできればと思います。-Mugi

◼️9mm Parabellum Bullet 「 Cold Edge」◼️鬼束ちひろ「edge」◼️
Aerosmith「Livin’ On The Edge

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