Harukana Showの出演者、スタッフ求む!
イリノイ大学の卒業式も終わり、学生の皆さんは、早くも夏休み!Ryutaさんは、仕事に戻り、今日は、St. Louisからの出演、半年間、スタジオからHarukana Showを支えてくれたMikeさんは、7月から1年間は日本滞在予定、番組への出演は、しばらくお休みです。というわけでUrbanaのWRFUのスタジオは、Tomさんが一人。参加、見学希望、地域の情報も、いつでもharuwa@me.comへご連絡ください。
今日は、St.Louisからfood historianのAkiraさんに出演していただきました。今週の後半のトーク、話題は、Ramen in USAです。
Podcastは4部構成です
HS Podcast No.165-1, May23, 2014:HS参加者募集、大飯原発訴訟の判決要旨
HS Podcast No.165-2, May23, 2014:U-Cイベント情報、ソーダフェスなど
HS Podcast No.165-3, May23, 2014:AkiraさんのRamenトークです
HS Podcast No.165-4, May23, 2014:TomさんのRamenとの出会い
*インターネットの接続不良のため、一部、音声が聞き取りにくくなっています。申し訳ありません。
U-Cイベント情報
◎ Hessel Park Concert :2014年5月25 (日)6-8pm @Hessel Park
◎第2回 Homer Soda Festival:5月31 (土) 10am〜Champaign-Urbanaの近所の町Homerで開催されるソーダ (炭酸飲料) のフェスティバル(各地の「地サイダー」が集合)。
◎ 第15回 PechaKucha Night:5月31 (土) 7:45pm開場、8:20pm開始@Krannert Art Museum (500 E Peabody Dr. Champaign) *Pecha Kuchaとは
Ramen in USA by Akira-san
AkiraさんにHarukana Showに出演していただいたのは、2年前(HS Old Site No. 59-2 「Akiraさんのアメリカ物語〜神戸からメンフィス、そしてイリノイへ」)。今回は、St.Louisからの出演です。ありがとうございます。
Food History博士ですが、味には、うるさくはない、そうです。先週、番組でNYでRamenブーム、という話題をとりあげましたが、Akiraさんも、NYでRamenを食べたことが何度もあります。Akiraさん曰く、NYのグルメたちには、Ramenは今や、ステイタス・アイテム(Ramenを知らないとグルメじゃない?)。
チェーン店のブランド化
アメリカにも、以前から日本のラーメン店はあるけれど、近年のRamenブームは、日本のチェーン店が、アメリカへ出店して、アメリカ在住の人々にも受け入れやすい店づくり(店内の音楽も工夫)にして、ブランド化して広まったのではないか。これは、日本でのラーメンをはじめとしたB1グルメブームともどこか関係しているのではないかと、Akiraさんは考えています。また、アメリカの「料理の鉄人」などの番組の影響も考えられます。
日本では、1990年代後半から、B級グルメがブームとなり、テレビ番組が取り上げ、ローカルなラーメンが全国で有名になり、遠くからも客が集まるようになりました。そのお店の「こだわり」ラーメンの種類も多くなりました。また、「つけ麺」など、以前は、たとえば関西で少なかったラーメンが、ブームとともに、一般的になりました。ちなみに、アメリカでは、こってり豚骨ラーメンがはやっているようです(Akiraさんはあっさり塩味のほうが好き)。
さて、U-Cには、都市部とはちがい、生麺や素材の入手などが容易ではないかもしれません。また、学生街では、高級Ramenは、高すぎるかも。でも、Ramen専門店はないけれど、Ramenイベントなるものは、あるようです。
次なるRamenイベントを企画している方、Harukana Showでもぜひ、語ってください(Mugi)
トムさんのラーメン物語
Akiraさんのお話を伺って、WRFUスタジオのTomさんにも、Ramenの想い出を聞いてみました。Tomさんは、10歳代のときに、すでにRamenはあったそうです(つまりは40年前!)。スーパーの安売りで、1袋、10セント、15セントの小さいパックの麺に、スープの素をかけてお湯をそそぐ、いわゆるインスタントラーメン。その後、アメリカ各地を旅するようになり、エスニック料理など、今まで食べたことがない種類の料理を試すようになって、生のラーメンに出会いました。最初に食べたのは、チキンスープのRamen。それから、(伊丹十三の)映画『タンポポ』を見たことも、ホンモノのRamenを知るきっかけになりました。
2つの判決報道
今週は、5月22日の朝刊には、各紙が前日の2つの地方裁判所の判決を掲載しています。1つは、関西電力大飯原発3、4号機再稼働にたいする、福井県の住民らが関電に運転差し止めを求めた訴訟、もう1つは、米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(神奈川県)の騒音被害をめぐる周辺住民が国に夜間・早朝の飛行差し止めなどを求めた訴訟、です。福井地裁は、「地震対策に構造的欠陥がある」として、再稼働を認めない判決、横浜地裁は、「騒音により健康被害への不安や精神的苦痛が生じている」と判断し、飛行差し止めを認める判決です。新聞を並べて読んでみると、とくに大飯原発に関しては、新聞社の解説、主張は、ずいぶん違います。番組では、要約版を読みました(日本経済新聞電子版「大飯原発訴訟の判決要旨」2014年5月22日) 全文はこちらへ「【速報】大飯原発運転差止請求事件判決要旨全文を掲載します」 NPJ(News for the People in Japan)
■斉藤和義「ウサギとカメ」「空に星が奇麗〜悲しい吉祥寺」(1996明治食品「明星チャルメラ」CF曲)■ 大滝詠一「CIDER’73’74’75」