「やさしい日本語」
4月14日夜以降、活発な地震活動が今も続く熊本地震、日本語に不慣れな人々に対する支援も大きな課題となっているようです。弘前大(青森県)社会言語学研究室(佐藤和之教授))はHPに外国人住民に災害情報を伝える方法を紹介する「やさしい日本語クイックレファレンス」を開設(「サンキュー弘前大HP 外国人が大助かり」毎日新聞2016年4月21日)、大阪大学では避難情報を外国語に翻訳し大学のHP(Kumamoto Earthquakes Multilingual Information & Situation Reports by Respect Program of Osaka University)に載せる取り組みを始めています(「外国人被災者へ避難情報を発信」朝日新聞デジタル2016年4月21日)。
Podcast 2部構成
今日のWRFUのスタジオにはTomさん、St. LouisからはRyutaさん、KyotoからMugikoが番組に参加しました。前半は、RyutaさんとMugikoのおしゃべり(やさしい日本語、Alexさんのおすすめ曲、C-U イベント情報)、後半は、Sayakaさんとのトークです。
U-C イベント情報
◎Department of Astronomy Open House:4/23 (土) 1-5pm (太陽の観察、20分レクチャーなど)、8-10pm (木星の観察など) U of I Campus Observatory
◎Celebrating Spring: Seasonal Music for the Koto@Japan House: 4/25(月)7pm-
◎イリノイマラソン:4/28(木)-30(土)→Race Guide 2016
「字」を学んだYutaくんの将来の夢中はwith Sayaka
この1年のあいだに日本でひらがな、フランスでアルファベットを学んだYutaくん(7歳)の日常生活について、意外なお話がいろいろ飛び出してきます。
アルファベットをいきなり筆記体で学ぶ
南仏Albiの小学校では、アルファベットは筆記体で書きながら学びます。ひらがなとアルファベットを学ぶと、街の風景にはたくさんの文字がありメッセージを発信している事に気づきます。またiPadに文字を入力して検索をしたり、好きなYoutubeの番組を見つけることができます。
ブリはフランスでは?iPadで検索
フランス人のお父さんがYutaくんに尋ねました。「好きな鮨は?」「ブリ!」と日本語で応えたYutaくんですが、お父さんには意味不明です。Yutaくんは、iPadで「ぶり、フランス語」と入力し、翻訳してお父さんに伝えました。そんなYutaくんがはまっているのがYoutubeです。フランスのアニメは面白くない言って、自分で選んで日本アニメを見ています。
子供たちに大人気な有名人ユーチューバー
Yutaくんの将来の夢は、Youtubeに出演して儲けるユーチューバー!Hikakinの面白い作品を見つけてはSayakaさんに教えてくれます。1年の8ヶ月をフランスで過ごしていても、インターネットをとおして日本の子供たちが触れる情報をいつの間にか共有しています。(「スマホっ子の風景 竹内先生の新教育論「夢はユーチューバー」毎日新聞2016年3月22日)
好きなことから漢字を身につけてほしい、と願うSayakaさん
iPadでさまざまな情報を集めることができるようになたYutaくんですが、漢字の読み書きはなかなか難しい。Sayakaさんは、子供時代は読書に夢中、大好きな本をとおしていつの間にか漢字を習得していました。Yutaくんにも、漢字ドリルよりも、好きなことをしながら漢字が身についてくれたらなあと思うのですが、さて、Youtubeは、Yutaくんにどんな影響をもたらすのか。Yutaくんを見守るSayakaさんです。要約by Mugi
動画:春風にスウィング@Kyoto, April15, 2016
Alexさんのおすすめの曲
最近すごくいい天気なのにあんまり外に出ないAlexです。韓国に帰るまであと10日。いろんなことをしなきゃいけないですね。捨てるものと持って帰るものの区別、アパートのSubleaseなどいろいろなことがあります。今回紹介する曲はアイユとウララセッションの「エタヌンマウム」です。(「エタヌンマウム」の意味は「いらだたしい気持ち」です。)ウララセッションは韓国のオーディション番組で一位をとった男性グループです。この曲はもともと有名ですがインターネット放送でしょっちゅかけられてもっと有名になりました。特に、曲のなかで出るアイユが歌う「サランイルカ(”恋なのか”って意味)」部分はこの曲をあんまりしらない人でも知っているぐらいです。by Alex
■U&ULALA SESSION「エタヌンマウム」■畠山美由紀「若葉の頃や」■羊毛とおはな「手をつないで」