アメリカ中西部も蒸し暑くなってきました
梅雨のある日本の本州以南とちがって決まった雨期のないアメリカ中西部は、もう本格的に夏、という感じです。湿度の低い日は気温が高くなっても爽やかで過ごしやすいのですが、ここしばらくは湿度も高く、急な雷雨があったり、蒸し暑かったり。(RyutaのいるセントルイスはC-Uよりも少し南にあるので、より蒸し暑くなりやすいようです。それでもアメリカ南部や日本に比べるとましな気はしますが……) By Ryuta
C-Uイベント情報
アメリカは夏休みです。C-Uでは屋外の音楽イベントが増えてくるころですね。
◎Hessel Park Concerts: 6/2 (土) 2pm-5pm @ Hessel Park (1400 Valley Rd, Champaign; Neal & Kirby/Floridaの交差点を西に入ったところ) 公園での無料音楽イベントです。夏のあいだ、7/7、8/3、8/27にも開催されるようです。(7月以降は3pm開始)
◎StreetFest: 6/9 (土) 7pm-Midnight @ Downtown Champaign (Neal & Main) Downtown Champaignの路上ライブイベント。(観覧無料) 7/14に、もう一回開催されます。
1年ぶり、KyokoとSayakaとMugikoの女子会トーク
Kyokoさんの娘Naomiさんが1年生に!
Sayakaさんが、今年も南仏Albiから実家がある三重県のIseへ息子のYutaくん(小学校4年生)を連れて帰国し、日本に4ヶ月間滞在。Kyokoさんは、フィンランド人の夫と奈良県のIkomaに住み、娘のNaomiさんが、この4月に小学校へ入学しました。KyokoさんもSayakaさんも国際結婚で、それぞれ小学生の子供一人、子供の持ち物の名前付けや「学童」について、話は大いに盛り上がります。
Part1, 子どもが小学校に入学すると、たくさんの持ち物にひたすら名前付け
小学校入学、大量の持ち物が必要!
Kyokoさん、最近職場でお疲れの模様です。それは、娘のNaomiさんが4月に小学校に入学して、その準備が大変だったからです。保育園時代は、それ程多くなかった毎日の持ち物でしたが、小学校に入ると、給食準備の時に着る給食着、体操服、上履き、更に、それぞれの持ち物を入れる袋も必要になります。色鉛筆、ハサミ、糊、それを入れるお道具箱も。Sayakaさんの息子、Yutaくんが通っている小学校では、定規や本などを入れられるポケット付きの椅子カバーを準備したそうです。
名前付けに便利な「お名前シール」
そして、持ち物それぞれに名前付けが求められるのです。学校から配布された入学準備の冊子に指定されたとおり、名前を付けていきます。Naomiさんの小学校では、算数の時間に使う100枚以上ある「計算カード」の1枚1枚に名前を付けるよう指示がありました(例えば「さんすうセット用お名前用お名前シール」)。学校によっては計算に「おはじき」を使っていて、名前付けが必要な場合もあります。そんな時に便利なのが、インターネットで通販もされている「お名前シール」のセットです。おはじきのように小さいものにもシールを貼りやすいように、ピンセットが付属していたり、袋などにアイロンで貼れる布シールがついていたりと便利です。
フランスの小学校との違い
フランスでは「持ち物に名前を付けましょう」と言われるそうですが、みんな付けていない。Yutaくんによれば、定規などを誰かが落としてしまうと「誰のかわからなくなるよ~」とのことです。ただ、コート、マフラー、手袋などには名前を付けるそうです。日本のように詳しい手引書が渡されるような「強制」ではないそうです。
「携帯」はやっぱり必要?
Naomiさんの小学校では、「携帯はできるだけ持ってこさせないでください」と言われていますが、防犯ブザー機能や、子どもの位置がわかるGPS機能がついていて安心ということで、持たせている親も多いようです。
Part2, 学童保育、保護者の積極的な関わりが必要
「学童」とは?
「学童」は、「学童保育」の略で、保護者が働いている子ども達が、小学校の授業が終わった後に過ごす場所のことです。コトバンクによれば、学童保育は「放課後クラブ」と呼ばれる場合もあり、「共働きなど日中に保護者がいない家庭の小学生を対象に、放課後に適切な遊びと生活の場を提供する事業。児童福祉法に基づいて自治体や民間が提供する。小学校の空き教室、学校敷地内外に建てるプレハブなどの専用教室、児童館などが使われている」と説明されています。
また、学童保育.comによれば、法律上の名称は「放課後児童健全育成事業」であり、厚生省により、施設の広さ、職員の資格および人数、子どもの数、開所日数や時間などの基準が定められています。
Kyokoさんの住んでいる市では、「公設民営」で、学校が空き教室を提供し、市、保護者、子どもたちの保育を担当する指導員が運営協議会を構成して運営する形式を取っています。
学童での時間の過ごし方
小学校1年生は、5時間目で授業が終わり、14時頃には学童に向かいます。宿題を済ませた後、折り紙や百人一首などをやって、思い思いに時間を過ごします。通常の保育時間は17時までで、子ども達は集団下校しますが、Naomiさんの学童では19時まで延長、更に19時半までの再延長制度があります。
学童には、保護者の積極的な関わりが必要
保育園時代とは違い、学童は保護者の積極的な関わりが求められます。学童の予算は保護者の中から選ばれた会計が取り仕切ります。会長、副会長、予算が出ている市と連携する役員も必要です。学童が実施するイベントを担当するのも保護者です。ただ、自治体によっては、民間に学童運営を委託しているところもあります。⇒「学童保育に異業種参入相次ぐ」(「日本経済新聞」2017年6月22日)
英語を売りにした民間学童保育に流れる保護者も
このような関わりを敬遠し、小学校近くで学童保育を提供している民間の施設に子どもを預ける保護者が多くなっています。このような民間学童保育は、利用料は高いのですが、「英語が学べる」ことを売りにする、マイクロバスで子どもを家まで送り届けるなど、保護者のニーズに応えるサービスを提供しています。⇒ベネッセ教育情報サイト「民間学童保育が増加中! 指導の内容や料金はどうなっているの?」 By Kyoko
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