台風12号、異例コースで接近中
日本は、台風12号が7月28日夜には強い勢力で東海・近畿に上陸しそうです。東から西へ進むという異例のコース、それぞれの場所で安全を第一に週末をお過ごしください。
アメリカのU-CもSt. Louisも、今週は最高気温は20℃代に下がり過ごしやすくなりました。番組開始前に、TamakiさんがUrbanaのWRFUのスタジオに立ち寄って、Tomさんへ引っ越しのご挨拶。次は、どこからHaruakna Showに参加となるか、楽しみです。
Part1, 韓国からAlexさん、ただいま「全力少年」、U-Cイベント情報
Alexさんのオススメの曲、「全力少年」
Alexさんから1ヶ月ぶりに長いメールが届きました。要約すると(詳しくはPodcastへ)、「韓国でも酷暑が続き、南部地域では最高気温が40℃になりました。大学院の授業が夏休みの間に、Alexさんがだた今、全力を注いでいるのが、ゲームに英語から韓国語の字幕をつける翻訳です。ゲームを深く愛し高い語学能力を持つ人々がボランティアで行なっている“仕事”にAlexさんも参加しています。Alexさん自身がゲームが大好き、またイリノイ大学に留学していた時には工学部で学んでいました。さらに語学、翻訳能力を磨き、将来、ゲーム会社に就職できたらと夢見るAlexさんです。」■スキマスイッチ「全力少年」
U-Cイベント情報
◎Fan Con 18: Celebrating Comics and Fandom Since 2016@Urbana Free Library:Saturday, July 28 • 11:00 a.m. – 4:00 p.m.
◎PechaKucha Night Volume 27: 7/28 (土) 8:30pm- @ Krannert Center for Performing Arts (Lobby) PechaKucha Nightは、20秒×20枚 (のスライド) のフォーマットでプレゼンテーションをするトークイベントです。今回はKrannert Centerのロビーで開催されます。(入場自由、無料)
◎Capturing Landscape Photo Chat & Workshop with Larry Kanfer: 8/2 (木) 3:30pm-5:00pm @ U of I Japan House 風景写真のワークショップがJapan Houseで開かれます。Champaign-Urbanaを拠点に活動している写真家で、イリノイ大学のブックストアで売っている絵はがきやカレンダーの写真を撮影しているLarry Kanferさんから写真を習うチャンスです。(参加自由、無料)
Part2, DIY FACTORY@OSAKA, 初めての電動工具レッスンwith Tateishi
Tateishiさんのトーク前半(Podcast No.383)に続き、後半は、DIYなお話です。
大阪・難波にある「DIY FACTORY」というお店に行ってみました。ここでは大工道具や塗料などの販売を行いつつ、作業場のレンタル、そしてDIYにまつわるさまざまなワークショップの講座が提供されており、今回は「電動工具の基本」というレッスンをお試しで受講してきました。ジグソー(木材などを切る)、サンダー(紙やすりを自動で動かす)、電動ドリルとインパクトドライバー(ドライバーを回す)の使い方をレクチャーしてもらい、特に何かを作る予定はなくても、こうした道具の良さを体感できたことで、新しい何かを作ってみようという意欲がわいてきます。周りにこうした電動工具などを持っている人がいない場合でも、こういうレッスンを受けることで身近に感じることができるようになっているのが、昨今の日本のDIYブームを表わしていると思います。by Tateishi
*ちょっと脱線しますが、かつてMR.BIGというアメリカのバンドで日本でもすごく人気があったのですが、ギタリストが日本製の電動ドリルでギターを弾くパフォーマンスをしていたことを今回ふと思い出しました。by Tateishi■ Mr.Big「Daddy, Brother, Lover, Little Boy [The Electric Drill Song]」
Part3, RyutaさんとTomさんからのコメント
日本では道具置き場やワークスペースの確保も難しい
U-Cでは、持ち家だと地下1階や車庫を作業場にして、そこに多数の工具を置いておくこともできます。日本ではしかし、都市の住宅では、ワークスペースも道具置き場の確保もなかなか難しい。OSAKAのDIY FACTORYでは、工具などを売っているだけでなく、レンタルのサービスや、工具や道具が使い報道のワークスペース(有料)もあります。また、「電子工具」の他にも「木材塗装」「木材加工」「溶接」などのレッスンもあります。
公立図書館のFab LaboやDIYなワークショップ
Ryutaさんも日本では、小中高の図画工作や「技術」の時間に多少のDIYな物作りについて学んだ記憶もありますが、大人になってから身近に物作りについて教えてもらえる人がいたり、学ぶ機会も限られます。
DIYの活動としては、最近、アメリカでは地域の公共図書館では、様々な工作機械を備えたFab Labo(Fabrication Laboratory)などが作られたり、ZINE作りなどのワークショップ開催されています。今週、イベント情報で紹介したFan Conも、Urbana Free Libraryで開催され、コスチュームを作ってみるワークショップなどもあります。UCIMCのプロジェクトには、Maker Space Urbanaもあります。
誰からどのように学ぶのか
Champaign生まれ(1950年代後半)のTomさんも、子供の頃は、学校でも道具の使い方を学ぶ時間があり、また家でも父親から道具の使い方、作り方を見よう見まねで学ぶことができました。物作りの道具といっても、目的によって種類も使い方も多様です。マニュアルを読んだり、店の人に尋ねたり、最近ではインターネットで動画入りで道具の使い方や物作りについても便利な情報がたくさんあります。Tomさんは、PACA (Preseravaation And Conservation Association)のディレクター、古い建材を再利用したDIYな部屋作りの達人でもありす。Harukana Showでも、またあれこれ話題にしてゆきたいと思います。
■Stevie Wonder「I Just Called To Say I Love You」