No.108 April19, 2013 春の夜空の素敵なお話 with Saiko-san

春の夜空の素敵なお話

イリノイ州のUrbana-Champaignも、ホストのMugikoが住んでいる京都も、気温が20度をこえる日もあれば、急に冷えたり、まだまだ変わりやすい気候です。そんななか、今日は、Champaign-Urbana Astronomical Societyの春の星の観察会についてのトークです。広く平らなシャンペーンで、さらに広々とした空の星をめぐるお話をゆったりと、Ryutaさんが、Saikoさんから伺いました。WRFUのスタジオからは、RyutaさんとTomさんです。

Podcastは3部構成です

HS Podcast No.108-1 April19, 2013:U-Cイベント情報

HS Podcast No.108-2 April19, 2013:星を見る会(C.U.A.S) with Saiko-san

HS Podcast No.108-3 April19, 2013:春の星と世界の神話 with Saiko-san

U-Cイベント情報

◎ Gojira(Godzilla) 1954年公開のシリーズ第1作、日本オリジナル版@ArtTheater:4月19日(金)11:59pm~、20日(土)11:59pm~、24日(水)10:00am~、25日(木)10:00am~

◎ Middle Market@Lincoln Square Mall:4月20日(土)8:00am~1:00pm(5月からはFarmers Marketが始まります!)

◎ Monthly Tea Ceremony@Japan House:4月20日(土)2:00pm~

Illinois Marathon:2013年4月25日(木)〜27日(土)番組でお伝えする時間がありませんでした。種目によってコース、時間が異なります。一部交通が規制されると思いますので、チェックを。

星見の会、おおぐま座・こぐま座・北斗七星・北極星のお話 with Saiko-san

SaikoさんとSaikoさんのご主人は、25年ほど前に発足したChampaign-Urbana Astronomical Society (CUAS) の活動初期からのメンバーで、出会いもこの会を通じてのことだったとか。今回のfamily skywatch (4月20日夜8時〜; 詳細は下記) の会場になるCUASのobservatory (天文台) も、Saikoさんを含む会のメンバーがほぼ手作りで建てたものなのだそうです。今日のトークでは、CUASやskywatchの活動内容と、春の星座の代表的なものであるおおぐま座とこぐま座、そしてそれに関連する北斗七星と北極星について話していただきました。

CUASはシャンペーン・アーバナ地区の公園やレクリエーション活動を統括しているChampaign-Urbana Park Districtの提携団体です。Family skywatchは会が主催するイベントのひとつで、毎月、新月にいちばん近い土曜日に開催されるとのこと。この日はどなたでもobservatoryに来て、星の観察に参加することができるそうです。このほかにも会員 (年会費:1家族につき1年15ドル) になると、星が最もよく見える新月ぴったりの夜の観測会に参加したり、会が所有している天体望遠鏡を使ったり、observatoryを個人で利用することもできるようになります。(observatoryの個人利用ができるのは入会後6ヶ月以上で、特別なトレーニングを受講した会員だけです。)

今月のfamily skywatchは4月20日(土)夜8時〜10時の予定で開かれます。(夜は寒くなると思われますので、暖かくしてお出かけを。) 詳細はCUASのウェブサイトをご覧ください。天気が悪く、開催されるかわからないときは(217)351-2567に問い合わせていただくと可否が確認できるそうです。Observatoryへの行きかたも確認できます。(Champaign-Urbanaの南方、I-57のやや西側にあります。) 

さて、夜空に見ることができる星座は季節によって変わりますが、春の星座で代表的なものはおおぐま座とこぐま座。特にこぐま座は、北斗七星がその一部になっていることでも有名です。北斗七星は北極星を見つける目印になる星座でもあります。

おおぐま座、こぐま座の由来になったのはギリシャの神話。非運の母子を大神ゼウスが空に投げ上げ、そのふたりがふたつの星座になったという伝説があります。投げられたときに尻尾をつかまれたから、星座の熊たちは尻尾が長いのだとか。そして、興味深いことに、アメリカ・インディアン (ネイティブアメリカン) の神話でも、この星座は空に投げ飛ばされた熊なのだそうです。それぞれがどんなお話なのかはぜひポッドキャストを聴いてみてください。放送・ポッドキャストでは、ほかにも世界各地の北斗七星にまつわる神話・民話 (こちらにも面白い共通点があります)、北極星にまつわる日本の江戸時代のエピソードなどをSaikoさんに話していただきました。

季節の星座と、星・星座の神話や伝説を知ったうえで夜空を見上げると、ただ空を見るのとはまたひと味ちがった星空の楽しみかたができそうですね。Saikoさんには、またほかの星座や、別の季節の星座についてのお話も伺いたいと思います。ご出演、ありがとうございました! by Ryuta

■奇妙礼太郎トラベルスイング楽団「機嫌なおしておくれよ」「星に願いを」■ スピッツ「スターゲイザー」■ つじあやの「星に願いを」

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