10月に超大型台風
日本には、超大型台風21号が接近中、10月22日(日)の衆議院選挙の投票日も大荒れになりそうです。Kyotoでは、22日に予定されていた時代祭が中止になりました。Mugikoの家の近所の神社のお祭りも、週末に予定されているのですが、どうなるかなあ。U-Cは、今日は暖かく、WRFUの小さなスタジオのなかは、暑いくらいでした。
WRFUのスタジオからは、Yujiさんが家族で出演
今日の出演は、St. LouisからRyutaさん、KyotoからMugiko、そしてUrbanaのWRFUのStudioは、とってもにぎやかです。機材担当のTomさんと、Yujiさん、Kotaroくん(7歳)、Kanoさん(9歳)、Norikoさん。スタジオに入って来た子供たちが、英語でTomさんやPC画面内のMugikoに話しかけてくれたので、びっくり。一時間、とっても楽しかったです。
Podcastは3部構成
Part1. ゲストの皆さんの自己紹介、子供たちの学校でも流れている曲とは、
Part2. U-Cイベント情報、21日(土)はUCIMCでBook Sale
Part3. 建設会社の現場の仕事からイリノイ大学へ留学、Yujiさんのチャレンジ
会社の海外留学制度にチャレンジ、
家族で渡米、全身(心)で学ぶ with Yuji-san
日本では5時半起床、6時過ぎには通勤電車
Yujiさんは、日本では建設会社にお勤めです。毎朝5時半に起きます。6時過ぎには、電車にゆられ通勤、建設現場に到着し、8時にはもう「ラジオ体操」(仕事始まりの)を皆でしています。一日一回は家族で顔を合わせたい、そんな思いから、Norikoさんのおかげで、子供たちも早く起き、朝の一瞬の時間を家族で過ごしていましたが、アメリカに来てからは、家族ともより多くの時間を過ごすことができました。
建設業界が、オリンピック以降をどう乗り切るか
日本では2020年のオリンピック開催に向けて建設ラッシュではありますが、問題はオリンピック以後に需要が縮小するときです。海外にも市場を拡大するためにも、人材を育ててゆかなければなりません。そこで現場からも高い専門性と広い視野をもった人材を育てようという意図もあり、Yujiさんに「会社の留学制度を利用してみては」、と上司や関係部署からも声をかけてもらいました。Yujiさんは、入社してから15年ほどたちますが、まさか自分がこの制度を利用することになるとは思ってもいませんでした。
建設現場から海外留学へ、施行管理を学ぶ
せっかくのチャンスを大事にしようと、現場での仕事が終わってから夜中や週末に英語の猛勉強をして、イリノイ大学の土木建築の大学院の入学試験にも合格しました。現在は主に、Construction Management(施行管理)について、建設の品質からコストまで、施行の全工程の管理について専門的に学んでいます。日本では、こうした分野は、各建設会社が独自の管理システムをもっていますが、長年の自社文化とともに、普遍的な理論を学びより広い視野から実践に活かすという体制にはなっていません。そこで本場のアメリカで施行管理について勉強することにしました。
理論とともに即戦力を鍛える大学院、Yujiさんはまず全身(心)で吸収
大学院には、留学生を含むさまざまな学生がいます。アメリカでの就職は、新卒であっても、即戦力が求められます。院生たちは、授業のなかでも自分の考えを持ち、意見を述べ、理論と実践力を鍛えて就職にもそなえます。Yujiさんは、帰国後に何が役立つかということよりも、自分のこれまでの経歴はいったん横におき、まずは、好奇心のアンテナをはりめぐらし、学問をする、海外に滞在するという貴重な体験を、全身(心)で吸収しようと心がけています。(まとめby Mugi)
日本語絵本の読み聞かせイベントでYujiさんと出会う
Yujiさんとは、この夏、Urbana Free Libraryで開催されたJapanese Story Time(HS Podcast No.337)で初めてお会いしました。日本語絵本の英語&日本語での読み聞かせイベントですが、Yujiさんも中心的に関わっておられました。45分のあいだに2冊の絵本を読み、子供たちが絵本の内容をクイズやゲームをしながら楽しむという構成が、うまくされていました。
部分と構成と流れを考えチームで目的に達成
Mugikoは、この読み聞かせイベントを思い出しながら、今日のYujiさんのお話を伺っていました。施工管理とは、こうしたイベントにたとえていうなら、「それぞれの場面について丁寧に準備し、全体をスムースに繋げ、チーム力を引き出し、目的に達する(イベント参加者も満足する)」、そんな工程を専門的に学ぶ分野なのかなあ、と想像しました(飛躍があったらすみません)。
リスナーからのコメント
ストリーム配信のリスナーからは、こんな声も届きました。「日本企業は、自家的戦力となるように自社で育てるけれど、そこで偏ったり、普遍性が欠けるのかも」「現場での経歴をいったんおいて全感性で吸収、というお話が面白いです」「子供たちが、こんな英語やスペイン語の音楽を楽しんで聞いているなんて!」という驚きの声もありました。
YujiさんやNorikoさん、現地の小学校に通うKanoさんやKotaroくんたちが、どんなふうにイリノイで過ごしているのか、生活や学校についてのお話も、次回、またぜひ、お聞かせください。Mugi
C-Uイベント情報
◎Books to Prisoners Fall Book Sale@ UCIMC, 10/21(土)10:00~17:00, Hardbacks – $2
Paperbacks – 50 cents, Children’s books – 25 cents – $1
◎Ikebana Exhibition: 10/20 (金) 5pm-, 10/21 (土)、22 (日) 9am- @Krannert Center for Performing Arts Lobby (500 S Goodwin Ave, Urbana; ロビーの展示への入場は無料です)
◎Japan House Fall Open House: 10/21 (土) 10am-4pm @U of I Japan House (2000 S Lincoln Ave, Urbana) 11amから池坊専好さんによるプレゼンテーションがあります。(無料) 他、茶道体験 (要チケット$6)、庭のツアーなど。
◎Flower and Sword (『花戦さ』): 10/22 (日) 10am- @Art Theatre (126 W. Church St, Champaign) 安土桃山時代に活躍した初代池坊専好が主役の時代劇映画です。日本語音声、英語字幕。(映画HP) (日本、2017年、野村萬斎ほか)
◎Ikebana Demonstration: 10/22 (日) 2pm- @Krannert Center for Performing Arts Foellinger Great Hall (500 S Goodwin Ave, Urbana) 生け花のデモンストレーション。チケットの必要なイベントです。おとな$34、学生$15、イリノイ大学学生・子ども$10ほか。
◎Shocktober @ Art Theatre: ハロウィンにあわせたホラー映画月間で、名作、人気作の上映があります。ゾンビの生みの親、ジョージ・A・ロメロ監督の追悼上映George A. Romero Double Feature (10/27, 10pm-)など。毎日の上映は、HPへ。
◎Curtis Orchard Pumpkin Patch: リンゴ狩りもできるCurtis Orchardで、ハロウィンの飾りに使うパンプキンも畑から自分で選んで買うことができます。10月30日までは月〜土9:00am-6:00pm、日11:00am-6:00pmの間、営業しています。(Curtis Orchard, 3902 S Duncan Rd Champaign)
■Justin Timberlake「CAN’T STOP THE FEELING」■カウントダウン・キッズ「エルム街の悪夢」■Luis Fonsi feat.Daddy Yankee「Despacito」