アメリカ中西部は雷雨なお天気
今週は、UrbanaのWRFUのStudioからはTomさん、St. LouisからRyutaさん、KyotoからMugikoが出演。アメリカ中西部は雷雨が続いているせいか(?)、放送中も時折インターネットの接続が不良になり、ラジオからの音声も聞き取りにくい瞬間があったかもしれません。
番組後半は、先週に続いてSayakaさんのトークです。Yutaくんの好きな「ドラえもん」をめぐる話があります。そこで今週はフランス語、英語カバーのアニソンを選びました。(クレモンティーヌ「ゲゲゲの鬼太郎」「おどるポンポコリン」ボーイ・ミーツ・ガール「ドラえもんのうた」「魔法使いサリーのうた」)
京都国際マンガミュージアムで、みんな「夢中」
先週の土曜日、京都国際マンガミュージアムへゆき、「マンガと戦争展」を見ました。膨大な数の「戦争マンガ」をどのような視点から整理しているのか、とても興味深かったです。Harukana Showでもいつか話題にしたいと思います。
◎「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」@京都国際マンガミュージアム、2015 年6月6日(土)〜9月6日(日)午前10時〜午後6時 毎週水曜日休館(7/22~8/26の水曜日は開館)
マンガミュージアムは来場者でにぎわっていましたが、意外に静かです。ここでは、自分で手にとってマンガを好きなだけ読むことができます。ペアでこようが、友達であろうが、親子であろうが、隣に座っていても、いったんマンガを読み始めると、みんなおしゃべりをするのも忘れて読書に「夢中」。Kyotoに来られる方には、おすすめの場所です。
Podcastは3部構成
HS Podcast No.220-1, June12, 2015:マンガミュージアム、U-Cイベント情報
HS Podcast No.220-2, June12, 2015:Syakaさんのトーク後半、今時の小学校
HS Podcast No.220-3, June12, 2015:コメントby Ryutaさん
U-Cイベント情報
◎Allerton Garden Walk Concert @Allerton Park:6月19日 (金) 6pm-9pm
◎Tea ceremony@Japan House:6月18日、25日(木) 3pm〜、6月20日(土) 2pm〜&3pm〜 予約はこちらへ
◎When Marnie Was There(米林宏昌監督『思い出のマーニー』スタジオジブリ制作、214年)@Art Theatre:6月26日(金)
大阪でのイベントです
◎En-Zine(Zineの輪):「反時代的対話醸成装置」@Cultural Typhoon
6月14日(日)10:30-12:00@関西学院大学大阪梅田キャンパス 14F/1401
「SNS隆盛のこの時代に、一人もしくは少人数で紙媒体で活字によってコミュニケーションを作り出すZine。ネットやSNSとも連動しつつではあれ、古式ゆかしい情報発信ツールであり続けているZine。なぜいまZineなのか?その理由を『対話醸成装置』をキーワードに探りあう、公開座談会。」(プログラムp.70より抜粋)。
この座談会は、イギリスのフットボールのZineについて語り出すと熱いHirokiさんがコーディネーター、そして『未知の駅』編集人のSabuさん、Harukana Showで数々のDIY、ZinesトークをしてきたFootball Activist制作人のTateishiさん、それからGrassroots Media ZineライターのMugikoも参加します。ぜひ、お立ち寄りください。
Sayakaさんのトーク後半
先週に続き(Podcast No.219南仏AlbiからYutaくん、日本の小学校へ入学!心配事は…)、今週のSayakaさんとのおしゃべりは、Yutaくんの小学校生活についてです。
ドラ「い」もんを卒業、文字を覚えたYutaくん
小学校に入学して2ヶ月、Yutaくんは、あっという間に「字』を読み始めました。フランスで大好きだった「どらいもん」、日本でポスターを見ると、「ド、ラ、え、も、ん」と書いてありました。「ママ、これ間違っているよ」とつぶやくYutaくん。いやいや、「ドラえもん」が正しい名前だったんだ、ということに気づいたYutaくんでした。
たくさんの係
小学校は、8時10分スタート14時40分終了です。授業以外にも、「朝の会」「教室内給食」自分たちでする「掃除」などが含まれています。Yutaくんのクラスは24人、全員、なんらかの係を担当しています。たとえば、「よてい、ほけん、ぎゅうにゅうパック、こんだて、ならばせ、こくばん、でんき、くばり、こくご、さんすう、せいかつ、おんがく、ずこう、たいいく、しょしゃ、きゅうしょくとうばんひょう、ひづけ」
昼食を教室で!
フランスでは、幼稚園もランチは食堂に集まります。日本の小学校は、昼食を生徒が自分で配膳して教室で食べる。Yutaくんと同級生のフランス人の生徒のお母さんには、驚きでした。
運動会は春に
Yutaくんが通う小学校では、運動会は、秋、ではなく、春になりました。熱中症対策のためです。残暑厳しい秋の始まりに練習、本番を迎えるよりも、春の涼しいうちに行事を行います。Sayakaさんの頃にあった「行進」はなくなり、「前にならえ!」「気をつけ!」「休め!」といった号令もあまり聞かなくなりました。綱引き、玉入れといった昔と変わらない競技もありますが、いろいろなことが少しずつ違います。たとえば、走るときは1組が4人、入賞は1等と2等、生徒の半数は入賞することになります。
Sayakaさんが、Yutaくんが使っている教科書の写真を送ってくれました。収録が終わってからメールでお尋ねしました。
Mugi「しょしゃ」とは?
Sayaka「とにかく字をきれいに書く為の教科です。書写用鉛筆という物を購入し、一本学校に持って行っています(先週の持ち物リストに書くの忘れたな)」
Mugi「今でも、『にほんご』ではなく『こくご』なんですね。
Sayaka「『国語』はフランスではフランス語、日本では日本語なので、Yutaに“来年も日本に来たいなら、『国語』がんばらないとね!”と言わなければならない(?)のを”『日本語』頑張らないとね”と言ってしまう自分がいます。」
SayakaさんとYutaくんは、8月にはフランスに戻り、Yutaくんは9月からはAlbiの小学校に通うことになります。日仏の今時の小学校話、続きます。