A Happy New Year!
あけましておめでとうございます。Harukana Showは今年も、出演者のそれぞれのペースで、ゆっくりとおしゃべりをしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。今日は、Mikeさんが、お正月にもかかわらずWRFUのスタジオに来てくれました!St.LouisからはRyutaさんがオンラインで、そして機材担当のTomさんも、今日はトークに参加。2014年は、4人のおしゃべりでにぎやかに始まりました。
Podcastは3部構成です
HS Podcast No.145-1 Jan.3, 2014:St.Louisでビリケンさんに会えなかった話
HS Podcast No.145-2 Jan.3, 2014:新年のお料理は、タンシチュー?
HS Podcast No.145-3 Jan.3, 2014:TomさんにPACAのPreservationとConservationとSalvageについて聞きました
2013年暮れ、St.Louisではビリケンに会えず、2014年元旦にChampaignで
先週の日曜日、年の暮れ12月29日は、Ryutaさんに会いにミズーリ州のセントルイスに行きました。Ryutaさんが勤務するワシントン大学のマスコットキャラクターは「熊」、そして同じ街のセントルイス大学は、Billikenです。
大阪でおなじみの通天閣のビリケンさんは、もともとはアメリカ生まれ、1908年にミズーリ州カンザス出身のフローレンス・ブリッツが制作したのが始まりだとか(諸説がありますが、詳しくはこちら)
しかし、年末のセントルイス大学のキャンパスは人気がなく、ビリケン像も見あたりません。警備員風の女性にiPhoneのビリケン像の写真を見せて尋ねましたが、「そんなのないよ」とそっけない。この日は、氷点下に気温が下がり、曇り空に風も冷たく、ただちに諦めました。立ち寄ったアンティークショップでも、「ビリケンは、大学のマスコットだし、大切にしていて、売りたがらないのよ」と店主のお話でした。本当かなあ。Ryutaさんに、いつか、セントルイスのビリケン情報を伝えていただこうと思います。
ところで、2014年1月1日、シャンペーンのお店で、こんなビリケンを発見しました。元旦の縁起ものですね。
お正月料理の思い出
先週は、Harukana Show Talk Bandの皆さんが、お正月の準備について、「お節を発注しなきゃ」と話していました(Podcast No.144)。いまどきのお正月料理は作るのではなくて、注文するものなんですね。お正月を誰とどのように過ごすのか、何をどんなふうに食べるのか、振り返ってみたら時代や社会や人生の通過点が見えてくるかもしれません。
先週出演してくれた東京、練馬区のToshikoさんからお節料理の写真が届きました。お重箱は、つくね、黒豆、くりきんとん。その他に、炒り鶏(蓮根、蒟蒻、人参、筍、鶏、ごぼう、大根)やゆず大根を作ったすです。左上の重箱の「つくね」は、蓮根、山芋、人参、ネギ、豆腐入り。おいしそう。
「つくねのレシピは、こちらを参照。でもかなり我流でアレンジしました。人参はあまりがあったのですりおろしを4分の1ほど木綿豆腐も4分の1丁ほどを水切りしてパン粉は1カップ弱くらいにしました。煮汁にはすりおろししょうがを足しました。私は固いのは好きじゃないので柔らかい種です。」by Toshiko
番組のなかでは、お正月のお料理は?と尋ねると、Mikeさんは、「別に」、と。Ryutaさんは、「とくには」、と。Mugikoは、祖母、母、私に伝わるお正月料理、牛タンのお話をしました。長くなるので、またブログに書きます。→思い出のお正月料理〜ダルマストーブに牛タンがぐつぐつ、Jan.10, 2014
PACAって?
PACA(Preservation And Conservation Association, Champaign County, Illinois)は、シャンペーンのダウンタウンにある非営利団体です。Tomさんが、Directorです。歴史建造物の保存や教育活動をしています。(PodcastNo.75, 2012年8月31)。Preservationが、そのままの形を保存していくことだとしたら、Conservationは、修理、改修して、目的、状況に応じて使いやすくします。
PACAの活動の1つがSalvageです。取り壊しや改修が決まった建物から、使える建材や家具などを改修し、PACAの倉庫に保管し、分類して安く住民に売り出すリサイクル、リユースの仕組みです。
冬の風つめたしシカゴへSalvage
Mugikoは、2013 年12月30日、PACAのSalvageに参加するためシカゴへ。
1910年代の建物でしょうか。埋め込みの家具、暖炉の前のタイル、ドア、などリユースできるものを、取り外し回収していきます。この日は、6人がボランティアで作業に参加しました。
シャンペーンから北上して車で3時間、シカゴ到着。朝の11時から日が暮れた5時までの6時間、埃まみれの力仕事。年の暮れに、いったい何してるのだろう、と思いますが、実は、大人の宝探しのようで面白い。アメリカの古い建物を内側から剥がしながら学んでいくのは、なかなかの快感です。ドアのノブ1つをとってもデザインが美しい。これらのものが、もともとは、誰かが手作業で作ったり、組み立てたりしていたのか、と思うと、そこにあるのが「廃品回収」ではなく、温もりのある時間に見えてきます。
レンタルのトラックいっぱいに詰めこんだ建材たちは、PACAの倉庫に持ち帰り、1つ1つを分類して、安価でうり、購入者の家で生き返ります。日本だと「歴史建造物の保存」は行われても、古い住宅の、使えるものを再利用を組織的に行う活動は、珍しいのではないかなと思います。
PACAのWarehouse:44 E Washington St, Champaign, IL、 Tel: (217) 359-7222、 Email: pacaexdir@gmail.com, 開業時間火〜金曜日10am-4pm、土曜日9am-12amお店には、Tomさんがいますので、詳細をお尋ねください。