No.387, Aug.17, 2018, 実家のお寺に「座椅子」、戸惑うKC-san

日本はお盆が終わり、少しだけ涼しくなりました

猛暑日が続きましたが、Yoshiさん、Michiyoさんからのメールによると、NigataもNagoyaもこの数日、少し暑さがゆるみました。Kyotoもカラッと晴れて爽やかな残暑です。U-CはTomさんの話だと先ほど、雨が上がって夕方には日が射しました。

フロリダ州のTampaからTamakiさんのお便り!

8/4からTampa(フロリダ州)生活始めました、あと半分くらいunpackingがあり毎日ぼちぼち片付けているところです。こちらは南国で毎日33℃くらい、屋内はイリノイ同様快適温度にしてますけど、外に出た途端に蒸し暑さがもわぁっとする九州の夏を思い出します。近所にはバブルティーcafeが至る所にあり楽しんでますよ〜。By Tamaki

キュウリの馬にナスビの牛(ご先祖さんが馬に乗り急いでこの世に、牛に乗りゆっくりあの世へ戻る、そうです)@Kyoto, Aug.15, 2018

Part1, 季節の話題、イベント情報(ネット接続の不具合により一部、音声不良)

U-C Event

URBANA SWEETCORN FESTIVAL:8/24(金)5pm-12am、8/2511am-12am、@1975年からダウンタウンアーバナで始まりました。

◎ただいま、Taste of Champaign-Urbana開催中。 8/17 (金) 5:00pm-11:00pm、8/18 (土) 11:00am-11:00pm @ West Side Park (400 W. University Ave., Champaign) Champaign、Urbanaや近郊のレストランやフードトラック等が出店し、ふだん提供しているメニューをサンプルできるイベントです。(入場、音楽ステージ等は無料、食べ物はフードチケットが必要です。現地購入可、5枚$5)

実家のお寺に座椅子、少し戸惑うKCさん

Harukana Show 初出演、KC-san@Kyoto, Aug.14, 2018

Part2, 実家のお寺に「座椅子」が登場、正座は辛いが背中が美しい、戸惑うKCさん

今日のトークは、KC Matsunagaさんです。先週のゲストのWataruさんは、大学のサークルの先輩です。本名の読み方は、Keishiですが、皆からは、KCと呼ばれています。2人とも、実家は、22代、23代と続く古いお寺です。今週は、お坊さんでも辛い「正座」対策のお話です。

実家のお寺に座椅子登場

お盆の行事のために実家に戻ると、お寺で「座椅子」が使われていました。実は、最近、座椅子を利用するお寺が増加しています。住職が高齢となり正座の姿勢が難しくなるなどの理由からです。KCさんの実家に残る古い写真などを見ても、座椅子はこれまで使っていません。

正座は辛いが、気持ちがシャキッとする

門徒さんの前でお経を唱える時、僧侶は参列者に背を向けて座ります。背中を見られています。正座だと背中が伸びて気持ちもしゃきっとするような気がします。しかし、長時間、正座を続けることは僧侶でも苦行です。KCさんは、今でも、正座すると毎回足が痺れるそうです。

それぞれの状況に合わせて

実家にある座椅子は一般の椅子の半分くらいの高さ、実際に使ってみると、お経の後、なんの苦もなく、次の動作に入ることができます。楽に越したことはないけれど、KCさんとしては、今のところは「正しい」姿勢でお経を読みたい。けれども、その人の状況に合わせて正座でも座椅子でも、統一しなくてもいいのかな、と思っています。(まとめMugi)

大文字の送り火@Kyoto, Aug.16, 2018

KCさんのお話にもありましたが、大学生のKCさんの普段の生活では正座する機会はほとんどありません。若い僧侶でも正座は辛い。正座対策として実は、座椅子以外にも、色々なグッズがあるようです。

*正座について参照記事:「日本人が知らない『正座』にまつわる驚きの歴史、元は外国文化との差別化だった」週刊現代、2016.11.26:

Part3, Japan Houseでは?Kanaさんの正座とお寺体験

▶︎海外では、お茶やお花を習う時にはどうしているのだろう?Tamakiさんにも聞いてみました。

UrbanaのJapan Houseでは座椅子はありますか?

お尋ねの座椅子は日本館にはありません、茶道のお稽古は基本正座というのが理由で、一般のVisitorの方には畳に正座/胡座/横座りか椅子を選んでもらいます。たまに繰り返しお稽古が続く時には正座椅子代わりのヨガブロックを非公式に使ったりくらいは良いみたいです。by Tamaki

毎月15日の知恩寺の手づくり市@Kyoto, Aug.15, 2018

▶︎HSのスッタフの中では一番若いKanaさんにも「正座体験」を聞いてみました。

江戸時代には「女の子」座りも?

中学生の時に近所の茶道の先生のところでお茶を習って(=お菓子を食べに遊びに行って)いた際には正座をしていました。KCさんも仰っていましたが、やっぱり畳&正座だとしゃきっと感はありますよね。しかし、茶道での正座にもいろいろ変遷があるようで、江戸時代には、お茶のお点前(=お茶会)の際はいわゆる「女の子」座りが礼儀正しいとされていたとか、最近では椅子とテーブルでお点前をすることもあるみたいです。

夏でもお寺は過ごしやすい

正座とは関係ないのですが、最近、日本美術史のスクーリングでお寺をいくつかまわりました。この時期なので、お寺には冷房がなくて大丈夫かーーと思っていたのですが、思っていたよりもずっと風の通りがよく、特に奥のほうにある書院などは、庭の木々の中にあるからか本当に過ごしやすく感じました。by Kana

お盆は出店もお客さんも少なめ、ゆったり@Kyoto, Aug.15, 2018

▶︎NiigataのYoshiさんからも、お寺についてこんなお便りが届きました。

お寺でいろいろな活動

新潟市にある真宗大谷派の金宝寺ではヨガ教室子ども食堂をやっていて、先日は在日韓国人の宋富子(ソン・プジャ)さんという方の講演がありました。お寺もいろいろな活動をしていておもしろいですね。新潟は少しずつ涼しくなりました。昨日はまとまった雨が降って、残暑も一息つきました。by Yoshi

お寺は、現代でも、人が寄り添う場所なのかなあと思います。Mugi

Aki Yashio「にくい貴方」和田光司「Butter-FlySilent Siren「八月の夜

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