GW後半はお出かけ日和
日本はGW後半の始まりは晴天、お出かけ日和、新緑が色濃くなってきました。5月5日は「こどもの日」、最近は、各家の庭の「鯉のぼり」をあまり見かけなくなりました。今週は、そんなおしゃべりから始まりました。収録は5月2日(木)、RyutaさんはTokyoから、MugikoはKyotoから参加しました。
UIUCキャンパスでの抗議デモ
全米の大学で、パレスチナ自治区ガザ攻撃に反対する抗議活動が続いています。先週、イリノイ大学のWataruさんから、イスラエルへの抗議活動についてキャンパスの近況についてお知らせいただきました(HS No. 683-1)。その後についてPart1では、日本での報道とThe Daily Illiniの記事を紹介しました。Part2&3では、Star Wars Dayに関連して、英語のPUNと日本語のシャレについて話題にしました。
Part1, ガザ攻撃への反対デモとDaily Illiniの報道
学生新聞の記者たちの現場からの報道
THE DAILY ILLINI(The independent student newspaper at the University of Illinois since 1871)は、イリノイ大学の「学生新聞」です。反ガザ攻撃についての学生デモも、情報を日々、更新してサイトに掲載しています。全米での運動と連携しながらも、ひとつの大学においての活動が、日々どのように展開しているのか、揺れ動くプロセスを、The Daily Inniniの記者たちが自分の足で取材をして多角的に伝えています。
多角的な視点、多様な声
UIUCのキャンパスでテントを張り抗議を続ける学生の主張や、大学内外の多様なグループとのつながり、大学の教員などによるグローバルな歴史的視点からの見解、異なる立場の人々の複雑な想いなど、Daily Illiniの日々更新されるレポートは、多様な声を伝えています。イリノイ大学のキャンパスでは、こうしたコミュニケーションが可能な状況にあるのかなと思います。
Ryutaさんが「The Daily Illiniはかなり取材力があり、いろいろな立場からの意見を伝えるというジャーナリズムのあるべき姿勢を大切にしている」と話されていました。
WRFUの新番組-MEET WITH A PALESTINIAN
Part2, STAR WARS Dayの駄洒落、英語のPUNは難しい
Part3, 日本の薬品の商品名のつけ方、かけことば
PUNは難しい、例えば、、、
先週のUrbana Free Libraryのイベント紹介で、「5月4日はSTAR WARS DAY(映画『スター・ウォーズ』の台詞、”May the Force be with you.”とMay the 4th [5月4日]の語呂合わせ)」についてふれました(No. 683-1)。こうした駄洒落は、英語ではPunというそうです。Tomさんに英語のPunの事例を尋ねると、Literary Devices: Definition and Example of Literary Terms, “Pun“というサイトを教えてくれました。
そこに掲載されている様々な言葉遊び、番組ではRyutaさんにいくつかの例を説明してもらいました。例えばCommon Example of Funsの例、”The cyclist was two tired to win the race.” これは、two tiredとtoo tiredをかけている。
Famous Example of Punの一例は、“The road to success is always under construction.” (Lily Tomlin) 。直訳すると、「成功への道は常に工事中である」。日本語で言うなら「前途多難」ってことなのかなあ。これは、同音意義になっているわけではない。難しいなあ。
WashUの近所のコインランドリーはWash You
Ryutaさんにもう少し分かりやすい例を挙げてもらいました。Ryutaさんが以前勤務していたWashington University at St. Louis(略称WashU)のマスコットはBear。そこで食堂のメニューは、ラテン語など熊にちなんだネーミングがされていました。また、大学近くの街のコインランドリーの名前は、“Wash You”(なんだか笑える!-Mugi)
日本語の商品名のシャレ、薬の商品名の場合
スーパーや薬局に出かけて商品名を見ていると、意味をかけ合わせて覚えやすく工夫されている。衣替えの季節、冬服をしまう時の防虫剤、「ムシューダ」は「無臭だ」から?
化学物質である薬品の商品名は、どのようにつけられているのだろう。「知って面白い!お薬の名前の由来」(Family Gardenペリカン薬局 ブログ 大野城店 2023.06.15)によると、「薬の名前の由来には大きく4種類、①化学物質名(一般名)に由来したもの、②薬の分類に由来したもの、③薬の効果を表現したもの、④その他に分けることができるといわれています」。
それぞれの事例を読むと、「ロキソニン」「バファリン」「カロナール」「アモバン」など、日本語を柔軟に変形させて、短く覚えやすい名前を作り出していて、ことばとして面白いなあと思いました。-Mugi
■一青窈「ハナミズキ」■Lu’nasa「Welcome Home」
Satakenさんから素敵なリクエストが届きました
はじめまして! KyotoのSatakenと申します。ご縁があって、先週の番組を拝聴させて頂きました。5年〜6年ほど前に、頑張って練習していた曲をリクエストさせて頂きます!Lu’nasaの「Welcome Home」です。この曲は賑やかな感じなのと、勝手なイメージなんですが「実家や家に皆が集まると楽しい時を過ごす」みたいな感じを想像出来るので好きです!今は仕事で忙しく過ごしており、ゆっくりした時間が持てない事が少し寂しいですが、この音楽を聴いて、また少しずつ楽しい時間を持ちたいと思っています。他のL’unasaの曲も聴いてみて下さい!ーSataken
Satakenさんもこの曲を誰かと一緒に演奏していたのかなあ、と想像しながら聞きました。素敵な曲を教えてくださってありがとうございます。-Mugi