ハプニングで90分拡大バージョン
HS2026年、音源設定のミスにより初ハプニング。最初の30分はHS No. 772が放送され、その後、今週分No. 773が始まりました。結果的には90分の拡大バージョンとなりました。お騒がせして申し訳ありません。お待たせいたしました。Podcastには今週分のみアップいたします。

イリノイ大学は春学期、開始直前
収録は、日本時間で2026年1月13日午後、RyutaさんはOsakaから、MugikoはKyotoから参加しました。日本では「成人の日」(1月の第2月曜日)の連休明け、今週末の1月17日、18日は大学入学共通テストです。U-Cでは、1月の第3月曜日のMLK Dayが終わるとUIUCの春学期です。Part1は、そんな季節の話題から始まります。Part2ではU-C在住のSatomiさんから落語メッセージです。Part3では日本の公共図書館での落語イベントについてRyutaさんが説明しています。
Part1, クリスマスツリーのゴミ回収、何処へ?門松はいつまで?
クリスマスツリーはいつまで飾る?ゴミ回収後の処分は?
City of Urbanaのサイトに、”Christmas Tree Collection“が、2026年1月12日から16日と掲示されていました。 アメリカでは、1月6日のエピファニー(Epiphany公現祭)頃まで飾るという記事がありました*。実際はどうなんだろう?またゴミとして回収されたツリーはその後どうなるのか気になりました。Ryutaさんによると、生木のツリーはウッドチップに粉砕され、公園の整備や植物の防寒用に再利用されているのではないかというお話でした。
*Petite New York「クリスマスツリーはいつまで飾る?海外での捨て方・片付け方」2024/01/06
日本のお正月飾りや門松はいつまで?
では、日本のお正月の松飾などはいつまで?Ryutaさんの実家では、昔は「松の内」(1月15日頃)まで門松などを飾り、その後「どんど焼き」で燃やす習慣がありました。Mugikoの近所では1月7日頃にお正月飾りは片付けていますが、街を歩いてみると1月15日も門松などを見かけました。-Mugi
Part2, Satomiさん、末廣亭へも。桂三耀さんの多言語落語の挑戦
意外と身近な落語、寄席?
先週の番組配信直後にNagoyaのMichiyoさんから「そういえば、 学生の頃(5,60年前)に東京で、叔父に寄席へ連れて行ってもらったことを思い出しました」とメールをいただきました。Satomiさんからもこんなメッセージが届きました。ありがとうございます!

「私は落語が好きなんです」-Satomi-san
さて落語の話ですが、私は落語が好きなんです。東京に住んでいた時には、新宿にある末廣亭へ聞きに行ったこともありました。当時、自分は20代だったのですが、会場にいた周りのお客さんがご高齢の方ばかりで、少し居心地が悪かったです…あ、でも今末廣亭に行けば、年齢のギャップを気にすることなく馴染めそうですね。
イリノイ大学での桂三輝(サンシャイン)さんの英語落語
2013年に、カナダ人の落語家、桂三輝(サンシャイン)さんの英語での落語披露がイリノイ大学で行われた時も、喜んで行きました(こちらの記事参照)。久しぶりにそのことを思い出して、もう12年も前の話だというのに驚いています。
桂三輝さんがインタビューされているYoutube番組を見つけました(「日本を愛した外国人落語家、桂三輝(サンシャイン)の人生!」)。45分の番組でしたが、話が面白く、時間を忘れて最後まで観ました。
カナダ人落語家が切り開くRakugoの夢
桂三輝さんは、日本の落語文化を世界に伝える、という大きな夢を持っていらっしゃるそうです。現在はニューヨークで定期公演をしているみたい。着実にご自分の夢を実現なさっている姿は素晴らしいです。それから、三輝さんの落語が視聴できるYoutubeサイトもあります(リンクはこちら)。もしよかったら、ぜひ一度チェックなさってくださいね。

Rakugoの笑いは言語、文化を超える?
桂三耀さんのUIUCでの落語をRyutaさんも観に行かれました。記憶は定かではないが演目の一つ「寿限無」だったそうです。なが〜い名前をつけた子どもがわんぱく小僧に育ち、苦情が来てもその名前を繰り返すだけで、何が問題だったのかを忘れてしまい、、、という物語は、言語や場所を変えても観客に通じやすく、英語での落語も観客には受けていたようです。
ミニマムで壮大な実験
Satomiさんが教えてくださったインタビュー動画によると、カナダ出身の三耀さんは英語とフランス語だけでなく、スペイン語、中国語、ヒンディー語、アラビア語など体系が異なる言語での落語も取り組みたいと語っていました。来日して日本で修行された三耀さんだからこそ、落語に馴染みがない人へのRakugoについての説明もわかりやすい。言語や文化をどうこえて落語が人をつないでいくのか、落語というミニマムな芸能の深く壮大な実験ですね。-Mugi

Part3, 図書館で落語イベント、場としての実験-Ryuta-san
公共図書館で落語イベント
Ryutaさんのお話では、日本の公共図書館で「図書館寄席」が行われています。例えば、大阪の「中之島図書館」での「来(らい)ぶらり寄席(第16回)」(2026年1月17日)、東京練馬区「大泉図書館」では「如月大泉寄席」(2026年2月8日)などが行われます。
元図書館司書の七代目古今亭志ん橋
2024年図書館総合展では、元図書館司書の「七代目古今亭志ん橋」の落語会が開催されました(こちら)。古今亭志ん橋さん(1982年生まれ)は、日比谷図書館で手に取った落語のCDがきっかけで寄席に通い始め、2009年に六代目古今亭志ん橋に入門(きょう介)、2014年に二つ目に昇進(志ん松)、2024年に真打昇進、七代目古今亭志ん橋を襲名しました。

Library de Rakugoー資料、スペース、教育
図書館という場所は、実は落語には馴染みやすいのかもしれません。Ryutaさんの説明では、まず資料として親和性があります。図書館には視聴覚資料として落語のCDやカセットテープなどが所蔵されていて、伝統芸能として図書館とは馴染み深いコンテンツです。またスペースとしても適合しやすい。公共図書館では絵本などの「読み聞かせ」などの小規模イベント(10〜20名程度)が行われています。落語は大掛かりのセットも不要です。そして教育のツールとしても活用しやすい。新作落語を使って「情報リテラシー」や「AI」などの現代的な問題もテーマとして扱うことができます。
落語文化が地域に根づくネットワークー社会人落語
また、落語文化が地域に根付く背景として、プロの落語家だけでなく、いわゆる「社会人落語」のネットワークも重要です。なかには大学の「オチケン」(落語研究会)出身者が卒業後に出身地に戻り、あるいは就職先の土地で落語という文化の伝え役になっているのではないかとHSのトークの中で話しています。
落語のグローカルな展開
専門の演芸場がない地域でも、落語文化が地域にどのようなどのように息づいているのかは、落語のグロバールな展開とともに興味深いテーマです。HSでも続きのお話をゆっくりとできたらいいなと思います。
◼️羊文学「光るとき」◼️林原めぐみ「薄ら氷心中」『昭和元禄落語心中』という落語家を扱った漫画のアニメ化主題曲 ◼️ゆず「マボロシ」NHK総合ドラマ「昭和元禄落語語心中」主題歌