No.555-2, Nov.12, 2021「Ryutaさんへ質問」「今時の学生のラジオ体験」 with SKU 2021

SKU(Students of Konan University)2021の出演

本日のゲストは、甲南大学文学部社会学科3回生のTokiさん(Osaka)、Mitsukiさん(Hyogo)、Aoiさん(Osaka)、そしてホストも3人、Ryutaさん(Shizuoka)、Tsujinoさん (Osaka)、Mugiko(Kyoto)です。収録は、2011年11月4日。異なる世代の6人が、秋のひざしのなかでお茶のみ話をしているような和やかな雰囲気のトークです。前半(Part2)は、学生3人が「Ryutaさんに聞きます」コーナー、後半(Part3)は、Tomさんからゲストへの質問、「今時の日本の学生さんはラジオ番組を聴くの?」みなさんかいただいた文章をもとにMugikoがPodcastにまとめました。

本日の番組のPart1(U-C&イベント情報)は、Podcast No.555-1をご覧ください。

Part2, SKU2021の皆さんの自己紹介、Ryutaさんに質問!

収録中も終始リラックス、3人の自己紹介です

Toki(Osaka):演劇部に所属しています。11月に発表会があります。Podacstの最後にポスターを掲載しておきます。趣味はゲームとラジオを聴くことです。

Mitsuki(Hyogo):吹奏楽部でトロンボーンを吹いています。高校生の時は打楽器を担当していました。編み物が趣味で,今は手袋を編んでいます。食べることも大好きです。

Aoi(Osaka):大学で部活などは特にしていませんが、これまでバレーボール、水泳、陸上、少しだけバスケットボールもしたことがあります。(後日談:収録の前日、友人たちと大好きな餃子を食べました。収録中も頭の中で餃子がぐるぐるとめぐり、笑顔になりました)

Ryutaさんへ質問コーナー

「Harukana Showに参加したきかっけは?」「どんな回が印象に残ってますか」「HSのどんなところが面白い?」この素朴な問いから、どんなトークが展開するのか。Podcastをぜひ聴いてください。下記、Ryutaさんからまとめのコメントです。

いちリスナーからゲスト出演、そして現地co-hostへ

最近のHarukana Showではホスト側が自分について話すことがあまりないですが、今回、学生さんからの質問に答えるかたちで番組にかかわることになったきっかけなどを振り返ることができて楽しかったです。RyutaはHarukana Showが始まる前からMugikoさんと面識があり (Mugikoさんが渡米する直前ぐらいに大阪で会ったことがありました)、そのMugikoさんが地域のコミュニティラジオで番組を開始する、ということで、最初はいちリスナーとして、初回からしばらく放送を聴いていました。その後、ゲストとして出演したりした後、Mugikoさんが帰国するタイミングで、Tamakiさんとともに現地co-hostとして定期的に参加することになりました。

U-Cを離れても関わり、知り続ける

イリノイ大学在学中は現地のWRFUスタジオから、就職してセントルイスに行ってからはビデオチャット経由で、コロナ禍になってからは静岡から事前収録の録音担当として、継続的にかかわっています。自分のいる場所や役割は少しずつ変わっていますが、10年近く住んだChampaign-Urabanaの様子を今も知り続けることができるのは嬉しいことです。(途中に5年ほど住んでいたミズーリ州セントルイスについてよりも、まだChampaign-Urabanaとイリノイ州についてのほうが詳しいかも……。) 

通訳・翻訳をとしてより深くコミットメント

Harukana Showの1年目の途中から、すべての回に顔を出しているわけではないですが、今回がNo.555なので、それでも数百回の番組にかかわってきたことになるんですね。ゲストの方のトークもそれぞれに印象深く、自分がその場に (リモートでも) いた回については、細部はともかくとして、今でもだいたい思い出すことができる気がします。特に、出演者の方が日本語話者ではなく、通訳をつとめた回は、よく憶えているように思います。通訳、翻訳をすることで、ゲストの方の言葉を自分の中でより深くプロセスしているのかもしれません。Ryuta

*Rtytaさんが、文章とともに金曜日に訪問した東北の陸前高田の写真を送ってくださいました。合わせて掲載します。

通訳・翻訳とengage、「今キタカ、マズイ」

Ryutaさんにとって、通訳・翻訳が人に関わっていくプロセスというお話はとくに印象深かったです。また、Harukana Showの番組メンバーは状況に応じて、収録や通訳や進行役やコメンテーターなど、いくつもの役を担当します。録音のために「音」に集中している時に、ファシリテーターのMugikoから突然に、「Ryutaさんどう思いますか〜」とコメントを求められると、「今キタカ、マズイ」ということも、しばしば生じます。Ryutaさんは、そんな素振りはみせません。Ryutaさんのコメントは、いつも的確で、トークの内容を改めて確認したり、別の角度から考えさせられます。

多様な現場でいろいろみにつく

WRFUは低予算で機材もハプニングもしばしば発生します。RyutaさんもTsujinoさんもMugikoも、DIYなメディアの活動に携わっていると、番組中に何かが生じた時に内心はめちゃくちゃ焦っていても、穏やかな表情のままで笑顔でいたりします。「現場でいろいろみにつく」コミュニティメディア、みなさんもぜひ楽しんで、ご参加ください。Mugi

Part3, 今時の大学生とラジオ、内輪ノリ、お笑い芸人の素にふれる

1950年代うまれのTomさんは、子供の頃は家にみんなで聞く大きめのラジオが一台、それからキャンプに持っていくトランジスターラジオが何台かありました。小さいラジオで自分で音楽を聴いていたそうです(その後トムさんは10代半ばでプロのミュージシャンになります)。今の学生さんたちはラジオ番組をどのように聴いているのだろうか。Tomさんの質問にSKUの皆さんがそれぞれの体験、想い出を話してくれました(みんなお笑いが好き)。このトークを聞いたリスナーからもメッセージをいただきました。ありがとうございます。

始まりは小6のWalkman-Toki

Tokiさんのラジオ体験は小学校6年生の時に購入したWalkmanがきっかけでした。Walkmanの機能の一つであったFMラジオを聞いたことで私のラジオ生活が始まりました。ここでMugikoさんから「実際に使っていたwalkmanはどんなの?」と質問がありました。Mugikoさんが知っているwalkmanは初代のカセットテープで聞くもので、私が使っていたのはファイルやデータで聞くものでした。時代とともにwalkmanが進化していることを発見できた会話にもなりました。

School of Rockで夜更かし、視聴者と一緒に番組を作る感覚-Toki

中学生になって、ラジオを聴いて夜更かしをするようになりました。School of Rockをよく聞いていました。現在は、Tokiさんは、主にお笑い芸人のラジオを聞いています。普段芸人さんはテレビや劇場でのライブなど自分たちで作ったネタを披露しています。ラジオでは視聴者のやりとりを通して番組を作っていくことが多いので、私たち視聴者が参加して一緒に番組を作っている感覚になれるのがとても楽しいのがラジオを聞く理由です。たとえば番組の中で「大喜利」をする。出された「お題」にリスナーがメールで回答、Tokiさんが送った「答え」も何度か番組で読まれたことがあります。-Toki

芸人さんのラジオ番組、出演者の素の魅力にふれる-Mitsuki

Mitsukiのラジオ体験は芸人さんのラジオについてでした。高校生の時にお笑いにはまってから、芸人さんのラジオを聞くことが大好きになりました。よく聞くのはミキとアインシュタインとダイアンの番組です。ラジオだとメールや電話でやり取りができるし、声だけなので芸人さんがコンビでおしゃべりしているのをこっそり聞いている感じがして、テレビよりもより出演者にたいして親近感を持てるところがラジオの魅力だと感じています。また、移動や家事をしながら楽しめるところもラジオの好きな点です。-Mitsuki

祖父母の家に手作りラジオ-Aoi

Aoiさんは、小さいころ祖父母の家で母が学生の頃に授業で作ったラジオで、ダイヤルを回して周波数を合わせて遊んでいました。普段ラジオ番組は聞きませんが、2年ほど前にラジオをアプリで聞いていました。それは自分の好きな芸能人がラジオのパーソナリティをしていて、聞くきっかけになりました。-Aoi

オールナイトニッポン、ウォークマンの思い出-Mugi

Mugikoは、高校生時代に深夜、ベットの中でラジオからオールナイトニッポンの山崎ハコの番組をきくのが好きでした。ウォークマンを初めて見たのは、高校3年生、大学入試の日でした。東京の高校生男子が1つのイヤホンで2人でウォークマン(カセット)を聴いていました。へぇ〜と感心。彼らは合格、私は受験に失敗、バッティングセンターへ行き、気持ちを切り替え浪人生になりました。Mugi

SONYのウォークマン、カセット家にありました!-Wataru

今週もリアルタイムでHarukana Showを聞いています。Ryutaさんの裏話や、それぞれのラジオ体験、面白い!SONYのウォークマン、カセットのが家にありました。友達が小学生の時に誕生日に買ってもらってたのはCD。今はMP3でiPodのように何万曲も入るのが基本なんですね。時代っておそろしい。ラジオのきっかけは、私の場合、カーステレオだったかも。家族でドライブのときよく聞いてました。夏の高校野球が特に好きで、音だけで球場の熱気が伝わり想像するのが楽しい。その次は、NHKのラジオ英語講座だったかな。深夜ラジオは大学に入ってからだったな~。そのあとは、ゼミの後輩のジャニーズJr が出ていた番組を聞いて、本人に「出てたね~」って感想伝えたりしてました(笑)。今はもっぱら Harukana Show です^^。

ゲストのみなさんがお笑いから入るのが関西人らしいな~と思いました。Wataru

年をとってからも、スマホのおかげで手軽にラジオ-Michiyo

「ラジオはスマホのおかげで、年を取ってから目が疲れやすくなったこともあり最近よく聞くようになりました。楽しい番組でした。ありがとうございました。来週また楽しみにしています。団地の公園も紅葉し冬が近づいてきましたが秋らしい日が一日でも長くつづきますように」Michiyo

それぞれの世代が、それぞれの媒体で、それぞれにラジオ体験

今時の大学生も、アプリからオンラインでラジオ番組(音楽やお笑い芸人の番組)を聴いているようですね。ちなみにTujinoさんは、受験勉強の最中によくラジオを聴いていたそうです。ラジオは一人ひとりの暮らしに入り込んで共感、共振するメディアなんだなあと思いました。SKU2021の皆さん、爽やかなトークをありがとうございます。Mugi

Tokiさんは、演劇部の公演(Kobe)、11月20日(土)&21日(日)

本日出演のTokiが部長をつとめる甲南一座の公演が、来週末Kobeで開催されます。詳しくは「甲南一座」Twitterへ。

■嵐「Happiness」■kiki vivi lily「Lazy」■One Track Mind「BITTER SWEET SAMBA」

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