日本は緊急事態宣言、5月末まで延長
日本は5月4日に、緊急事態宣言を5月末まで延長すると決定されました。これを受けての判断は、都道府県によって異なります。また13の都道府県が「特定警戒都道府県」となっています。本日は、OsakaからTsujinoさんを番組にお迎えしました。緊急事態宣言のもとでの大阪の様子や、Tsujinoさんが携わっているコミュニティメディが、緊急事態のもとで、どのようにして番組作りを継続されているか、についてお話を聞きました。
久しぶりのオンライン同窓会、ところが、、、
TsujinoさんもRyutaさんも、2011年からHarukana Showに参加しています。番組とおしてお互いの声は耳にしていますが、対面で会う(オンラインですが)のは、何年かぶりです(前回はHS Podcast No.391, Sept.14, 2018)。ところが、5月5日の番組収録開始直前、Tsujinoさんの家の近所で火事があり、身に迫る緊急事態となり収録中止。翌日、5月6日に無事に、再会しました。Stay at Homeでも、いろいろなことがあります。Tsujinoさんの声は、最初おしとやか、いつの間にか、関西女子トークになり、Ryutaさんが穏やかにサポートしてます。お楽しみください。
Part1,緊急事態宣言のもとで大阪の様子 with Tsujino
Part2, COVID-19とMEDIA ROCCO, HCM, それぞれの場所から番組制作に参加 with Tsujino
ツツジが満開に!日常の風景に気づく
HARUKANA SHOWのリスナーのみなさん、こんばんは。桜の季節から5月に入り、いつも見慣れた通りにふと目を向けると、ツツジが満開に!毎年咲いていたのでしょうが、気づいていなかった風景に気づけた瞬間でした。
NPO法人ひがしなだコミュニティメディアとMEDIA ROCCO
NPO法人ひがしなだコミュニティメディア(略称HCM)は兵庫県神戸市東灘区に活動拠点を置き、地域メディア活動を展開しています。法人運営のインターネット放送局「MEDIA ROCCO(メディアろっこう)」は、ネット配信という利点を活かし、動画番組を毎週土曜日11:00-12:00に世界へライブ配信しています。
スタジオ配信から多地点ライブ配信へ
新型コロナウィルス の影響は世界各地に及んでいますが、MEDIA ROCCOの番組配信方法も2020年3月から新たな配信スタイルに変わり、それまでのスタジオ配信から多地点ライブ配信へ、新たなスタートを切りました。スタジオライブ配信と多地点ライブ配信、どちらも使用する機材は2種類ですが、前者はビデオカメラ+ライブ配信機器を、後者はPC+ライブ配信機器を組み合わせています。
誰でもがメディアにアクセスできる情報配信の仕組み
動画番組のライブ配信には様々な方法が考えられますが、HCMの場合は、誰もがメディアにアクセスできる情報発信の仕組みを作ることを目指していますので、ライブ配信の方法を考えていく際にもそのことを念頭に置き、少ない使用機材でシンプルなセッティングでライブ配信ができるよう試行錯誤してきました。例えば2020年5月9日の第396回定期配信番組の仕組みはこうです。配信担当がPCとライブ配信機器をHDMIケーブルでつなぎ、ライブ配信機器は有線LANでインターネットに接続します。機材のセッティングとしてはこれだけです。視聴者が見るライブ配信映像には、配信担当のPCで表示される映像と音声のみが流れます。
息を合わせる
多地点ライブ配信では出演者はスタジオといった同じ空間にいるのではなく、全員離れた場所からビデオ会議システムでつながっています。そのため番組本番に出演中のメンバーは配信担当がPC上でどの資料を表示しているか分かりません。またライブ配信サイト上の映像表示は、ビデオ会議システム上の進行と時差があります。PC操作をする配信担当と出演者がどのように息を合わせるか?放送局のメンバーで話し合い、ビデオ会議システムの画面共有を活用してみることにしました。
そして現在の仕組みは固定的なものではなく、参加するメンバーがもつ端末(PCやスマホなど)や各自のインターネット環境によっても変わってきます。時にはうまくいかないこともあり、このプロセスは現在進行形で、多彩なHCMメンバーと共にこれからも工夫を重ねていくことになるでしょう。
また、こうしたHCMの情報発信の仕組みづくりについて失敗も含めDIYなプロセスを視聴者に番組を通して伝えることで、メディアを身近に感じてもらえたらなと思います。まとめ by Tsujino
「No.477-2, May 15, 2020, COVID-19とMEDIA ROCCO, HCM(2)視聴者との双方向性への変化」へ続く
第335回定期配信特集「多元中継に挑戦! :スマート・タブレットでライブ配信してみよう実践編」
■D.W.ニコルズ「愛に。」