No. 707-2, Oct. 11, 2024, 地域メディアとAI(2)地域の特性with Tsujino

対話型AIと地域メディア

神戸市東灘区に拠点をおくインターネット放送局Media Roccoでは、音声読み上げソフトを活用するなど、地域メディアの展開の可能性を視聴者とともに探ってきました(No. 706-2)。最近ではバーチャルキャラクター、鎌原さんを誕生させました。今後、対話型AIをどのように利用して地域メディアの特性をひきだしていけるのか。 Tsujinoさんとのお話の続きです。

Part3, 対話型AIと「地域」、HSにAI Haruka-chan?with Tsujino

大規模言語モデルとローカルな情報

キャスター鎌原さんと番組参加者や視聴者と交流するときに、その地域やMedia Roccoならではのおしゃべりができるのでしょうか。Ryutaさんの説明では、対話型AIは大規模言語モデルを使って、デジタルテキストの情報を学習、蓄積することで、質問の内容や対話の文脈に応じた会話ができるようになります。Media Roccoのバーチャル鎌原さんがローカルな話題や質問に対応していくためには、その地域に特化した情報をどのように学習させるのかが今後の大きな課題となります。

特定の情報を読み込み要約する

Tsujinoさんのお話では、活動内容の資料をPCに読み込ませAIがそれを要約するなどといった機能を、実験的に使っている団体もあるそうです。活動に携わっているメンバーが視覚障害などにより文章を「読む」ことが困難な場合に、人に代わって生成AIに関連資料を学習させ、報告書の文章の原案を作成することができると、書類作成がしやすくなります。

HSのHaruka-chan

もし、HSにもHaruka-chanというバーチャルキャラクターがいるとしたら、どんなことができるだろう。Tsujinoさんのお話を聞きながら、Mugikoはいろいろ想像してみました。Haruka -chanは、その週のたくさんのイベント情報を3分でまとめてくれたり、番組終了まであと4分20秒時間がある時に、今日の話題をまとめてオチをつけてくれるかも。Podcastの文章の草稿を提案してくれたら、アーカイブに早く掲載できるなあ。近い将来、AIとどのようなコラボができるのか楽しみです。-Mugi

OGOH OGOHの作品からAIチームハルカナを想像してみました。メンバーの一人がKugo-chan、趣味はビートボックス。HSのリアルTomさんといつかライブできたらいいな、なんて。-Mugi
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