京都は連日猛暑日、U-Cは爽やかな夏の日差し
ここ、京都は、連日、最高気温が35度を超す猛暑日、ねっとりした蒸し暑さです。ツバメは巣立ち、京都の鴨川には親ガモと小ガモたち、Mugikoは、通勤路でウリボウ発見(イノシシの子、背のタテジマがマクワウリを連想させるところから由来)。U-Cは、今週は、爽やかに暑く、夜風が気持ちよく、野外コンサートにはちょうど良い気候です。そんなUrbanaのスタジオからは、TamakiさんとTomさんのお2人です。
Podcastは3部構成、サマータイム・ブルースで熱く、後半はリクオとのトーク
TamakiさんとMugikoと苦瓜(bitter melon)のおつまみトークからU-Cイベント情報が始まります(さっと炒めて鰹節とお醤油で、生を塩麹でもんで生姜すりおろし+ビール)。
音楽は、ロックを中心に。ミュージシャン、リクオのコラム(高知新聞)とともにRCサクセション「サマータイム・ブルース」を、今、だから、お届けしました。後半は、地味に真面目に、リクオとトーク、題して「インディーズな時代」。
HS Podcast No.120-1 July12, 2013:子供の頃から苦瓜+U-Cイベント情報
HS Podcast No.120-2 July12,2013 :「忌野清志郎にささげるレクイエム」by リクオ
HS Podcast No.120-3 July12, 2013:インディーズな時代 with リクオ
U-Cイベント情報(来週分のみ記載)
◎ Champaign Music Festival@ダウンタウン:2013年6月20日(土)6PM〜Midnight
◎ PECHAKUCHA NIGHT C-U Vol.13 @Krannert Center for the Performing Arts:7月20日(土)7.30PM~(20枚のスライドを用いて1枚20秒、計400秒の持ち時間で熱くクールなプレゼンテーション、観客ののりもよく、凝縮した時間を楽しめます 。by Mugiko)
小学校も中学校も高校も大学も夏休み。家族との時間をどうやって過ごそうか、という方へTamakiさんからのおすすめは、このサイトです。visit champaign county、シャンペーンやアーバナのダウンタウンだけでなく、Champaign County内の、大小の地域のイベントが掲載されています。
リクオ「忌野清志郎にささげるレクイエム6−泳ぎ続ける勇気」高知新聞2013年6月24日
2週間前にリクオからのコラムが届きました。その後、日本では、原子力発電をめぐる問題が、次々報道されています。「高浜原発、MOX燃料搬入完了 関電、プルサーマル申請へ」(朝日新聞デジタル2013年6月28日)、「原発再稼働、5原発10基が申請、新基準で」(日本経済新聞2013年7月8日)、「『論理と倫理』なき原発再稼働と原発輸出」(WEB RONZA2013年07月08日)「高濃度汚染水、海に拡散か」(NHK NEWS WEB 2013年7月10日)など、など。福島第一原発事故の被害がいまだ続いているというのに、再稼働申請、原発輸出と議論が大きくなってゆく、、、そんな今、だから、RCサクセションの「サマータイムブルース」(1988) を聞いてみたくなりました。
インディーズな時代 with リクオ
リクオのコラムを読んだあと、たまたまリクオと話す機会がありました。「マスメディアからの報道を聞いていると暗い気持ちになりがちだけど、その水面下で、ミクロな生活世界は、確実に何かが変わってきている、そこに希望があるんじゃないか」、と。日本全国で、年間120本のライブをこなすリクオが、今、観ているのはどんな世界だろう。
インターネットの時代にCDの手売り
「CDがショップでは売れずライブで手売り」「若い人たちのあいだで、お金を出して好きな音楽を買う文化がすすたれつつあるかも」「音楽もデジタル化、MP3形式の音が流通するなかで、世代によって音に対する感覚も異なる」「表現したい人には表現するツールがあり、プロとアマの垣根が曖昧になっている」
インディーズのミュージシャンとグラスルーツなライブ企画の倍増
「こんな時代なのに、だから、インディーズのミュージシャンが倍増」「印税では食べてゆけない。年間、多数のライブをこなす」「SNSの発達し、観客と演者の距離がなくなり、場所をこえた情報交換も容易になった」「一般の人々によるグラスルーツなライブ企画が、どんどん増えている」
「場所の実感、顔が見えるリアリティ」を大事しながら、「ミクロとマクロのセカイをゆきかい、そこから見えてくるものがある」というリクオのスタンスは、3.11前も後も変わりません。
リクオと話していて、アメリカのコミュニティラジオの動向も同じだなあと思いました。今は、プロじゃなくても、メディアを使えるし、生み出すことができる。メディアのこっちとあっちの境がなくなって、一人一人から始るグラスルーツな動きが大きくなっている、と思います。Harukana Showの場合は、地面を感じながら、何かにゆら〜り、と浮かんでいる、そんなところが、実感です。by Mugi
■ Cocco「小さな雨の日のクワァームイ」■Eddie Cochran- Summertime Blues (1958) ■RCサクセション「サマータイム・ブルース」■忌野清志郎・三宅伸治「シュー」■MAGICAL CHAIN CLUB BAND「Keep on Rock!!」