Kyotoより暖かい!春の陽気のU-C
KyotoからChampaignに到着したら、いきなり20℃をこす暖かさ、短パンで人が歩いているのでびっくりしました。路上の花が次々と開いていきます。でも、今週末はまた冷えそう。UrbanaのWRFUのスタジオは、TomさんとMugiko、ゲストは、イリノイ大学に留学中のHirokiさんとKazumaさん、そしてSt. LouisからはRyutaさんです。日本は卒業式の季節、ゲストのお2人とAlexさんに卒業ソングを選んでいただきました。
Podcastは3部構成
今日は、時間を5分あまり延長しておしゃべりしました。
HS Podcast No.261-1, March18, 2016:Alexさんから韓国の卒業ソング、U-Cイベント情報、「朝ご飯&マナー講座」の感想
HS Podcast No.261-2, March18, 2016:「Bernie Sandersの演説@UIUC」レポートby Koshi
HS Podcast No.261-3, March18, 2016:大学の最終学年に留学した動機with Hiroki, Kazuma
U-Cイベント情報
◎Prairie Fruits Farm, 春のOpen House:3/19からの毎週土曜日、9am-Noon。Lincoln Avenueを北へ。果物や乳製品を生産している農場の見学(生まれたばかりの子ヤギもいるそうです)や、朝食・生産物の販売があります。(Lincoln Squareのマーケットの期間中はそちらに出店している地元の農場です。)
◎Sakura Watch@ Japan House Face Book、Japan Houseの桜の開花情報。
◎Japan Illini Club Breakfast and Etiquette@Japan House, March13, 2016に参加したKazumaさん、Hirokiさん。日本の朝食、食事の作法、改めて英語で説明しようとすると難しい。そんな意味があったのかと、日本での日常の所作を見直す機会になりました。
Bernie Sandersがやって来た! Report by Koshi
Illinois Primaryの3日前、3月12日(土)に、民主党の大統領候補者のBernie Sandersが、イリノイ大学のARC(the Activities and Recreation Center)で午後3時から演説を行いました。Koshiさんは、土曜日の朝10 時半にARCへ、すでに体育館周囲には長蛇の列、セキュリティが厳しく、入場までに時間がかかります。3時からの講演までに4時間以上、立ちっぱなし。会場整備のボランティアの話では1万人くらい来ているんじゃないか(ARCの収容人数は3600人ほど)。Koshiさんは、こうした演説を生で聞くのは初めてでした。Bernieが、日本で報道されているような社会民主主義者であるかどうかの括り方とは別に、一つ一つの主張、その言葉に、説得力があり、また聴衆を引き込むパフォーマンスの迫力は印象的でした。
「先週の土曜日、実は僕も別件でキャンパスにいました。ちょうどBernieが来る直前だったようで、駐車する場所を探すのが大変でした(笑)」by Ryuta
Illinois Primary, March15, 2016
イリノイ州の大統領候補者選挙(Illinois Primary)が、3月15日(火)に行われました。得票率では民主党はHillary Clinton、共和党はDonald Trumpが1位でした(こちら)。
「15日はPrimary electionで投票した人は証拠(?)のステッカーを貼ったりしてましたね、ChampaignのVirginia Theaterではステッカーを見せるとその日に限って映画無料というある意味太っ腹なイベントがありました。上映されたのはウォーターゲート事件の話All the president’s men(1976年)でした」by Tamaki
大学の最終学年にあえて留学
Hirokiさんは、富山大学医学部 6 年生、Kazumaさんは、明治大学商学部ファイナンスコース4年生、2人とも、昨年8月から今年の5月までイリノイ大学に留学をしています。日本は卒業式の季節、しかし、HirokiさんとKazumaさんは、大学の最終学年に、留学を決意しました。それぞれの動機を聞いてみました。
Hirokiさんの場合
動機:医師と患者のコミュニケーションの難しさ
「国境なき医師団」に憧れて医学の道に入りました。海外でさまざまな状況のもとで活動できる医師となりたいと考えていました。5年生になり、病院での実習が始まると疑問がわいてきました。実習生の目から見ても、医師は患者の言わんとすることをじゅうぶんに理解していない。日本語の話者どうしてもコミュニケーションが難しいのに、日本とは異なる環境のなかで、自分は果たして医師として仕事をしていくことができるのだろうか。
目的:異なる環境のもとで医師となる訓練をつむ
医学部では、6年生の夏までに実習を終え、学生たちは医師国家試験の受験勉強を始めます。その時期に、Hirokiさんはあえて1年間の留学をすることにしました。医師となるため、海外で人の言葉に耳を傾け自分の意見を伝える訓練をつみたい。専門分野間の共同研究が盛んに行われているアメリカという環境も魅力的でした。
学び:異なる言語であってもまずは耳を傾ける
実際にイリノイ大学に留学して、こちらの病院でのインターンも経験しました。英語という言語の壁はありますが、しかし、こちらの患者さんはストレートに自分の状態を伝えてきます。まずは、その言葉に真摯に耳を傾け受け止める、そこからコミュニケーションを始めることができると思いました。昨日は、日本では医師国家試験の合格発表でした。友人たちの合格の知らせをいくつも受け取りました。今度は自分の番だなと思います。
Kazumaさんの場合
動機:海外で活動したい
宮城県出身です。高校2年生の終わりの春に東日本大震災を経験しました。仙台市にいて、大きな揺れを感じました。津波の情報や、その後の原子力発電所の事故に関するニュースも、ラジオ以外に情報をえる手段がなく、実際に何が起き、どの情報が正しいのわからず、それが何よりも恐怖でした。高校時代は野球一筋でしたが、東京の大学に進学し、心機一転、新しいことを挑戦しようと考えました。フィリピン留学や、浅草で人力車で働いた経験(この話はまた次の機会に)から、自分がこれまで知る世界が限られており、海外で活動したいと考えるようになりました。
目的:財務、金融、起業について実践的に学びたい
日本の大学では、商学部でファイナンスコースを選択しました。Kazumaさんが受けた授業は、どちらかというと理論を中心に教えていました。「公式」を学んでも、それが現場で実際にどのように展開するのか、もっと踏み込んだ実践的な勉強をし、将来、海外で活躍する資質を鍛えたい、そう考えて、大学の最終学年で留学を決意しました。
学び:仲間内に固まらず自分からネットワークを築く
イリノイ大学では、ファイナンスやアントレプレナーシップを中心に学んでいます。日本より実践的な授業が多く、刺激を受けています。起業家の話を伺う機会も多くあります。留学中は、勉強だけでなく、日々のトレーニングで心身を鍛え、また週末のソーシャル・パーティにも積極的に参加しています。日本の「呑みケーション」のように仲間の内輪で固まるのではなく、こちらのパーティは毎回、さまざま人が集まります。そのなかでどのように自分をアピールしネットワークを築いてゆくのか、よい訓練になります。冬休みは、アメリカ横断や南アメリカ各国を訪れ見聞を広めましたが、春休みはイリノイに残り、走りこみます。来月のイリノイマラソンに参加する予定です!
Alexさんのおすすめの曲、韓国の卒業ソング
今週僕が紹介する曲は韓国の卒業ソングです。日本では3月が卒業シーズンだと聴いています。そこで僕が選んだ卒業ソングはIU(アイユー)の「卒業する日」です。IUは女性ソローアーティストで韓国では大人気歌手です。日本でも活躍したことがあって日本でコンサートをしたことがあります。この曲の内容はIU自身が中学を卒業して高校生になった気分を表す歌です。これはアルバム曲でリリースした年が2009年。7年前ですね。今は22才になったIU。とっても綺麗になりましたね。by Alex
■IU「卒業する日」(IU, Graduation day, from Growing Up) ■斎藤由貴「卒業」 ■森山直太朗「さくら(独唱)」