No.64-1 June 15, 2012「聖地巡礼」の世界へようこそ(前半)♪with Yoshinori

HS64-1-120615

初公開番組録音

Harukana Show初、多数のAudienceを前に、番組公開録音をしてきました。

 

場所は、Mugikoが勤務する神戸にある甲南大学、「メディア文化論」という講義のなかです。今日のゲストはYoshinoriさん、甲南大学人科学研究科の研究生です。TamakiさんとRyutaさんも、スカイプで公開番組に登場していただきました。教室の前の大きなスクリーンには、スカイプの画面のTamakiさんとRyusaさんが映し出され、その下に2つの椅子をおいて、YoshinoriさんとMugikoがトーク、その前には、120人ほどの学生が座っている、というかたちです。

 

今日のタイトルは、「聖地巡礼」の世界へようこそ♪ Yoshinoriさんは、修士論文で「聖地巡礼」を扱いました。「聖地巡礼」は初めて、とう方にも分かりやすく、明快に解説してもらいました。とはいっても、話の内容が専門的でもあるので、Yoshinoriさんから、内容の要約も記していただきました。

 

「聖地巡礼」とは?

2008年頃より「聖地巡礼」という言葉が、新聞やテレビ、雑誌やインターネットニュースを通じて、日本全国に広まるようになりました。「聖地巡礼」とは、アニメやゲーム、コミックの舞台のモデルとなったとされる場所を訪れる行為で、アニメやゲーム、コミックを愛するファンの間では、今から20年以上も前から行われていたとされていますが、その行為の存在が一気に知れ渡ったのは、アニメ『らき☆すた』の舞台となった埼玉県久喜市鷲宮の鷲宮商工会が、聖地巡礼を活用した町おこしで成功を収めたことが報じられた2008年以降のことであると思われます。今回は私、甲南大学大学院人文科学研究科に研究生という形で在籍しているYoshinoriが、アニメやゲーム、コミックを愛する日本のファンの間でブームとなっている聖地巡礼について、お話させて戴きました。

 

虚構の世界が現実の世界にあるという実感

聖地巡礼の醍醐味とは、アニメやゲーム、コミックの舞台のモデルとなったとされる場所を訪れることで、虚構の世界が現実の世界にあるという実感を楽しむことにあります。虚構の世界が現実の世界にあるという実感を楽しむには3つの方法があります。それは、

 

「聖地巡礼」の楽しみ方

 1 ストーリーの登場する場所を訪問する

   例:アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』。主人公ハルヒたちが文化祭で上映した映画「朝比奈みくるの冒険」で、みくるがはまったとされる大きな池のモデルとなった場所は、西宮高校のグラウンドの横に登場する「新池(しんいけ)」です。この新池は、ファンたちの間では「みくる池」と呼ばれており、ハルヒファンたちの巡礼スポットとなっています。by Yoshinori

  (http://d.hatena.ne.jp/keyboar/20091121/1258791575

 

No.64-2へ続く

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