ロシア・カムチャツカ半島沖で大地震、日本でも津波警報・注意報
日本では酷暑が続いています。日本時間の7月30(水)午前8時25分頃、ロシアのカムチャツカ半島東方沖でマグニチュード8.8*の巨大地震が発生しました。日本では気象庁が太平洋沿岸に、北海道から和歌山県にかけて津波警報を、沖縄までの地域に津波注意報を発表、米国のハワイや西海岸にも津波が到達しました。
*Elisabeth Nadin, Heather McFarlin, “RUSSIA QUAKE SENDS WAVES TO ALASKA” in UAF ALSSKA EARTHQUAKE CENTER, July 30, 2025
津波に関する注意報は日本では全て、7月31日(木)午後4時30分に解除されました。総務省消防庁によると、全国の自治体が出した「避難指示」の対象者は一時、200万人以上となりました。陸上の交通にも影響がありました。

災害ボランティアの経験をその先に活かす、というリアルな話題
今週のPart1の収録は、津波注意報が解除された後の31日夜、MugikoはKyotoから参加し、地震、津波情報などについて話しています。Part2 & 3は、令和6年能登半島地震・豪雨災害の支援ボランティアについて、Donchanのトーク後半です(前半はNo. 748へ)。収録は、7月11日&12日の深夜です。Donchanが話す災害ボランティアの経験を「今後に活かす」という言葉の意味が、遠い未来ではなく、現在進行形の「今」であることをリアルに考えさせられます。
WRFU Show Arichiveの2025-08-01-1800.mp3 (55MB)からは、今週の番組(音楽入り)全体を聴取できます。-Mugi
Part1, ロシア・カムチャツカ半島沖で大地震、日本でも津波警報・注意報
遠隔地での地震、広域の津波警報・注意報、連日の酷暑、、、
7月30日午前、Mugikoは、地震が発生していたことを知らず、スマホの画面で津波警報・注意報のニュースを見て驚きました。津波は一度だけでなく何度でも押し寄せます。海底の地形や海岸線や河川の状況やその時々の潮位によっても影響が異なります。日本では、子供たちの学校もちょうど夏休み、家族で海水浴に来ていたり、海外からの観光客も突然の避難に動転されたと思います。また、日本各地、酷暑が続き、冷房がない場所への避難は、相当に厳しい状況であったとニュースでも報道されていました。
災害への様々な側面からの対応や備えが必要だということを、Donchanの災害ボランティアの現場体験を通しても、考えさせられます。

Donchanからは、「おらっちゃ七尾が活動費確保のためクラウドファンデ
Part2, 公的支援と民間災害支援センター、, Donchanの現場での心掛け
Part3, 災害と復興、「日常を取り戻すこと」、現場での経験をその先へ
民間ボランティアセンターの運営資金、現場に寄り添った支援
公的支援と民間ボランティアセンターでの活動を通じて、民間のボランティアセンターは、より依頼者に寄り添った支援や活動ができると感じた一方で、運営資金や機材面の規模は公的な支援が勝ると感じています。公的な支援の財政力と民間のボランティアセンターのきめ細かい支援が融合できればもっと多くの方に支援できるのではと思っています。
「おらっちゃ七尾」の運営金は全て寄付、クラウドファンディグ開始
「おらっちゃ七尾」の場合、運営資金はすべて寄付で賄われています。今週のHSのなかでも紹介がありましたように、「おらっちゃ七尾」では運営資金調達のためクラウドファンディングを開始いたしました。
大切にしていることー絶対にケガしない、無理しない、頑張りすぎない
私がボランティアに参加するにあたって大切にしていることがあります。まずは活動中に絶対にケガをしないことです。活動中にケガをしてしまうとご依頼者さんが悲しい思いをしてしまうからです。ですので、安全装備はもちろんのこと無理や頑張りすぎないように心がけています。
ご依頼者さんとたくさん話す、おいしいものを食べる
また、活動時にご依頼者さんとたくさんお話しするようにしています。お話しすることで少しでも元気なって、心が軽くなってもらいたいからです。そして、おいしいものを食べることです。能登が元気になってほしいという想いを込めて七尾でおいしいお寿司を食べたり、ボランティアに参加する日の朝ごはんは行きつけのうどん屋さんでお腹と心を満たしています。ぜひ皆さんも能登に観光やグルメ旅に行ってもらいたいです!
次へ向けて動き出している真っ最中、「防災士」の資格取得!
ボランティアに参加するようになってから一年半が経とうとしています。私のなかで次に向けて動き出している真っ最中です。いつか来ると言われている南海トラフ地震等の災害に備えるべく私はこれまでに「防災士」*の資格を取得しました。防災士とは、防災に関する一定の知識・技能を有すると認められた人に与えられる民間資格です。この資格があるから何かできるわけではありませんが、日々の生活や様々な場所で防災力を高める活動のリーダー的な役割を期待されています。
*認定特定非営利活動法人 日本防災士機構「防災士とは」
日々の暮らしの防災力、災害発生時の「自助」と「共助」
前回の番組でお話ししたように、災害が発生した場合、まずは「自助」(自分の命は自分で守る)、次に「共助」(家族・職場・地域で助け合う)、最後に「公助」(消防・警察・自衛隊等の公的な援助)の三段階があります。防災士はその中の「自助」「共助」の場面で先頭に立って活動することを期待されています。
「玉掛け技能講習」「小型車両系建設機械特別講習」
またそのほかにも私は「玉掛け技能講習」*「小型車両系建設機械特別講習」*を修了し、今度「小型移動式クレーン」の取得を目指しています。何か起こった際に少しでもお役に立てるようにできることを少しずつ増やしていきたいと考えています。
*ARAV「玉掛け技能講習とは?内容や費用、合格率、特別教育との違いを解説」2024.12.17 **一般社団法人労働技能講習協会「小型車両系建設機械運転特別教育」

ボランティア活動を通した技術や知恵の引き継ぎ
おらっちゃ七尾での技術系支援に参加される方のなかには、普段は全く違うお仕事されている方が多くいます。皆さんがどこで技術を学んだのか聞いたところ、「ボランティアで学んだ」と口を揃えておっしゃいました。知っている人・本職の人から技術や知恵が引き継がれていると感じました。
お寺の子Donchanにとって、お墓の復旧作業からの貴重な学び
前回の活動のお話のなかで、お墓の復旧作業のお話をしました。みなさん忘れられているかもしれませんが・・・私はお寺の子です。お墓の復旧作業を学んでこれから自分でできるのではないかと思いました。お墓の復旧を業者に依頼すると多くの時間と資金が必要となります。そんな時、私ができればまた皆さんのお役にたてると思い、この経験はとても貴重なものとなりました。ボランティアに参加することで、誰かを助けるだけではなく私自身がいろいろ貴重な経験や学びを得ることができました。
被災した友人のおばあちゃん宅の公費解体に向けて、片付けに参加したい
私の中でこの能登のボランティアでの目標があります。それは参加した理由にもなった友人のおばあちゃんの家が、無事に公費解体されることです。前回のトークで、能登半島地震のボランティアに参加したきっかけは、友人が被災したからというお話をしました。なぜ友人が能登で被災したかというと、七尾市内におばあちゃんの家があったからです。このおばあちゃんの家が発災時のまま何にも片付けられていない状態にあると聞いています。私の願いとして、片づけに参加し無事に解体できるまでお力添えができればと考えています。先日、その友人に連絡した際、公費解体の申請を進めているとのことでした。
能登が少しずつ確実に復興へ、Donchanも経験とスキルを鍛える
友人もですが能登全体が少しずつですが確実に、一歩一歩復興に向けて踏み進めています。私としても今後もボランティアに参加し、さらなるスキルの習得に努めていきますので、応援していただけると幸いです。
AsukeとNotoからのお話が世界の人々につながりますように
3週にわたってラジオ番組でのトークとなりました。このお話が世界の人々の何かにつながればと思っています。
Thank you for listening. Have a great day.-Donchan
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その人の心の奥にある願いを救い出す
Donchanとのトークは、「寄り添う」ことについて、そっと伝えてくれたような気がします。その人にとって大切なことを言葉にするのは、時にはとてもしんどいことです。でも、誰かに話すことで、その想いと言葉が何かを引き寄せることもあります。Donchanたちが依頼者さんの言葉に耳を傾けることで、「土砂の中から思い出の“サザンカの木”を救出してほしい」という願いを、心の奥から救い出すことができました。そして、その大切な木が本当に戻ってきたという物語に、Donchan自身が励まされたように、その経験がラジオの声を通して誰か背中を温めてくれたらいいなと思います。-Mugi
それぞれの「日常を取り戻す」ということ
被災地での「お墓の修理」の依頼の話を聞いて、Ryutaさんがこんなコメントをされたのも印象的でした。「復興とは、道路が復旧し家が再建され物理的な生活が戻ることをまず想像するけれど、その人にとって“日常を取り戻す”とは、どういうことなのかを考えさせられました。」お寺の子のDonchanにとっては、「お墓を直してお盆を迎えたい」という家族の気持ちを、痛いほど分かるのかもしれません。-Mugi

◼️DREAMS COME TRUE「想像を超える明日へ」◼️Super Eight「Life〜目の前の向こうへ〜」◼️Little Glee Monster「世界はあなたいに笑いかけている」*2&3曲めはDonchanの選曲です。