No.459, Jan.10, 2020, 「日本のアニメ、マンガ大好き」「健康地理学って?」GISシリーズ No.3 (前半), with Jeon-Young & M. Wataru

2020年仕事始め

日本は暖冬が続いています。今週は、仕事始めの方も多いと思います。関西のえびす神社では、商売繁盛を願う「10日戎」の祭がありました。

賑やかに新春特別番組90分

Harukana Showも賑やかに番組に5人が参加。UrbanaのWRFUのスタジオからは機材担当のTomさん、そしてJeon-Youngさん(Podcast No.456)、Wataruさん、日本からはオンラインで、ShizuokaのRyutaさん、そしてKyotoからMugikoです。新春特別90分番組となりました。Podcastには最初の1時間分のトークを3部に分けて編集しました。延長30分のトークは来週の番組内で再放送します。

Jeon-Youngさんは、アニメや漫画など日本のポップカルチャーも大好き。前半は、そんな話題を、楽しくおしゃべりしました。後半では、GISシリーズ第2回として、Jeon-Youngさんのご専門である健康地理学、空間疫学のお話を伺いました(Part3)。来週は、さらに「agent based model」という研究方法について伺います。地理情報科学を専攻するWataruさんが、Jeon-Youngさんの英語を日本語に通訳しながら、専門の話題をわかりやすく解説をしています。文章もWataruさんにまとめていただきました。

Part1, 韓国のお正月事情、「ブラックデー」は本当にあるの?

Jeon-Youngさんに、韓国のお正月事情等について伺いました。韓国のお正月は旧暦に沿って祝うのでまだです。お正月の過ごし方は、日本と似ており、家族や親戚が一堂に会し、トッククと呼ばれる伝統料理(韓国版のお雑煮のようなもの)などを食べるのが通例だそうです。また、子供の時はすごろくで良く遊んだとのことでした。

また、Ryutaさんが12月27日放送回(No.457)で紹介された4月14日の「ブラックデー」、韓国で確かに存在するようです。それと5月14日はローズデーと呼ばれ、カップルがバラをプレゼントしあう日だそうです。

part2, イベント情報:Weathering With You(天気の子)

◎新海誠監督『天気の子(Weather with You)』Savoy 16 :1/15(水), 7:00PM Dubbed1/16(木), 8:00PM Subtitled、AMC Champaign 13 :Jan.15, 7:00PM Dubbed, 8:00PM Subtitle, Jan.16, 7:00PM Dubbed, 8:00PM Subtitle

韓国での中学生時代から日本のポップカルチャー大好き

Jeon-Youngさんも日本のアニメや漫画は大好きで、学生のときにエヴァンゲリオンが好きな友達がいて自身もハマったのがきっかけだそうです。好きな漫画はONE PIECE、 新世紀GPXサイバーフォーミュラ、SLAM DUNK、GTOなどなど。鉄拳やKing of Fightersといった日本発のテレビゲームでもよく遊んだとか。最近ではNETFLIXで深夜食堂や孤独のグルメ等の日本のテレビドラマも視聴されてます。アニメの主題歌となった曲を中心にJ-POPも聞くそうで、今回リクエスト頂いた曲はそれぞれSLAM DUNKとGTOのテーマソングです。

Part3, 健康地理学、空間疫学 とは?with Jeon-Young & Wataru

GIS:地理情報科学

GIS(Geographic Information Science)はこれまでお話した通り、空間に関する情報をコンピュータで体系付けて扱うための方法論や技術、実際の利活用を考える学問です(HS No.429-2,GIS シリーズ No.1)。適用例は多様で、意外と生活に密着しています。前回は歴史学とのコラボ例として、イリノイ大学ゆかりの偉人を紹介するヴァーチャル墓地ツアーというWeb GISのコンテンツを紹介しました(No.451, GISシリーズ No.2)。今回は、特にJeon-Youngさんが専門とされている、健康と地理(健康地理学:Health Geography)に焦点をあて、Jeon-YoungさんとWataruさんに話をしてもらいました。

健康地理学をとおして社会へ貢献

まず、Jeon-Youngさんがアメリカへ博士号を取得しに留学されたきっかけは、韓国で修士課程の学生をされてた時にAAG(アメリカ地理学会)に参加され、著名な先生方の講演を目にして、より追究したいと思ったから。健康地理学をテーマに選んだのは留学後で、その理由は地理学者として、人の命を救うための提言が出来て、社会への貢献を強く実感できるからだそうです。博士論文では、タイを対象地としたデング熱の空間伝搬モデル等を研究されてました。

John Snowのコレラ地図の一部をWikipedia転載

空間疫学の先駆的事例:John Sonowのコレラマップ, 1854年

健康や医療も多くの空間情報を持ち合わせているので、地理学と結びつきやすい(GISの格好の適用)分野のひとつです。先のJeon-Youngさんの博士研究のように疾病の空間分布を調べる研究は、健康地理学の中では空間疫学(Spatial Epidemiology)と呼ばれています。空間疫学の有名かつ先駆け的な事例は、イギリスの医師John Snowのコレラマップです(上図参照)。1854年にロンドンでコレラが大流行した際に、Snow博士が、コレラによる死者の位置を地図上に描画し、その空間的偏りから感染源が特定の井戸水であることを突き止めた事例です。Snow博士の功績により、コレラが水を媒介とする感染症と分かり、予防や治療法、都市の公衆衛生対策(上下水道の整備)の発展に寄与したと言われています。

John Snowのコレラマップの詳細:Wikipedia :“1854 Broad Street cholera outbreak”や関連本スティーヴン・ジョンソン著、矢野真千子翻訳『感染地図: 歴史を変えた未知の病原体』 ,河出文庫, 2017, サンドラ・ヘンペル著, 杉森裕樹・大神英一・山口勝正翻訳『医学探偵ジョン・スノウ:コレラとブロード・ストリートの井戸の謎』日本評論社, 2009 以上のまとめby Wataru

空間疫学から現代の最先端の健康地理学がどのように展開するのか、agent based modelとは?来週のトークへ続く。

■RADWINPS「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」■BAAD「君が好きだと叫びたい」■L’Arc-en-Ciel「 Driver’s High」■BTS「Boy With Luv (feat. Halsey)

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