St. Louisは猛暑注意報 by Ryuta
アメリカは南のほうがとても暑くなっていて、St. Louisにも週末、excessive heat warning(猛暑注意報)が出ています。(だいたい、気温と湿度の組み合わせで体感気温が100Fを超えそうになると出るようです。) C-Uは雷雨がけっこう多かったのではないでしょうか。先週のStreetFestも雷雨で中止になったそうです。by Ryuta
UrbanaのTamakiさん、OsakaのTsujinoさんからもお天気とアジサイについてのメールが届きました。
Part1, お天気とアジサイとイベント情報
U-Cは先週は集中豪雨と雷雨 by Tamaki
ただ今32℃のカラッと暑いUrbanaです。Saint Louisよりも北だから? 紫陽花はまだ蕾状態。畑のコーンが一ヶ月程度しか経っていないのにもう1mくらいに成長し、スーパーでは南方面から来るコーン4〜8耳s(コーンの単位はearです)で$1という消費者に優しいお値段になってきていますよ。
先週の集中豪雨と雷雨の後は地下室浸水と道路の冠水被害が多かったようです、郊外では家屋崩壊もあったとか。では、いつか時間を見計らってこちらにいる間にスタジオにお邪魔しに行きますね。Tamaki
梅雨の日本では多彩なアジサイby Tsujino
Ryutaさんのアジサイ写真を見て、アジサイについて、神戸市立森林植物園あじさい情報センターのサイトを見ました。写真の白いアジサイは、アナベルという種類でしょうか。北アメリカ原産のようです。
ここ数年、母の日に贈る花としてアジサイを花屋さんで見かけることが多くなりました。最初はなぜアジサイ?と思っていましたが、街で見かける定番の額紫陽花だけでなく、さまざまな品種を見かける機会が増え、この季節は花屋さんを通る時にはどんなアジサイが売られているのかなと足を止めて見入ります。昨日は葉の形状が異なるアジサイを発見しました。
六甲山の特産種のシチダンカ(七段花)というアジサイのように「各がく片が剣状に尖りきれいに重なって星状に見える」アジサイなど形にバリエーションが増えています。また和菓子の世界でも、この季節には必ず、あじさいをモチーフにした生菓子が登場します。By Tsujino
C-Uイベント情報
◎Friday Night Live: 8/24までの毎週金曜日6pm-8pm @ Downtown Champaign 夏のあいだDowntown Champaignでやっている路上ライブのイベントです。Walnut & Chester、Neil & Park、Neil & Church、Neil & Chestnutの角で、いろいろなジャンルのミュージシャンがライブをします。
◎Animation Vacation: 8/30まで、主に火・木曜日の夜6:30pm- @ Virginia Theatre (203 W. Park Ave. Champaign) Downtown Champaignにある歴史的な劇場Virginia Theatreでアニメ映画の上映シリーズがあります。次回は6/19 (火)、21 (木)、上映作品はディズニーの『シンデレラ』(1950)。『ジャングルブック』『白雪姫』などの古典作品と、『トイストーリー』や『ミニオンズ』などの最近の作品がかかるようです。(大人・子どもとも$3)
Part2, Kyoko&Sayakaの女子会トーク(2)「習い事」
Sayakaさんは、1年の4ヶ月を南仏Albiから実家がある三重県Iseへ移動し、Yutaくん(小学校4年生)と日本滞在中。Kyokoさんは、フィンランド人の夫と奈良県のIkomaに住み、娘のNaomiさんが今年小学校1年生に入学。前回は、4年生になったYutaくんが昨年までと違って、小学校が終わって帰宅すると、子供たち同士で誘いあって、待ち合わせて遊び、フランスはと異なり、子供たちだけの世界が日本ではあるというお話でした。(HS Podcast No.377) 今週のテーマは、日仏の「習い事」です。
日本では高学年は放課後は「習い事」
日本の学童保育は小学校3年生くらいまでが一般的です。Naomiちゃんが通っている学童は6年生までありますが、高学年になると多くの子どもが放課後は習い事に行くようになります。Naomiちゃんも公文式で算数を学んでいます。
フランス独自のシステム、コンセルヴァトワール
フランスでも習い事は盛んで、音楽、ダンス、サッカー、水泳などに人気があります。Yutaくんは音楽院でチェロを習っています。このコンセルヴァトワールと呼ばれる「芸術音楽院」(国立)は、家庭の収入に合わせた月謝で、ピアノ、ギター、チェンバロ、フルートからハープまで色々教えてくれます。フランスらしいシステムです。
日本では習い事に費用がかかりますが、Yutaくんはチェロを一万円ほどで音楽院のアソシエーションから借りて練習をしています。裕福でない家庭の子どもにもチャンスがあるこの制度にはSayakaさんも感心し、フランスのすごさを久しぶりに感じたそうです。(フランスの音楽院コンセルヴァトワール教育のシステム)
高い費用がかかる日本の習い事
フランスと比べると日本では習い事にお金がかかります。ヒップポップ(インターナショナルダンス)をやっているNaomiちゃん。クラッシックバレーなどよりは安いとはいえ、発表会になると先生へのお礼や衣装代に2万円ほどかかります。クラッシックバレーの場合は発表会に10万円は必要だとSayakaさんは聞いたそうです。
Naomiちゃんは水泳教室にも通っていますが、メダカ、クラゲ、キンギョ、カエル、クジラ、など細かく級が分かれています。フランスのスイミングに通ったことがあるYutaくんの場合は、たったの10回程でだいたい泳げるようになったのとは大違いです。
塾がないフランス
フランスには塾がなく、家庭教師派遣はあるそうですが、利用している人は珍しい。勉強嫌いの子もお尻を叩いたら東大に入ることができた!という頑張りはフランスにはありません。競争がないわけではないのですが、勉強が得意でない子は早い段階で手に職をつける為、職業訓練校に振り分けられます。
フランスでは基本的に国立大学しかなく、学費は無料です。表向けはパリで学んでもリヨンで学んでも教育の内容は同じ、という事になっているので競争が起きにくいとSayakaさんは話します。
成績が良い子は高校を終えた後、特別な準備校に一年間行き、エリート養成校と言われるグランゼコール(高等職業教育機関)を目指します。医学部も入学するのは簡単ですが卒業することは難しく、1年、2年目にたくさんの学生が落第するそうです。
日本では小学校入学前にひらがなを習得
小学校に入る前に読み書きを教えなければならない、というプレッシャーもフランスにはありません。Naomiちゃんは公文式でいつも少し先の問題をやっています。学校の勉強が楽になるからと日本では進ませる。反対にフランスでは学校が退屈になるのもいけないし、専門家ではない親が教えるよりも学校の先生が教えた方が良いという雰囲気があるそうです。by Sayaka
Part3, コメントby Ryuta
Ryutaさんのお話によると、アメリカでも小学生も、フットボール、水泳やスケート、フィギュア、アイスホッケーなど(土地が広いので街にもスケート場がある)、習い事は盛んです。ただ親が車で送迎しなければならないので大変です。受験は、大学以上になりますが、大学受験は統一試験だけなので、日本のように早くから塾に通い準備するような受験勉強はありません。受験のためというよりも、学校の勉強についてゆけない生徒のための補習学習サービスはあります。(なお、アメリカにも「公文式」が入っているようです)
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