No.246, Dec.11, 2015, クリスマスには、いちごのショートケーキ?with SKU

U-Cはホリデー前であわただしく

イリノイ大学の秋学期も残すところあと1週間、試験とホリデーの準備とあわただしい季節です。UrbanaのWRFUのスタジオはTomさん、St. LouisからはRyutaさん、そしてKyotoからMugikoです。Kyotoは、数日前、土砂降りの雨風、その後、落葉がたくさん積もっていました。そろそろ本格的な年末です。

落葉@Kyoto, Dec.11, 2015

落葉@Kyoto, Dec.11, 2015

Podcastは3部構成

本日は、ラジオからの放送に不具合が生じ、また、Podcastにも一部、雑音が生じています。たいへん申し訳ありません。今週から、甲南大学「メディア文化論」の受講生(SKU:Students of Konan University)が、日本の年末、年始の様子をお届けします。

HS Podcast No.246-1, Dec.11, 2015:Alexさんのおすすめの曲、韓国の「歌王」

HS Podcast No.246-2, Dec.11, 2015:U-Cイベント情報

HS Podcast No.246-3, Dec.11, 2015:日本のクリスマスケーキは米国のショートケーキ?with SKU

クリスマスツリー@St. Louis, Dec.10, 2015, by Ryuta

クリスマスツリー@St. Louis, Dec.10, 2015, by Ryuta

U-Cイベント情報

Candlestick Lane Opening:12/12 (土) 6pm- Grant Place (a.k.a. Candlestick Lane), between Cottage Grove and Philo Road, Urbana

Japan House Holiday Bazaar: Mottainai! :12/12(土)-13(日)11:00am-4:00pm

クリスマスの定番は、どうして苺のショートケーキ?with SKU

クリスマスは、日本でも年末の風景の一部です。ケーキは食べる、という人も多いかと思います。「日本のクリスマスケーキは、なぜスポンジケーキに生クリーム、いちごがのっているのだろう?」そんな質問を甲南大学の学生たち(SKU)にしてみました。今週の出演は、Yuyaさん、Daisukeさん、Hirotoさん、Reinaさん、Sayaさんです(SKU-B6)。

「コンビニ」のクリスマス前風景@Kyoto, Dec.11. 2015

「コンビニ」のクリスマス前風景@Kyoto, Dec.11. 2015

アメリカのショートケーキを日本人向けに改良

日本のクリスマスケーキのはじまりは、実は、アメリカのショートケーキを日本人向けに食べやすくしたものです。日本の洋菓子の老舗「不二家」の創設者、藤井林右衛門(ふじいりんえもん、1885-1968)は、1910年(明治43年)に、横浜市元町に洋菓子店を開店しました。その2年後、1912年(大正元年)に、洋菓子事情を視察するために渡米し、そこで出会ったのがアメリカのショートケーキです。スコーンの間にバタークリムと苺が入っていました。林右衛門は、帰国後、これを日本人向けに改良し、柔らかいスポンジケーキンにしました。そして、1922年(大正11年)ショートケーキ(1個8銭)を売りだしました。(参考:不二家の歴史)。

なぜクリスマスに、いちごのショートケーキなのかは、紅白でめでたい、白の生クリームが雪、いちごがサンタクロース、など、諸説があるようです(参考:「クリスマスになぜケーキを食べるのか」

私たちから質問です。アメリカのクリスマスは、家族が集まるイベントだそうですが、プレゼントはどのように渡すのですか。by SKU-B6 

クリスマスケーキ予約用パンフレットから抜粋。は、近所のドイツ系パン屋さんのクリスマスツリー、プリッツエル付き@Kyoto, Dec,11, 2015

クリスマスケーキ予約用パンフレットから抜粋。は、近所のドイツ系パン屋さんのクリスマスツリー、プリッツエル付き@Kyoto, Dec,11, 2015

Ryutaさんによると、アメリカには今でもいちごのショートケーキはあるそうです。ただし、スポンジケーキではなく、スポンジケーキではなくビスケットを焼いて生クリームと苺をはさみます。クリスマスプレゼンの渡し方は、来週にまたトークしましょう。

ところで、日本のクリスマス用品の地場産業は、神戸だそうです。「最盛期の1950~60年代には神戸港から本場の欧米に輸出され、『メード・イン・コウベ』の装飾品が各国の家庭で特別なひとときを演出した」そうです。神戸新聞Next, 2015年12月15日「クリスマス用品製造ラッシュ 神戸発祥の地場産業」

落葉&さざんか花びら@Kyoto, Dec.11, 2015

落葉&さざんか花びら@Kyoto, Dec.11, 2015

■Alexさんのおすすめの曲

先週に続き今週も70年代の曲を選びました。でも今週は韓国の曲です。チョー・ヨンピルの「窓の外の女」です。彼のデビュー曲(1979年)ですが、日本でも1982年にリリースされました。チョー・ヨンピルは韓国では「歌王」と言われています。それだけの実力あり経歴も長く、多分ほとんどの韓国人たちは彼がNo.1歌手であると認めると思います。僕がチョー・ヨンピルの曲のなかで一番好きな曲を選びました。by Alex

Ryutaさんは、80年代にTVでチョー・ヨンピルを何度か見たことがあるそうです。Mugikoは、Alexさんに紹介してもらって、チョーヨンピルの曲をいくつか聞きました。最初は演歌のようだなあ、という印象でしたが、2013年リリースの「Hello」を聞くと、え!と驚きました。ジャンルを超えてどんな曲もしっかりとチョー・ヨンピル化してしまうところが、歌王の実力なんですね。mugi

■チョー・ヨンピル「窓の外の女」「Hello Feat. TAECYEON from 2PM (Full Japanese Version)

カテゴリー: Harukana Show-Podcast パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です