No.331, July21, 2017,米国、日系人強制収容から75年、資料デジタル化、公開

UCもSt. Louisも猛暑日続き、関西は梅雨明け、暑い!

U-CもSt.Louisも先週よりさらに暑くなり、最高気温が35℃前後の日が続きそうです。日本では各地で梅雨が明け、Kyotoも厳しい暑さです。先週の番組でTamakiさんが夏のミントティのお話をしました。日本のリスナーさんから、さっそく、ベランダのミントの写真が届きました。ありがとうございます。

「それにしても、暑いですねぇ。ミントは暑いほうが元気らしい。種を撒きすぎたみたいでもじゃもじゃになっています。昨日ミントティーにしました。」by リスナーさん

ベランダのミント@Japan, July15, 2017, by Listener-san

Podcastは盛りだくさんの3部構成

本日の出演は、UC、UrbanaのWRFUスタジオからはTomさん、St.LouisからRyutaさん、KyotoからMugiko。Alexさん、Yoshiさん、Tamakiさん、日本のリスナーさんからメールをいただきました。お便りは、harukanashow@gmail.com あるいは、haruwa@me.com へ。

HS Podcast No.331-1, July21, 2017:Alexさんから韓国の暑気払い、KPOP夏ウタ

HS Podcast No.331-2, July21, 2017:イベント情報は盛りだくさん

HS Podcast No.331-3, July21, 2017:日系人強制収容関連資料のデジタル化、公開

祇園祭・御神酒札@Kyoto, July20, 2017

韓国の暑気払い、初伏のサムゲタン

韓国も真夏日、先週、韓国のAlexさんからこんなメールをいただきました。韓国では、「三伏」はもっとも暑い時期にあたり、滋養が高い食事をとります(詳しくはこちら

「夏バテ」について話します。韓国では「初伏」(2017年は7月12日)、「中伏」(7/22)、そして「末伏」(8/11)があります。昨日(7/12)は「初伏」だったので、この日大体「サムゲタン」を食べます。でも僕は「サムゲタン」が好きじゃないので食べないです。笑 by Alex

新聞折込広告「土用あんころ」@Kyoto, July19, 2017

半ズボンのAlexさんからKPOPの夏ウタ

Alexさんは夏休みにも関わらず、毎日大学へ、あんまり暑いので、半ズボンをはいているそうです。今週のAlexさんのおすすめの曲は、「今週の曲は夏に合う曲をまた選びました。韓国の曲でグループ名は「Indigo」で曲名は「夏よ!お願い!」です。2001年にリリースしたこの曲はこのグループの代表曲になって夏になるとこの曲が街でたまに流れる時もあります。」By Alex

あんころもちの替わりに「ぼたもち」@Kyoto, July20, 2017

C-Uイベント情報、子供たちの夏休み、街でもいろいろな催し

リンゴ狩り@Curtis Orchard: 7/20-12/20

◎Champaign County Fair: 7/21 (金) – 7/29 (土) 移動遊園地、農産物の品評会、コンサート、トラックのショー、タレントショーなど。Champaign County Fair Grounds (1302 N Coler Ave, Urbana) 入場おとな$5、13歳以下無料。他にアトラクションごとに料金がかかるものもあります。基本的に平日は5pm-、土日は11am/Noonごろからイベントが予定されています。詳しくはこちら

◎『魔女の宅急便』(宮崎駿、1989年)(KIKIS DELIVERY SERVICE,), STUDIO GHIBLI FEST20@SAVOY 16 IMAX,:7月23日(日)12:55PM〜(英語吹替)、7月24日(月)7:00PM~(字幕)

Irish Fest @ Allerton Park: 8/4 (金) 6pm-9pm、Allerton Park Gate House Lawn (515 Old Timber Road Monticello) おとな$5、または1家族$10。今回のテーマはアイリッシュ音楽です。

日本館Matsuri公式発表:2017年8月27日 15:00 – 20:00 CDT

かき氷(黒糖餡蜜きなこ白玉&わらびもち)@Kyoto, July14, 2017

「日系人強制収容記録デジタル化」、歴史を教訓にする

2月のHarukana Showで、1942年2月19日の「大統領令9066」と「日系人強制収容」について話題にしました(HS Podcast No.310)。関連して、7月に、「強制収容の記録デジタル化 日系人の生活、検索容易に」(『日本経済新聞』電子版2017/7/4/13:54 )という新聞記事をみつけました。

「第2次大戦中に「敵性外国人」として強制収容所に送られた日系米国人の生活を克明に伝える写真や収容所内の新聞の記録を、米アリゾナ州立大学の公文書係官がこのほどデジタル化し、世界のどこからでも閲覧や検索、保存することが可能になった。「悲劇を繰り返さないための糧にしてほしい」としている。

トランプ政権下での反移民の動きにたいして、「全ての人種を受け入れ、公平な正義の下に扱うことが米国の強みだ。強制収容の歴史から私たちはその教訓を学ぶことができる」from『日本経済新聞』電子版2017/7/4/13:54 

アリゾナ州立大学(ASU:Arizona State University) 図書館の閲覧ページJapanese Internment Camp Collectionは、こちら

アメリカの大学図書館に勤務するRyutaさんから、日韓国交正常化の歴史について資料調査をしているYoshiさんからも関連情報をいただきました。

蝉の抜殻@Kyoto, July21, 2017

アメリカ各地の関連デジタルコレクション

ASUのデジタルコレクションについてですが、これに先立って、今年の5月にはLibrary of Congressも同館が所蔵している強制収容所新聞をデジタル化して公開していますこれはLCがマイクロフィルム化して保存していた分だそうです。また、これらとは別に、スタンフォード大学のHoover Institutionが立ち上げた邦字新聞デジタルコレクション というのもありますね。こちらは第2次世界大戦前に日系人コミュニティで発行されていた新聞のコレクションです。ちなみに、機能 (全文検索できるかどうか、など) については各コレクションごとにけっこう違います。By Ryuta

ウェブ検索は投網、現地調査は底引網

ナショナルアーカイブズでも第一次世界大戦の写真資料など、ウェブでの公開を進めています。また、国務省も1973年7月1日から1979年末日までの資料をデジタル化して公開していて、1980年代以降のものもそのようにする方針です。

日本もアジア歴史資料センターで1945年の敗戦以前の近代公文書が公開されています。韓国でも国会図書館や国家記録院がウェブ公開を進めています。わざわざ遠くの文書館に行くことなく、このような資料が見られるのはほんとうにありがたいと思います。

ただ、一点だけ難があるとすれば、ウェブ公開資料は検索機能がとても重要で、(当り前ですが)検索されない資料は見られません。その点、公文書館では箱ごと資料が見られるので、重複もありますが、探すべき資料をごっそり掬ってみることができます。ウェブ検索は投網、現地調査は底引網、といったところでしょうかね。by Yoshi

■Indigo「夏よ!お願い!」■湘南乃風「睡蓮花」■宇多田ヒカル「人魚」

かき氷(宇治金時白玉ミルク、金時は氷の下)@Kyoto, July14, 2017

 

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