クリスマスのU-Cは、しーんとしていました
日本は年末は寒波がやってきて、Kyotoも初雪が降ったそうです。U-Cは、クリスマスは快晴、バスも止まり、多くのお店は閉まり(アジア系のスーパーは盛況でした)、街もキャンパスも静かでした。
Kofiさん初出演、Ryutaさんと楽しくコメント
2018年最後のHarukana Showでは、Manga ArtistのKofiさんにスタジオにお招きしました。後半のトークは、SKU2018第2弾、「チーム電車通学」のトークをお届けしました。RyutaさんとKofiさんからいろいろなコメントしていただき、賑やかな1時間でした。
Manga Artist, Kofiさん
KofiさんはChampaign出身、現在は、Eastern Illinois Universityでアートと中国語を勉強しています。アマチュアのManga artist(日本語で描いてます)。日本のFukuokaに1ヶ月滞在し、日本語とMangaの勉強をしました。
Part1, Kofiさんの自己紹介、Alexさん、祝就職!韓国の電車の乗り換え曲
Alexさん、祝大学院卒業&就職
まず、僕の大学院生活が終了しました。先月卒業試験を受けて2年間の大学院生活が終わりました。そして、ついに僕が会社に就職しました!来年1月2日からゲーム会社に働くことになりました。しかも僕の業務は翻訳で僕が一番やりたいことです。やっと僕の願いが叶いました。本当に感無量です。もう僕は学生じゃありません。新入社員Alexです。両親も親戚も僕の就職に喜んでいます。これからの会社生活が楽しみもありますが、緊張感もあります。
韓国の電車「乗り換え曲」
さて、今週のお題は「電車通学」ですね。僕の場合は電車で通学したことはないですが、インターンする時電車で通勤したことはあります。その時働いた会社が結構遠い距離にあったので、電車で1時間半かかりました。しかも出勤時間の電車はたいへん混んでいて、席に座ることはほぼできませんでした。今週の曲はこの電車に合う曲を選びました。作曲家はアントニオ・ヴィヴァルディで曲名は「調和の霊感 第6番 RV356 第3楽章」です。この音楽は2012年まで電車の乗り換え駅に到着する前に流れる音楽です。1999年がら2012年まで使われていました。この曲を聴くと今でも、“あ、もうすぐ乗り換え駅だ!”と思います。(その後、こちらの曲が使われています)by Alex
実は、Kofiさんもゲーム会社に勤務していたことがあります。「世界の今の男の子たちの憧れる仕事」、なのだそうです。
Part2, SKU2018(2)「私たちの電車事情」withチーム電車通学
KU(Students of Konan University)2018Special
2018年12月19日(水)7:45PM-9:00PM, 日本時間の12月20日(木)10:45AM-11:50AM, 日本の神戸にある甲南大学の教室523と、アメリカのコミュニティラジオ局のWRFUのスタジオとをオンラインでつないだSKU20183チームによる生放送のトーク番組をお届けしました。先週のHarukana Showでは、「明日から誰かに言いたくなる!じゃんけんほい!」を再放送しました(HS Podcast No.405)。今週は、チーム電車通学の「私たちの電車事情」をお届けします。出演は、 Kawa-chan, Rihopin, Andyです。
座れるか座れないかは運命の分かれ道
私たちは3人とも電車で通学しています。時間割や満員具合によって座席に座れないことが多々あります。しかし、早朝から1時間ほどかけて通学する私たちにとって、電車の座席に座れるか座れないかはその日のコンディションを左右するのです。きっと、皆さんも似たような経験をされているのではないでしょうか。
満員電車での面白体験
Kawaちゃんは、実際に満員電車で面白い体験をしました。それは、満員電車に乗っていた時、近くにいた欧米の方が満員電車の中にいる自分をカメラで撮影していたことです。そこで、横にいたKawaちゃんも一緒に映り込み、満員電車内で交流したという話です。日本ではあまり見られない珍しい体験をしたことによって、日本と海外の電車にはギャップがあるのか疑問を抱きました。
日本と海外の電車を比較―留学生にインタビュー―
私たちは、甲南大学国際交流センターという留学生が集う施設でインタビューを行いました。参加してくださったのは、アメリカ(イリノイ州、ニューヨーク州出身)の方2人、中国(北京出身)の方1人でした。海外の方とお話しする機会ができてとても楽しかったです。インタビュー内容は、日本に来て感じた電車のギャップ、母国での電車のマナー、満員電車の有無とその時間帯、座るための工夫はしているか、優先座席の有無とそのルールについて尋ねました。
日本の電車は快適で最高!
日本の電車は清潔で、コンビニやトイレなどの施設が充実していることが普通です。しかし、海外と比べることによって、そこにはギャップがあると感じました。普段当たり前だと感じていた日本の駅構内の設備が、海外ではあまり見受けられないことが判明しました。今回は日本、アメリカ、中国の電車事情をご紹介してきましたが、電車一つをとっても国によって特色があるものです。所々に日本らしい一面を感じさせる電車、ぜひ海外の方にも体験してみてほしいものです。
Part3, 私たちの電車事情、コメント
駅のどこかにトイレはあってもプラットホームには、ないなあ byKofi, Ryuta
チーム電車通学の3人が一番気にしていたのは、海外の電車には、日本のように駅にトイレがないのか?
KofiさんとRyutaさんの話では、長距離電車の駅にはどこかにトイレがある場合が多いですが、プラットホーム内にはないようです。またアメリカの電車でも、飲食が禁止されている場合があります。Kofiさんの話では、Chamoaign-Urbanaを走るバスでも飲食禁止、また大きな音量の音楽も禁止されています。優先座席は、日本と同じようにあります。Kofiさんにとって、日本の電車は、時間に正確なので「効率が良い」と感じたそうです。
中国の電車では物を食べないのは意外でしたby Kumi
電車チームの電車事情についてもお国が違うと色々あるんだなと思いました。このチームはすごくテンポが軽快で安心して聞けました。学生さんも言っていましたが駅にトイレがないとはびっくりです!いざって時に困りますよね・・・中国の電車では物を食べないというのも意外でした。日本の電車はどこの国の人も正確でびっくりすると言ってますよね。間の音楽のチョイスも渋くて素敵でした。懐かしい感じがしました。by Kumi
NYの地下鉄パフォーマンスは許可がいるようです by Kana
電車に乗るときにそれぞれが気をつけていること、という話題から始まったのが、わかりやすかったです。乗り物や駅というのは、近代社会には欠かせないものなので、さらに深く広くリサーチできそうなテーマだなと思いました。NYの地下鉄パフォーマンス、電車の中はわからないですが、駅構内のパフォーマンスは許可がないとできないのですね。(詳細はこちら)NYの地下鉄に乗って、電車内のパフォーマンスに遭遇したことがあるのですが、小学生ぐらいの子どもたちがポールダンス? をしていてとても面白かった記憶があります。by Kana
席を確保する工夫に共感 by Kyoko
私も大学に通勤するのに、1時間(2回乗り換え)電車に乗っているので、「そうそう」と共感しながら聞いていました。確かに座る座席を確保するためには、「早めに並ぶ」「人が少ない車両を選ぶ」のが大事ですし、通勤時間短縮のために、乗り換えしやすい車両に乗るという工夫を私もしています。
国際交流センターで各国の電車事情についてインタビューした結果にもとづいてお話ししていたのがよかったです。ただ、国だけではなく、都市か田舎かでも、電車事情は違ってくると思うので、インタビューした方が、例えばアメリカのどこに住んでいるか、といった詳しい情報があればもっと良かったと思います。
インドの列車には女性専用車両も1等、2等車
時間の制限から、「優先座席」の話に絞っていましたが「女性専用車両」のことなど、電車をテーマに色々と話が広がりそうです。私が調査で行くインドの列車には1等車、2等車があって、料金が違います。また、大都市ムンバイの近距離列車には、女性専用車両があり、1等車、2等車に分かれています。女性専用の1等車に夕方の通勤ラッシュの時に乗ったことがあるのですが、料金が高いはずなのに、かなり混雑していました。ムンバイの通勤ラッシュのビデオ(YouTube)byKyoko
Kofiさんは、日本の電車に「女性専用座席」があると聞いてびっくりしていました。KofiさんのMangaトークは、改めて1月にお届けします。お楽しみに。
■Sara Chan「Violin Concerto in A Minor, RV 356: I. Allegro」■山本健二「汽車」■ THE BLUE HEARTS「TRAIN TRAIN」
2018年もHarukana Showをサポートしていただき、ありがとうございます。新年も、金曜日6時から、いつものようにHSをお届けします。年末、年始を少しでもゆっくりと過ごせますように。Mugi