No.487, July24, 2020, COVID-19とスポーツ観戦(前半)欧米のスポーツ文化の違いwith Tateishi&Ryuta

このPodcastを掲載後、WRFUから連絡がありました。「7月24日に放送予定だったHarukana Showを、7月26日(日)6pm−7pmに放送・配信します」。日本時間では、7月27日(月)8am-9amです。Tateishiさんが選んだ2曲もお届けします。wrfu.netからの配信、お楽しみください。

今週のHarukana Showは無音。重ねてお詫び申し上げます。

先週に続き、今週のHarukana Showも定刻に放送・配信されませんでした。現在、COVID-19の影響でWRFUスタジオが使うことができず、全番組を事前に収録し、定時に放送・配信できるようにプログラミングしています。その際の設定ミスが原因と思われます。重ねて、お詫び申し上げます。

収録トークにPodcastでお届けします。

お待たせした今週と先週分のトークは、Podcastでお届けします。また、7月24日、UIUC JPN COVID-19 Town Hall Meetingも開催されました。Tatsuyaさんがまとめられたイリノイ州とU-CのCOVID-19に関するこの2週間の情報もPodcastの後半に掲載します。

Part1, 日本はなぜ4連休?「フットボールとサッカー」(7月23日収録)

2020年は7月に「スポーツの日」、「我慢の4連休」

U-Cでの放送日、7月24日(金)は、2020年東京オリンピックの開会式が予定されていました。これに合わせて、日本では今年に限り特別な4連休、7月23日(木)「海の日」、24日(金)「スポーツの日」、25日(土)、7月26日(日)、が設定されていました。ところが、オリンピックは延期、連休だけが残りました。7月23日には、日本では1日に確認されたCOVID-19感染者数が981人となり、過去最多を記録、感染拡大が勢いをましてます。(NHK NEWS WEB 2020年7月23 日22時50分)。不要不急の外出を控える呼びかけがなされ、また大雨が警戒される週末となっています。(その一方で、制限付き「Go To トラベル」キャンペーンが開始されました)

Part2, 「マラソン大会でサッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカー的に応援する企画」ふりかえりwith Tateishi(7月12日収録)

「ランナーさんをサッカー的に応援する企画」

ひさしぶりにお話をさせていただきました。「マラソン大会でサッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカー的に応援する企画」は、考えてみたらHarukana showの開始時期と同じ頃にやりはじめた取り組みで、まさか毎年こうして続けることになるとは・・・という感じです。コロナ禍により今年は実施ができないので、次に応援できる機会を待ちわびているところです。そして走る大会が無くなったたくさんのランナーさんたちも歯がゆい日々を過ごしているのだろうなと思います。コロナ禍でのスポーツ応援については今後も模索が続いていくものと思います。-Tateishi

Jリーグは独自のPCR検査センター設置

なおJリーグは独自のPCR検査センターを設置し、医療機関の負担をかけずに関係者への検査を徹底し、かつ地域事情によっては検査リソースを地域住民にも提供する意向を示しています。リーグ創設当時から掲げている地域スポーツクラブのあり方を追求していくうえで、こうした危機的状況でその存在意義が問われてきています。-TateishiPCR検査センターを独自で設置へ‥‥村井チェアマンが次々語った『Jリーグがすべき』理由」20/5/29

Ryutaさんはビールを飲みながら静かに試合を見る

Tateishiさんが言われていた、「Jリーグチームの熱心なサポーターで、マラソンにもチームウェアを着て出場するような人には真摯な人が多い」(なので、Tateishiさんも、マラソンのときは、そういう人たちを「アスリート」としてとらえて応援している) という話も印象的でした。Ryutaはスポーツ観戦に行くときでも、一人や数人で行って、ビールでも飲みながら試合を見て帰ってくるだけなので、(ひいきのチームというのはあるのですが) あまり「真面目」なファンではないですね…… (両親もそんな感じだったので、その影響だと思うのですが 笑)。 – Ryuta

シカゴマラソンも中止

シカゴマラソンも中止が決定したようです。下記の記事にあるように、世界の六大マラソンは、3月に東京が市民ランナーなし、無観客で開催されて以降は、ボストン (4/20から9/14に延期の後、中止決定)、ロンドン (4/26から10月に延期、中止するかどうかはまだ未定?)、ベルリン (9月、既に中止が決定)、ニューヨーク (11月、既に中止が決定) となっているようです。-Ryuta The Chicago Marathon, scheduled for Oct. 11, is canceled for just the 2nd time in its history“CHICAGO TRIBUNE | JUL 13, 2020 AT 1:00 PM

Part3, 欧米のスポーツ文化の違い、モータースポーツ with Tateishi&Ryuta(7月12日&7月23日収録)

アメリカとヨーロッパのスポーツ文化の違い

Ryutaさんとのトークの流れで、当初まったく想定していなかった、アメリカとヨーロッパのスポーツ文化の違いというところから話が広がっていったのが面白かったです。ついモータースポーツの話を取り上げさせていただいたのは、子どもの頃からの自分にとって最も「アメリカと、ヨーロッパ的な価値観の違い」を考える材料として身近だったからです。まだアメリカでレースを観たことはないのですが、よくよく調べたら世界屈指の有名なサーキットがあるインディアナポリスはアーバナから車ですぐ行けそうなところにありますね。-Tateishi

アメリカのスポーツの応援スタイル、地域との関係

Tateishiさんとの久しぶりのトーク (そもそもお会いするのがかなり久しぶりでしたが)、日本、ヨーロッパ、アメリカのスポーツ応援スタイルの違いや、スポーツの地域との関係の違いなども、とても面白かったです。アメリカ (というかカナダを含む北米) の場合、プロスポーツのチームは、ある程度の市場規模のある都市にしかないことになるのですが、サッカーを始めとするヨーロッパのクラブスポーツ (と、それに倣った日本のJリーグ) のモデルだと、小規模の地方都市にも、下部リーグ所属かもしれないけれど「プロチーム」があるわけですね。Ryuta

アメリカの大学スポーツが地方のスポーツファンの受け皿

北米の場合、大学スポーツ (特にアメリカン・フットボールとバスケットボール) がわりと「商業化」しており、特にプロチームの少ない地域では、地域のスポーツファンの受け皿にもなっていることが多いようです。また、メジャーリーグと日本のプロ野球の対比で組織化された応援団の有無はよく取り上げられますが、大学スポーツだと、学校のブラスバンドや学生を動員しての応援があるので、わりと組織的な応援が行われている印象です。(日本のプロ野球や高校野球の今の応援スタイルも、東京六大学野球の応援スタイルが元祖、という話を聞いたことがあります。正しいか正しくないかは分かりませんが……)– Ryuta

Fenway Park, Boston, August15, 2015 by Ryuta

「サッカー」と「フットボール」/「モータースポーツ」とは

今週 (来週も?) のトークで、Tateishiさんが「フットボール」、Ryutaが「サッカー」の話をしているように聞こえるところがあるかもしれませんが、これは別に、異なる競技の話をしているわけではありません。イギリスが発祥の地のAssociation Football (ア式蹴球) は、一般的に、ヨーロッパでは”football”、アメリカや日本では”soccer”と呼ばれます。(アメリカではアメリカンフットボールを”football”と呼ぶので、混乱を防ぐためだと思います。) Ryutaはアメリカ的な言い方になじみが深いので、無意識的に「サッカー」と言ってしまいます。Tateishiさんは、おそらく逆なのかと……。

また、上にもあるように「モータースポーツ」の話も出てきますが、これは、一般的には「モーター」(原動機、つまりエンジン) を搭載した二輪車 (つまり、オートバイ)、四輪車 (つまり、自動車) で行うレース競技のことです。ヨーロッパでは自動車レースのフォーミュラ1 (F1)、二輪車レースのMoto GPなどが盛んで、これらは世界選手権にもなっています。アメリカでは自国シリーズであるIndy、NASCARなどの自動車レースに人気があります。(IndyとNASCARの違いなどを語り始めると長くなるのでこのあたりで……) – Ryuta

UIUC JPN COVID-19 Town Hall Meetingからの 情報

Tatsuyaさんによる7月11日から7月24日の関連ニュースとスライドのまとめを共有させていただきます。貴重な情報をありがとうございます。次回のミィーティング8月7日に予定されています。

*イリノイ州全体のCOVID-19陽性者数は増加傾向にあります。COVID-19 Statistics

Champaign-Urbana COVID-19 Coronavirus Information*Actions to Combat a Resurgence of COVID-19が発表され、新しい対策では、地域が11区分となりより細分化されました。Illinois Regional COVID-19 Resurgence Criteria各地区単位で、COVID-19の感染拡大状況に応じてTIER1-3の3段階で対策がこうじられます。Actions to Combat a Resurgence of COVID-19より

Selected Information: UIUC (7/11-7/24) 

  • (7/23) COVID-19 Testing Sites have been expanded, now there are six sites: 
    • ALICE CAMPBELL ALUMNI CENTER
    • KRANNERT CENTER FOR THE PERFORMING ARTS
    • LOT 31
    • NATIONAL CENTER FOR SUPERCOMPUTING APPLICATIONS (NCSA)
    • SOUTH QUAD (NEAR DAVID KINLEY HALL)
    • STATE FARM CENTER
  • (7/21) University offers PPE kits to students

Selected COVID-19 News: IL & C-U (7-11-7/22)

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