No.353,Dec.22,2017,SKU Special「日本の居酒屋文化」withチームB4,「日米の給食」with チームB5

U-Cはホワイトクリスマス?

U-Cは、現在のところ、比較的、おだやかな冬の始まりですが、週末から最低気温も氷点下になりそうです。ホワイトクリスマスになるかもしれません。本日は、WRFUのスタジオからはTomさんとMugiko、そしてSt. LouisからはRyutaさんが出演しました。

クリスマスの電飾@Urbana, Dec.18, 2017

 Part1, SKU2017の生放送、 トムさんが学習した日本語とは

甲南大学の教室とWRFUスタジオをつないでスリリングな生放送

今週の水曜日、日本時間では木曜日に、WRFUのスタジオと日本のKobeにある甲南大学の教室をつないで、SKU(Students of Konan University)の皆さんと一緒にHarukana Showの特別番組を放送しました。「機材設定にトラブル発生、放送時間に間に合うだろうか」、と緊迫する教室の様子をKyokoさんが動画に撮影して送ってくれました。そのビデオを見てTomさんが覚えた日本語とは、、、「Kikoemasuka」(聞こえますか)

WRFUのスタジオから機材担当Tom@Urbana, IL, USA,Dec.20,2017, by Mugi

IZAKAYA〜日本の居酒屋文化

with SKU2017、チームB4

Ayumiさん、Saraさん、Airiさん、Narumiさんの女子会トークです。日本の居酒屋の役割とは?チームB4の収録トークと、HSのスタッフからのコメントをお楽しみくさい。

SKUチームB4トーク中@525教室, Konan University, Kobe, Dec.2017, by Kyoko

Part2, HS特別トーク「居酒屋文化」withチームB4

Part3, コメントby Harukana Show スタッフ

忘年会といえば、居酒屋

12月の残すところあと10日、忘年会といえば、「居酒屋」ですね。Airiさんは、バイト先の居酒屋で海外からのお客さんに言われました。「日本はいいよね、私の国にもパブでお酒は飲めるけれど、日本の居酒屋のように、こんなおいしいお料理がいろいろあるわけではない」。日本の「居酒屋」には独特な形式、雰囲気があるようです。

留学生は、「おしぼり」にびっくり

Narumiさんが、イギリスに留学していた友人に聞いてみると、パブではそこで出会ったお客さんとも気楽に話せる雰囲気だったそうです。日本では、別のお客さんと話すことはあまりないなあ。AyumiさんとSaraさんが、甲南大学の留学生に話を聞いてみると、皆で集まるとしたらホームパーティが多いかなという話でした。また日本の居酒屋で驚いたことは、「おしぼり」が出されることです。

SKUチームB4トークを525教室のテレビ画面へ中継@Konan University, Kobe, Dec.2017, by Kyoko

数人から多数まで、柔軟に対応

同じクラブのメンバーやバイトで同じ職場で働いている人たちと、居酒屋で忘年会をよくします。少人数のテーブル席もありますが、20人以上という大人数の場合は、「座敷」を利用します。人数や目的に合わせて空間を選べることも居酒屋の特色です。最近、禁煙席と喫煙席が分けられたことによって、煙草が苦手の人や家族連れも、居酒屋に来やすくなりました。

普段のしがらみを忘れ、くつろぐことができる非日常空間

お酒を飲み、いろいろな食べ物をつまみ、座敷でくつろいで話していると、普段の先輩と後輩の関係や仕事のなかでのしがらみを、一時忘れて、親交を深めることができます。気楽にゆける場所だけど、非日常感を味わいリフレッシュできる。それが居酒屋、役割かなと思います。(まとめby Mugi)

マイナビウーマン「【海外から見た日本】日本の居酒屋は世界的にも非常に珍しい独自の店舗の形態」, 2015年2月21日

年末の和菓子@Osaka, Dec.22, 2017,by Tsujino

Kanaさんからのコメント〜公共空間なのだけど個室

もちろんお店や状況にもよると思うのですが、居酒屋でのグループの羽目の外し方がちょっと怖いかなあ感じることがあります。(外国のパブなどでも、羽目を外してえらいことになっている場合はたくさんあると思いますが…。)バイトをされていて、大変なことも多いのでは、、と勝手に思っていました。「居酒屋トーク」という言い方を今でも時々聞きますが、公共空間なのだけど個室、みたいな感覚になりやすいのかも。by Kana

Ryutaさんからのコメント〜バーでパーティも結構あり

番組のなかで、飲み物を提供するバーカウンターという場があるかどうかの違い、という話をちょっとしましたが、「パーティ」をしに飲み屋に行くか、というと (職場やサークルの飲み会のようなものも、英語的にいうとパーティなので)、アメリカでは実はけっこう、そういう機会でバーに行くことは多いような気がします。もちろんホームパーティやバーベキューなんかもありますし、各自で好きなときに来て、好きなタイミングで飲み物を買って、というような形式だったりするので、日本の、居酒屋のお座敷で全員で席についてカンパイ! というスタイルとはだいぶ異なると思いますが……。by Ryuta

「学校とSchool〜日米の給食」

with SKU2017、チームB5

チームB5は、Yukinoさん、Shihoさん、Mizuhoさん、Fumiyaさんの4人です。小学校といえば、「給食」。いろいろな思い出がつまっています。

SKUチームB5トーク中@525教室, Konan University, Kobe, Dec.2017,by Kyoko

Part4, HS特別トーク「日米の給食文化」withチームB5

Part5, Harukana Showスタッフからのコメント

集団登校、上の学年の子が班長

チームB5のメンバーは、出身の学校は違うけれど、それぞれ集団登校していました。マンションの同じ階に住む子供がグループになり、上の学年の子供が班長だったり、地域別の分団があって、色分けした名前(青分団、紫分団など)がついていました。学校に到着すると、「朝の会」や「読書タイム」、学級文庫、、、と思い出はつきないのですが、「給食」を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。

アメリカからの小麦粉輸入により日本の学校給食が普及

日本の学校給食が本格的に始まったのは、第2次世界大戦後のことです。アメリカから大量の小麦粉が輸入され、パン食の学校給食が始まりました。今では、日よってご飯だったりパンがでます。

クリスマス用(?)ミルク、EGO NOG@Urbana, Dec.22, 2017

苦手な牛乳、居残り給食、星形ニンジンで表彰?

しかし、給食に必ずついてくる「牛乳」とご飯は、合わない。Yukinoさんにとっては、牛乳は苦手な思い出です。Sihoさんの担任の先生は、給食のご飯があまると、おにぎりにしてくれました。Mizuhoさんの担任の先生は年配で厳しく、給食を食べきるまで居残されました。Fumiyaさんの学校では、年に数回だけ、星形ニンジンが入っていて、これに当たった人は、表彰と写真撮影される、という不思議な習慣がありました。

アメリカの給食は選べるよさ、食事の内容は改善の余地あり

Yukinoさんは、1年間、アメリカに滞在し現地の小学校へ通った経験があります。学校給食が、日によっては、ピザだけだったり、ジャンクフード系だったり、日本との違いに驚きました。MizuhoさんやSihoさんが調べてみると、アメリカでは学校内のカフェテリアで給食をとり、生徒たちが自分の好きな食べ物と量を選べる場合があると知りました。たとえば牛乳でも、ダイエットのために脂肪分のカットしたものを選ぶこともできます。生野菜や果物があることも日本の給食との違いです。また、アメリカの給食の食事の内容や摂取カロリーの高さも、最近では、問題になり改善されているそうです。

生放送終了後の教室523とWRFUスタジオからMugiko@Kobe, Konan University, Dec.20, 2017, by Kyoko

日本の給食の地域や季節の特性

日本の給食は、栄養のバランスだけでなく、地域の特性や季節感も大事にしています。Yukinoさんは、名古屋の小学校にも通いましたが、「ういろう」が給食にでました。Shihoさんの学校では、七夕には星形の「オクラ」入りスープがでました。Mizuhoさんの学校は、ひなまつりには「あられ」が、Fumiyaさんの学校では、クリスマスのケーキが出たそうです。

給食は楽しみ

日本でもアメリカでも、それぞれの場所の「当たり前」は違うけれど、食べることは日々の、そして人生の楽しみ、みんなで食べる給食の時間は楽しい、という点は共通しているようです。(まとめby Mugi)

参考:「こんなにちがう!日本とアメリカの『お昼ごはん』」Gakken, 2017年4月30日

アメリカ&日本【学校給食比較】〜子供の食は未来そのもの」週刊My Food知る見る食べるアメリカ、2012年5月2日

SKUチームB5トークを523教室のテレビ画面へ中継@Konan University, Kobe, Dec.2017, by Kyoko

日本独自の「学校文化」、給食についてもっと知りたいby Kana

小学校の時の「おにぎり」とか、オクラの七夕の星とか、あったなぁと思って、懐かしかったです。でも、食べきれないときに一人残されるのはいやですよね。いやな気持ちのせいで、栄養が吸収できないんじゃないかなーと思っていました。日本と外国の給食を比較するのと同時に、郷土給食のお話や、独自の「学校文化」の給食の話(星を見つけたらなぜか記念写真を撮られてしまう話)なども面白かったです。もっと掘り下げて聞いてみたいなと思いました。by Kana

アメリカの大学の寮生活とカフェテリアby Ryuta

学校給食は、画一的なようであって地域や学校、担任の先生との巡りあわせなどでかなりローカルな差が存在していて面白いですね。番組の中では主に小学校時代の思い出話でしたが、アメリカでは大学でも1、2年生のうちは寮生活をすることが多く、カフェテリアで食事をする機会は大学生になってもけっこう続きます。いろいろなバックグラウンドの学生が集まるので、最近はベジタリアンのような様々なライフスタイルや、ハラール、コーシャーといった宗教的な食事制限に対応したメニューを置くところが多くなっていると思います。by Ryuta

どちらのグループも、よく準備されていて楽しいトークでした。by Kana&Ryuta

年末・年始のHarukana Show Special with SKU-17

①CST:2017年12月20日(水)19:50-21:05/日本12月21日(木)10:50-12:05 with チーム{B4、B5}本日再放送、B1:12/29(金)再放送予定

②CST:2017年12月27日(水)19:30-20:05/日本12月28日(木)10:30-11:05:with チームB3

③CST:2018年1月3日(水)19:30-20:05/日本1月4日(木)10:30-11:05 withチームB2

*生放送のストリーム配信:wrfu.net

*WRFUのHarukana Showのアーカイブ(曲入り)はこちら

■Jay Keyz「Every day will be like a holiday」■ベリーグッドマン「飲みにケーション」■RADWINPS「三葉の通学」■松任谷由実「ランチタイムが終わる頃」

カテゴリー: Harukana Show-Podcast パーマリンク

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