TomoyaさんのVR美術館トーク、初心者も楽しめます!
今週のゲストトークは、8ヶ月ぶりに 専業画家の植村友哉さん(以下、Tomoyaさん)にお越しいただきました。日本時間の9月23日に、Tomoyaさん(Osaka)、Ryutaさん(Shizuoka)、Wataruさん(Urbana-Champaign)がオンライン上に集合して、トークを収録しました。Part2では、Wataruさんが進行役をして、TomoyaさんがVR美術館をわかりやすく解説し、WESON MUSEUMを案内しています。Part3では、全員でおしゃべり。没入型VR (Virtual Reality)について話を展開しています。アバターって何?という素朴な質問にも、Tomoyaさんがやさしく説明しています。VR(仮想空間)初心者も、このトーク楽しめます。(番組の前半は、No. 549-1へ)
Part2, 自己紹介、VR美術館、WESON MUSEUM説明
Part3, 没入型VR、アバターとは? 仮装空間でのコミュニケーション
Tomoyaさんは、油絵とアクリル画が専門で、大阪市街にアトリエを構えて制作活動されてます。専業画家になるまでの話は、前回出演時のpodcast(No.516, No. 517, No. 518)をご覧ください。今回は、Tomoyaさんが、日頃の制作活動に加えて力を注いでいるもう一つの話、「VR美術館」についてのトークです。(文責:Wataru、Tomoya)
仮想現実上に美術館をつくる?!
Tomoyaさんは、VR(仮想現実)システムを使用して、専用ゴーグルをつけるとあたかも現実の展示会場にいるような形で絵画鑑賞を楽しめる “VR美術館” を、今年の2月からスタートさせました。これは、以前話したパラオ共和国との芸術文化交流の際、作品の輸送費がかさんだことから、オンライン上でより気軽に芸術鑑賞や国際文化交流を出来ないか?と思ったことがきっかけ。いろいろな方々に相談し続けた結果、2020年末にVRエンジニアの方と繋がり、開設にこぎつけました。名前は「WESON_MUSEUM」(Tomoyaさんのあだ名「うえそん」に由来します)で、VR Chatというアプリ上で楽しめます。-Wataru
VRならでは1) 視界いっぱいに広がる素敵な “ワールド“
先日、新ワールドとなるパラオワールドが開設されました。TomoyaがまさにVR上で実現したかった世界が広がりました。ワールドに降り立つとすぐ目の前に海岸風景が広がります。歩みを進めると砂浜を自由に歩く事ができ、BGMでは優しいさざ波が聞こえてきます。まさにパラオの海岸に来ている心境にさせてくれます。目を凝らしますと海の上にドーム状の建物が。こちらがパラオワールド内での美術館になっており、その建物を目指して移動していきます。-Tomoya
VRならでは2)世界中から集まるお客 “アバター”
2021年2月末に最初のワールドについて解説して以来、日本時間の毎週土曜日夜9時~10時まで作家としてTomoyaがWESON MUSEUM内で在廊しております。回を重ねるごとに年齢・職業・国籍などタテにもヨコにも幅広い方々がご来場されるようになりました。日本語を話せないご来場者様も、日本語がわかるご友人と一緒にお越しになって翻訳してもらいながら楽しんでいるようです。-Tomoya
VRならでは3)作品に新たな楽しみ方が生まれる
現在、パラオワールドにはパラオ人作家の作品が5点展示されております。世界中のご来場者がパラオの美術文化を楽しんでいるのです。作品はあくまでも画像にしたものを展示していますが、VRシステムという特性を活かせば絵を観る楽しみに加えて絵を観ながら世界中の方とコミュニケーションをとれます。近い将来はVR上で世界中の出展作家が集まり、国際文化交流の機会としてもWESON MUSEUMを楽しむことになるかもしれません。-Tomoya
Mugikoは、オンラインゲームに全く馴染みがなく、VR Museumと聞いても、なかなか想像できませんでした。トークを聞いて、WESON MUSEUMは没入型VRであり、オンライン上で絵を鑑賞できるだけでなく、来館者がアバターに扮し、互いに話したり交流できることを知り、びっくりしました。また、Tomoyaさんの作品を、例えば、パラオの友人に贈って今は手元にはないものも含めて、デジタルデータがあれば、現在の所有者からの承諾もえて、VR Museumに年代をおって展示することもできます。VR Museumというのは、「時空間をこえて作品と人が出会い交流する場」なのかな、と思うと、ワクワクしました。来週の番組では、Tomoyaさんのトーク後半とともにWESON MUSEUM体験談 もお届けします。お楽しみに!Mugiko
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