No.313, March17, 2017, 防弾少年団 in USA、ファンたちの草の根の営みとトランスローカルな愛with Yuki-san

U-Cはいきなり、雪

Mugikoは、1週間前にシャンペーンに到着、もうこちらは暖かい、と聞いていましたが、いきなり雪が降り、最低気温が氷点下8℃まで下がりました。17日はようやく暖かくなり、柔らかい雨がふり、冬の景色をすっかりとかしました。

春のU-Cへ来たはずが、いきなり雪@Champaign, March13, 2017

WRFUのスタジオからは、Yuki-sanと

WRFUのスタジオは、雪の日も雨の日も、Haurkana Showを支えてくれる機材担当のTomさん、そして今日のゲストは、イリノイ大学歴史学部博士課程3回生のYukiさんです。Harukana Showへの出演は、2015年8月の初登場から数えて5回めです。(Harukana show Podcast No. 229, 230283, 304)。

今週はKPOP特集

Yukiさんは、アメリカ史を本場のアメリカで学ぶという、恵まれた環境のなかで、しかし、留学生にとっては高いハードルを超えながら研究に励んでいます。そんなYukiさんを支えてくれるのが、大好きなKPOP。来週には、NJのNewarkで開催される防弾少年団(BTS)のコンサートを見にゆきます。というわけで、今週のHarukana ShowはKPOP特集でした。

■BTOB「Beep Beep」■防弾少年団「Not Today」■防弾少年団「Spring Day

少し暖かく、雪の下の花@Champaign, March16, 2017

Podcastは3部構成

HS Podcast No.313-1, March17, 2017:AlexさんからYukiさんへメッセージと曲

HS Podcast No.313-2, March17, 2017:Unofficial St. Patrick’s Day、UIUC Women’s and Gender History Symposium

HS Podcast No.313-3, March17, 2017:BTS、USAで人気を支えているのは、、、

Unofficial St. Patrick’s Day

3月17日には、St. Patrick’s Dayです。アイルランドのキリスト教の聖人パトリックの命日にちなんだ祭日です。しかし、U-Cでは、この日よりも、3月のはじめのUnofficial St. Patrck’s Dayのほうがにぎやかです。というのも、学生たちが、緑色の服を着て朝からビールを飲んで大騒ぎ、苦情も出ているようです。Unofficial St. Patrck’s Day: Mon, 03/06/2017  |News-Gazette News Services

切磋琢磨して研究に励み、KPOPにもどっぷりと

「おまかせしま〜す」と打ち合せなしで余裕のリラックストーク!Yuki-san@March17, 2017

大学院生主催の学会でコメンテーターに初挑戦

ちょうど2週間前の3月3日、イリノイ大学のUIUC Women’s and Gender History Symposiumに参加しました。これは、大学院生が主催する学会で、若い研究者たちにとっては貴重な発表の機会であり、また最先端の話題を知るうえでも刺激的な情報交換の場です。Yukiさんは「Beyond Geography: Gender and Women in Non-Traditional Spaces」(プログラムはこちら)というセッションのコメンテーターをしました。まずは、4人がそれぞれ異なる内容の発表をし、コメンテーターはそれらを総括し全発表をつなぐポイントを指摘し、その後のディスカッションへとつなぎます。難しい役ですが、Yukiさんは、「面白かったです。」

Bangtan Sonyeondan=BTS=防弾少年団

防弾少年団(日本語名)は、アメリカではBTS(Bangtan Sonyeondanの略)として知られ、昨年はBillboardの上位にランクインするなど人気上昇中です。「防弾」とは、若者にたいする社会からの圧力をはねのけ、自分たちを自由に表現していく、という意味をこめているそうです。これまでの韓国アイドルとは異なり、メンバーが曲作りをしています。ラブソングだけでなく、社会的、政治的な批判を歌詞に含めることもあります。Yukiさんは、最初はBTSのそうした曲作りに関心をもち、研ぎすまされた唄やダンスやルックスにも惹かれていきました。

UCIMC1階、Meeting Space@Urbana, March15, 2017

ファンたちのトランスローカルな愛

KPOPアイドルグループは、海外進出をもくろみ多国籍のメンバーを集める場合がありますが、防弾少年団は7名全員が韓国籍で、またソウル出身者がいません。英語も堪能ではなく、USAで先月リリースしたアルバムも韓国語で歌っています。そんな彼らの活動を世界中で支えているのは、Yukiさんいわく、ファンたちの「トランスローカルな愛」です。BTSの曲はもちろん、ミュージックビデオも、BTSのメンバーたちの日々の「つぶやき」も、ファンたちが直ちに多言語に翻訳し、SNSなどで拡散されます。公式なファンクラブではなくても、ファンたち一人一人の草の根の営みが、場所や言語もこえて響き合い、BTSの一挙一動(一言)を見守るある種の”コミュニティ”をつくりあげています。

Yuki&Mugi@March17, 2017

関連記事

“How Korean Boy Band BTS Broke a US K-pop Chart Record — Without Any Songs in English”,  by Jeff Benjamin, Billboard, 10/20/2016

“BTS Crack the Bubbling Under HOT 100 With ‘Spring Day,’ Conquer Multiple Charts with ‘You Never Walk Alone'”, Jeff Benjamin, Billboard, 2/21/2017

Alexさんのおすすめの曲

学校生活をたっぷり楽しんでいるAlexです。Yukiさんがラジオゲストに出演すると聞いて、今週はYukiさんが好きな韓国男性アイドルの曲を選びました。ちなみに、前回私が、このコーナーで男性アイドル曲を選んだのは、昨年1月で、実に14か月ぶりです(笑)。アーティストはBTOB、曲名は「Beep Beep」このタイトルは元々韓国語で書いてますが、とっても言いづらい発音なので英語で書いたそうです。韓国語では “뛰뛰빵빵”ですが、Yukiさん発音できますか。YukiさんはBTOBをご存じですか?by Alex

←”뛰뛰빵빵”を読めるけれど正確には発音できないなあ。車のクラクションの音で、日本語でいうなら「ぶー、ぶー」かな。BTOBは名前は知っています。by Yuki

春を待ちきれず@Champaign, March16, 2017

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