No.115 June7, 2013 せんだいメディアテークって?「人がアクティブになれる場所」

カラ梅雨のあいだに梅酒

梅酒 June5,2013

梅酒 June5,2013

日本の梅雨は、ちょっとお休みですが、Mugikoは今週は、梅酒をつけました。忙しいウィークデーに、母が何を考えたのか、青梅をどっさり買い込んできました。梅を洗って、乾かして、ホシをとって、フォークで(竹串のほうがよいかと思いますが)梅の表面、ぶちぶち穴あけ、氷砂糖を入れて焼酎をとととと注ぎ込み、梅酒の瓶には、何年につけたかと書いておきます。来年になって、「あ〜去年は梅酒をつけなかったなあ」と思うのは寂しいし、「来年、この梅酒を飲めるだろうか」と考えると不安になって、梅酒が次の年へのお守りのような気がして、結局、毎年、梅酒をつけることになります。

ホワイトリカーの箱の「果樹酒」の作り方に、青梅1キロ、ホワイトリカー1.8リットル、砂糖500〜600グラムと書いてありました。これまでは、砂糖は800グラム〜1キロと書いてあったような気がします。梅酒も、健康志向になってきたのかもしれません。こんど、Tamakiさんに梅酒の話を聞いてみましょう。by Mugiko

ポッドキャストは2部構成+次回予告(?)です

HS Podcast No.115-1, June7, 2013:カラ梅雨と梅酒、イベント情報、前回のTomさんのラジオ講座への「メディア文化論」受講生さんたちからのコメント

HS Podcast No.115-2, June7, 2013:鷲田清一さん、せんだいメディアテーク、図書館・メディアセンター・パブリックアート

次回予告(?):次回、Kiyokazuさんに出演していただけるとしたら……という、ちょっとした予告です。(49秒)

U-Cイベント情報

Outside at the Research Park:6月7日(金)6:30〜 UI Research Park (1816 S Oak Street, C.)Krannert Center主催の野外音楽イベント、今夏第1回めのメインはVeux Farka Toureというマリ出身のギタリストです。

Taste of Champaign-Urbana:6月21日(金)5:00〜10:00、22日(土)11:00〜10:00、23日(日)11:00〜6:00 West Side Park (400 W. University, C.)今年で43回をむかえるTaste of Champaign-Urbana。公園のブースで地域のレストランの料理をサンプルすることができます。

Blues Brews and BBQ Festival:6月28日(金)4:00ごろから、29日(土)1:00ごろから、Downtown Champaignにて。 ブルースのライブとBBQをビールとともに。

ひょっとしてKiyokazuさんがHarukana Showに?

Harukana ShowNo.102で「鷲田清一のラジカルラジオ」という新聞掲載の連載エッセーを紹介したことがあります。「どんな小さなそれでもいい。見知らぬ者どうしの集いのなかで、じぶん(たち)の言葉をもつこと、探すこと」という一文が印象的でした。この記事を担当している記者の方から、「鷲田さんがHarukana Showに出演できますか? 哲学者は初出演ですか」という問い合わせがありました。「えっ? たしかに哲学者は出演されたことはありません」、と応えたものの、さて、どんなふうに実現するでしょうか。詳細が決まったら、お知らせします。→鷲田清一さんとSpecial Midnight、突然ですが、6月14日(金)真夜中、0:30~1:30生放送の予定です!*金曜日夕方も、いつもの通り放送します。

鷲田さんは、現在は大谷大学教授であり、また2013年春から「せんだいメディアテーク」(smt)の館長のお仕事もされています。それなら! と今日は、Tateishiさんがsmtについて、コメントを送ってくれました。Tateishiさん、ありがとうございます。

せんだいメディアテークの理念

「せんだいメディアテークは、美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、使いこなせるようにお手伝いする公共施設です。」smtサイトより

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

せんだいメディアテーク〜まちなかで遊学できる図書館

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

「せんだいメディアテーク」は仙台市民図書館に加え、住民が自ら映像などのメディア制作技術を習得し、表現・発信することを援助するサービスなども充実している機関です。仙台駅からも近所にあって、都心のなかで人々が集まりやすい場所に位置していることはメディアテークの強みのひとつだと思います。「遊びにいく感じで立ち寄れる図書館」というのは日本でもまだなかなか珍しいのではないでしょうか。

発信する人々が芽吹き、放たれる基点

 「自分でつくる、自分で発信する」ということにこだわっていけば、「公的機関のバックアップなんてなくても、自分で工夫しながらどうにかして作ればいい」という意見ももちろんあるかと思いますが、それでもやはりこういう施設に触れることで得られる多様な「きっかけづくり」に有意義な可能性を見いだしたいと私は思っています。メディアテークのような刺激的な空間には、コンテンツの創出・発信や記録をアーカイブすることにとどまらず、「発信する人々そのものが芽吹いていき、あちこちへと放たれていく基点」としての役割を期待したいところです。

次のアクションへ

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

せんだいメディアテーク, 2008 by Tateishi

震災を経てたいへん難しい時期であり、市民が発信するどころではない状況も依然として続いていると思います。そのなかで、とくに若い人たちがこういう施設で学んだり出会ったり考えたりしていって、自分で次のアクションを起こしてみるような、そこに至るきっかけづくりをせんだいメディアテークがどんどん仕掛けていって、あらゆる世界・領域へそのエネルギーが波及していけばいいなと思っています。by Tateishi

 

■ Yuki「66db」■ Last Gentleman「Waiting for the Sun」 ■ Love Psychedelico「I Saw You in the Rainbow

佐竹和歌子「せんだいメディアテーク—まちの記憶を記録し、ともに考える場で、市民と震災を乗り越える」(宮城県仙台市)玉村雅敏編著『地域を変えるミュージアム』2013 英治出版、pp.68-73

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