まだまだ寒い日が続いています
U-Cは、暖かな日があるかと思えば、気温が急降下、今日は、日中でもマイナス7度前後。日本も、まだまだ寒い日が続いているようですね。今日の話題は、インフルエンザや咳エチケット、そして、日本・ミャンマー合作映画『僕の帰る場所』についてです。
Part1, バレンタインデー、日本の80年代のCity Pop が海外でブレイク?
インフルエンザ、バレンタインのチョコレートby Yoshi@Nigata
「インフルエンザはまだまだ流行っているようです。タイプが違うインフルエンザにかかってしまう人もいるようで、もうしばらく警戒する必要がありそうです。それにしても、今年はハワイでも雪が降ったそうですね。いろいろなことがあるものです。」「バレンタインデーのときに家族で楽しんだチョコレートのパッケージを送りますので、ご笑覧ください。」by Yoshi
フロリダは苺の季節、ストロベリーショートケーキby Tamaki@Florida
フロリダは現在苺の季節で、spanish bakeryのストロベリーショートケーキ(アメリカ風の姿でありながらも、苺の甘さを活かした苺たっぷりソースと甘過ぎないスポンジケーキに生クリーム大盛り)にハマってます。by Tamaki
Part2,Flu対応の文化差、フランスには学級閉鎖がない!CUイベント情報
Kyokoさん(Nara, Japan)、Sayakaさん(Albi, France)、Mugiko(Champaign, US)の3人のメールで、インフルエンザについて話題となりました。Kyokoさん、Sayakaさんのそれぞれの小学生の子供がインフルエンザにかかって1週間、学校を休みました。そこで意外な発見。
フランスには「学級・学校閉鎖」がない!by Sayaka@Albi, France
日本と同じようにフランスでもインフルエンザが猛威をふるい多数の死亡者が出ています。そうした状況の中でわかったのが、フランスには「学級閉鎖」がないこと。3分の2の子どもがインフルエンザで休んでも学校は休みになりませんでした。もともと週休3日なので、ここで休むと取り返しがつかないことになる(!?)のかもしれません。by Sayaka
Fluへの過剰な対応は日本の労働文化とも関係している?by Kyoko@Nara
Kyokoさんの夫はフィンランド出身ですが、学級閉鎖はないそうです。フィンランドでは、熱が出たら(インフルエンザの検査をしなくても)学校でも仕事でも休みますが、日本では、熱が出ただけでは仕事は休みにくい。インフレンザへの過剰な対応(予防接種やマスクなどの咳エチケットなど)は、日本の労働文化とも関係していそうです。 ちなみに、フィンランドでは予防接種は無償です。by Kyoko
100均の消毒アルコールのお手拭き by Kana@Kyoto
Kanaです!咳の話で思い出したのですが、「咳やくしゃみをするときは手で覆いましょう、覆った手は洗ったり、消毒をしましょう」という指導のポスターを確か大学でみたことがあります。私は消毒アルコールのお手拭(100均で買える)を持ち歩いていることが多いです。by Kana
アメリカは咳は腕で受け、手指用消毒液を頻繁に使用 by Ryuta@Shizuoka
インフルエンザは国によって対応が違うのはおもしろいですね。アメリカは、flu shotを受けるように、と(下手をすると日本よりも強く)勧められる気がします。アメリカもある意味、ワーカホリックな国です。 体調が悪くて仕事を休むことはできても、これによって減収になっても、それに対する保障が十分にない、という側面もあります。
また、咳のマナーとは少し違いますが、アメリカでは、「風邪をひいているから、今日は握手をしません」という人に会うことがあります。(うつしてしまうから) くしゃみは手のひらでなく、腕で受けろ、というのも言われると思います。(これも、手でうけると、その後に触る物を通じて蔓延させてしまうから。)また、アメリカでは、hand sanitizer( 手指用消毒液)を持ち歩いて、こまめに消毒をします。by Ryuta
インフルエンザへの対応の文化差の話題からこんなに盛り上がるとは、、、またゆっくり特集いたしましょう。Mugi
C-Uイベント情報:鼓童公演
◎Day of the Drum: Kodo (鼓童)@ Krannert Centre 3/2 (土) 7:30pm- *北米ツアーの一環で、シカゴでも2/28(木)に公演するようです。
このようなパフォーマンス太鼓は比較的最近になってできた音楽なのですが、北米にある太鼓グループは、こういったグループからの影響を受けていることが多いと思います。by Ryuta
Part3, 日本・ミャンマー合作映画『僕の帰る場所』監督・脚本・編集:藤元明緒
昨年の秋から日本で公開されているこの映画 について、文化人類学者のKatsumiさんからメールをいただきました。「今話題になっている在日の外国人家族をテーマにしており、異文化理解や、日本とミャンマーの対比ということで、気付かされることが多くありました。ぜひご紹介いただければ幸いです。」Katsumi-san
ある在日ミャンマー人家族に起きた、切なくも心温まる感動の実話 by公式サイト
「世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に描く。出演者の多くには演技経験のないミャンマーの人々を多数起用。まるでドキュメンタリーを思わせる映像は、ミャンマー人一家の生活を優しく見守りつつ、彼らが置かれた厳しい環境をありのままに映し出すシビアな眼差しで貫かれている。」
Makoさん(文化人類学者)からの感想の一部も掲載させていただきます。
同じ家族の成員であっても、それぞれが自分の人生の中で判断、選択
「日本→ミャンマーと移動することで、同じ家族内においても、その波紋のありようが各人各様に丁寧に描きこまれていて、とても見ごたえがありました。ひとつの家族を十把一絡げとするような大雑把な社会認識が全くないことに、絶賛(パチパチ!)でした。同じ家族の成員であっても、世代の問題が過酷にのしかかっていることが、よく理解されました。法律とは関係なく、この映画を見ると、人間あるいはその状況によってはかなり早い時期に、”自分の人生”すなわち親の判断とは無関係に生きるという選択肢が必要な子供もいるのではなかろうか・・・などという思いが去来しました。」(Mako-san、文化人類学者)
劇場情報:福井「福井メトロ劇場」2/9(土)〜2/22(金)、石川「金沢シネモンド」2/9(土)〜2/22(金)、大阪「シネ・リーブル梅田」2/15/(金)〜2/28(木)、東京「下高井戸シネマ」2/23(土)〜3/1(金)、埼玉「川越スカラ座」2/23(土)〜3/8(金)兵庫「塚口サンサン劇場」3/1(金)〜 3/7(木)、宮城「フォーラム仙台」3/8(金)〜 3/14(木)、栃木、「宇都宮ヒカリ座」4/6(土)〜4/19(金)
この映画がアメリカで上映されたらどのような反応だろう?
R「家族のあり方が、国境を越える、言語文化圏を越えるとさらに複雑になるという、移民問題に限らず、より普遍的な問題として描かれているのかなあと思います。」M「この映画を、アメリカで上映されたら、観る人の反応は、日本とはまた違うかも。」R「自分の問題と重ねながらより切実な気持ちで観る人が、アメリカでは日本より多いかと思います。」(Rtyuta、Mugi)
■竹内まりや「プラスティック・ラブ」(最近ハマっているCity Pop musicから、そして何故かPlastic Loveは海外でも有名らしいので…by Wataru)■東京スカパラダイスオーケストラfet.宮本浩次「明日以外すべて燃やせ」■東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生「俺たちの明日」